美容院で昭和ノスタルジー

先日、カットに行ったオーナーさんが懐かしい作家さんの名前を出してきた。

懐かしいなんて言ったら失礼ですが村上春樹さん。 オーナーさんがその春樹さんの新刊て出ていたドライブマイカーを買って読んで、やっぱり村上春樹っぽい作品だなぁ~なんてデジャブ感もあったそうなのですが、本棚にしまおうとしたら、昔買ったドライブマイカーがあったんですって😅💦そのショックときたら、小さい字が見えなくなってきたり、いろいろお年が気になってきているちょっと私よりお兄さんなオーナーさん。悔しくて更に彼の作品を21冊くらい買ってしまったそう。すごいファンですね。

彼の作品は、ノルウェイの森しか残念ながら読んだことがないのですが、高校生の多感な頃だったのでハードカバーの赤と緑、ちょっと仲良しだった部活の(班活って呼んでたけど)先輩に借りて読んでいた記憶がある。休み時間に先輩の教室の廊下に遊びに行って、いっぱい皆がいる中でやり取りをしている高校生の自分と先輩や一緒に行ってくれた同級生や先輩と仲良しの女子の先輩が浮かんできました。若干、本が恋愛モノでもあったし、そんなやり取りは学生っぽいですね。本てその頃の方が、字面とかもハードカバーの一冊一冊重みがあったよね。

仄かにちょっと淡い恋心もお互いあったけど、かといって何も進展もなかった。そんな思い出とセットのイメージが村上春樹なのです。話の中身も今読んだら面白いよなんて言われたけど、久しぶりに読んでも面白いのかもしれませんね。                 

秋の夜長に皆さんが読みたい懐かしい一冊は何ですか?あなたの懐かしい一冊に挟まれた記憶の栞に私は興味があります。よい夜を。

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