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不登校の少年を鼓舞するという貴重な体験をさせてもらった

先日、不登校になったという友人の子どもと食事をする機会があった。その少年はいじめられたとかではなく、「学校がつまらない」という理由で不登校になったらしい。

話には聞いていたが、実際に会ってみるとすべてに対して斜に構えていて、驚くほどすべてを見下している。ストレートに見下しているというよりも、なんというか、社会全体を見下しているような感じだった。

僕は話しながら凄く考えた。どういう感覚なんだろう。仮説として「自分が世界についてはすべて分かっていて、もうこの世界では学ぶべきことなんてない」という思いではないか。そういえば以前、お母さんから「先生も信用できない、言っていることが変わる」みたいな話があった記憶がある。

ちなみにその子の両親はめちゃくちゃ良い人たちというか、僕自身も尊敬する人たちで、「親に問題があった」とは無縁な人たちだ。

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