Q&A集 レジンのNG !最終更新日2022.4.7


これからレジンをはじめる人
すでに始めてる人へ

知って欲しい。
やってはいけない事〜レジン編〜

資格講座などでも教えられてたりするアレが…まさか危険だったなんて!というものも紹介しています。
当たり前と思ってやってること、本当に大丈夫?

アレルギーか、ただかぶれたかまでは分かりませんが、未硬化レジンが原因で起こった…というツイートを見て改めて危険と言われてる事をまとめてみました。
かわいいアクセサリーや小物、せっかく可愛く着飾ってるのに肌が爛れたり腫れ上がったり…湿疹は痒みも伴い、見た目も生活面でもとてもツライ思いをします。
正しく作って悲しい思いをする人を減らしたい!

まずはじめに
レジンとは?→樹脂の事です。
(樹脂の英訳resin)

こちらのページは一般の人がアクセサリーや小物を作れるようにと【ハンドメイド用に開発されたレジン液について】お話しします。

家庭で簡単に液体状のレジンを固めて小物入れやアクセサリーパーツなどを制作できます。

ハンドメイド用として売り出されてるものは大きく分けて2種類

★UVレジン★
紫外線を照射する事によって硬化します。
紫外線が当たらない(光を通さない)場合は硬化しません。

★エポキシレジン★(2液レジン)
主材と硬化剤を混ぜると反応が起きて硬化します。

制作の際にはマスク、ゴム手袋や保護メガネをして、換気をしましょう!

*揮発性があります。(硬化の際に特に揮発するそうですが、揮発してるのは目に見えないので未硬化レジンは全て警戒してください。そのくらい心配性でいいです。)
*未硬化レジンはアレルギー発症する危険性があります。(すぐかもしれないし、数年後かもしれません。起こらない人ももちろんいるでしょう。発症は突然起こります。触っても自分は平気って言ってる人、すぐ手袋してください。手袋についた場合もすぐに拭き取りましょう。)
細かい解説や制作についてやレジンの特性のアレコレはまた別ページを設けたいと思います。(時間がある時に少しずつ書きますので公開日など未定)

【絶対にやらないで!レジンNG集】

UVレジン編 Q&A方式

Q. A社のレジン液が足りなくなった!B社の混ぜて良い?
A. 絶対にやめてください。【硬化不良の原因】となります。同社でも製品が違えばやめてください。
ただし、硬さを調整できるように開発された混ぜ合わせることの出来るレジン液も存在します。要確認。基本は混ぜ合わせれないです。仮に上手く硬化しても時間が経った時にどんな事が起きるか分かりません。

起きた例として1つ
ベタベタになってきたりします。

A社を完全硬化後→B社を重ねて硬化する事は可能です。が、密着度、収縮率、膨張率などの違いで剥がれたり割れてしまう事はあるかもしれません。

どうしても2種類以上を使いたい…などありましたら販売する場合は何個か作ってみて品質チェックをしてからにしましょう!お客様の元で割れたり剥がれたりしてしまうかもしれません。

別のレジン液同士を混ぜるのは基本NG!は守りましょう!

補足
収縮率、膨張率の差で破損する事があるので
ガラスにレジンを入れて硬化する事も危険です。
制作中や、制作後にもヒビや割れて飛び散る危険があります。(時間が経過してから割れるのはレジンの収縮でガラスが内側に弱い力でずっと負荷をかけられているために起こる物と推測されます)

制作した際は大丈夫だったのに大切に保管していたら割れていたという例もあります。

Q. 外側だけカチカチで中が水みたいに動く〜!可愛いからこのままアクセサリーにしていい?
A. 絶対ダメです。外側が割れた場合、未硬化レジン が出てきます。未硬化レジンに触れるとアレルギー発症の原因にもなります。
液体と固体と中の空気の膨張率の差で破裂する恐れもあります。怪我に繋がりますので絶対に中まで硬化してください。

Q. ウッドレジン、UVレジンで作って良い?
A. やめてください。木に染み込んだレジンは木の不透明度で光を通さず未硬化状態です。木材側に特殊な加工をする事でUVレジンで制作も可能ですが、やるならエポキシレジンを使いましょう。
ウッドパーツなどを使用する場合、ニス塗布などされていない物はUVレジンが染み込んで危険です。使用する場合はニスを塗ってください。
*ほとんどのウッドパーツはレジンを流し込む為に作られておりません。

不安な場合や販売する場合は試作品を制作し、ニスの下に染み込んでいないかカットして確認をするようにしてください。もしくはエポキシレジンで制作してください。

Q. 金属金具、レジン液で接着できる?
A. 出来ません。そして危険です。やめましょう。金具は不透明なので、レジンのカラーによっては金具の下は未硬化です。使用してる間に隙間が生まれ、滲み出てきてアレルギー発症に繋がる恐れがあります。
そして、レジン液には接着効果はありません。力を入れると簡単に取れます。金具の下が未硬化なら尚更です。用途にあった接着剤を使用してください。
パーツなども同じです。接着には向きません。埋め込む事は出来ます(影が出来ないように硬化できる状態のみ使用可能)
不透明なパーツや金具を使う場合は接着剤を使用してください。

Q. 綺麗なお花を貰った!永久保存したい物はレジンで固めれば良い?
A. ただ閉じ込めただけで時間と共に劣化していきます。レジンは今の綺麗なままを永久保存できる万能なものではありません。水分のあるお花は腐り、やがて中でドロドロになります。水分や油分のある食べ物も同じように中で腐ります。じゃあ、乾燥させたらok?そんな事はありません。乾燥させた食材にも期限がありますよね?
開封していないお菓子や密封している食材が劣化してくのと同じです。閉じ込めようが少しずつ劣化します。
腐った物は菌が繁殖しています。ヒビやコーティングの隙間から漏れ出てくる可能性が高いです。危険ですので捨ててください。そもそも、腐るものを入れるのはやめましょう。食べ物はコーティングの隙間から漏れた匂いにG様も寄ってくるわよ。

乾燥させたお花は少しずつ退色します。保管環境によって退色速度は違います。着色されたお花は長持ちですがこちらも少しずつ退色します。パーツや着色剤、シールなども同じです。
外に放り出していたオモチャのシールや本体が色褪せてた経験ありますよね?保管環境によってスピードは違えど、少しずつ劣化します。
退色したアンティーク感を楽しめる作品も沢山ありますので、退色が全てダメな訳ではありません。

ただ、腐った物の菌の量は悍ましい。
そんなものが漏れ出た事を想像してください。
生花や、食べ物はやめましょうね!


Q. レジンでお皿やお箸を作ってみようかな?

A. 衛生上よろしくありません。やめましょう。クラフト用のレジン液は食器などを作るために開発されておりません。そして万が一、未硬化や硬化不良があった際は身体に害を及ぼす可能性があります。危険です。アレルギー発症にも繋がりますので絶対にやめましょう。


Q. コロナ禍だし、レジン作品はアルコールで拭いて送ったほうがいい?
A. ちょっと待って!レジンはアルコールに付けておくと溶ける(柔らかくなったりする)性質を持ってるから、一瞬といえどベタつきの原因になるよ。気遣いは素晴らしいけど、アルコール消毒はやめておいて。


総編集 megamama(note主)
*他のページは主の自由に書いてるものです。
*このページはレジン作品の制作で共有していきたいNG情報を纏め、知っていただくために制作しております。

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