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V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第7節2023.4.1 VSベガルタ仙台(解説:手倉森誠)

(前回までのあらすじ)

開幕から4戦で2分2敗。

窮地のV・ファーレン長崎は第5節アウェイで昨年2敗を喫したロアッソ熊本を相手に今季初勝利を挙げる。
そして第6節。ホームモンテディオ山形戦。
帰って来たファンマのハットトリックで劇的勝利。
窮地からの二連勝。
2022年6月以来のカンターレがトランス・コスモススタジアムに響きわたった。

勢いをもって臨む第7節。
立ち塞がるのはベガルタ仙台。
さらにDAZNにはあの男の名前がー

手倉森誠

(以上あらすじ終わり)

昨年の対戦では情念が渦巻いた仙台戦。
今年は昨年の1勝1敗という結果と、オフシーズンの動向で一旦落ち着いた感がありましたが
DAZNの解説に2019年、2020年長崎を指揮した手倉森誠氏のキャスティングが発表されるとにわかに(一部)外野が賑やかになった気がしました。

両チームに縁がある方なので、よくよく考えると自然と言えば自然なキャスティングなのかもしれません。

チームはそんなざわつきはどこ吹く風でしっかりとピッチに照準を合わせて試合に臨んだと思います。

試合は69分に生まれたファンマのゴールを守りきって1-0で勝利。
2分2敗からの3連勝。勝ち点11位で順位は7位となりました。

では印象に残った選手をつらつらと。

カイオ選手

試合前にちょっと騒がしくなる話題もありましたが、今節は集中したプレーを見せてくれたと思います。
ファンマ選手と同時となった後半45分の交代は、今節彼に課せられたのミッションを果たした証のような気がします。

カイケ選手

とにかく弾き返す姿を見てかつてのブラジル代表のオジバン選手を思い出しました。
(代表は短期間だったのですが、ブラジル版「秋田豊」みたいなインパクトある選手でした。ちなみに漫画「ファンタジスタ」の帝東高校のFW尾地場のモデルです。)
あと試合の度に飛躍的に成長している感じは、身体能力と相まってSLAM DUNKの桜木花道を彷彿とさせられました。(たぶん前日に「THE FIRST SLAM DUNK」みたせいですが。
21歳。まだ先が長いシーズン。
若さゆえのミスがこれからあるかもしれませんが、しっかりと長崎で育っていってくれるように見守り応援したいですね。

櫛引選手

今季のディフェンス陣の心臓は櫛引選手だと思います。
4月3日までの「推し総選挙」での上位入りに欲が出ているようなのでまだ未投票の方はぜひ一票(下記ツイートをリツイート)を。

※4月3日 11:59まで


波多野選手

今節の仙台のGK林選手も昨年までFC東京に在籍。
出身も隣町(市)同士と個人的に興味深い対戦でした。
2018年にFC東京の練習を何度か見学行ったのですが、波多野選手も林選手もとにかく声がデカ(うるさ)かったのがすごく印象に残っています。
改めてまさか長崎に波多野選手が来るとは。
そしてこんなにも頼もしいとは。

笠柳選手&五月田選手

まとめてしまってなんですが、二人とも短い時間でしっかりと「怖さ」や「強み」みたいなものを示してすごく頼もしいですね。
与えられた時間で結果を出してスタメンを掴もうというギラついた感じがすごくあります。
ちなみに4月1日放送の「密着 V・ファーレン長崎2023」でハーフタイムのロッカーのシーンがあるのですが、そこで映る笠柳選手の眼が中々にすごい眼をしているのでぜひ見てみてください。
あの眼であの活躍は納得です。


最後に

解説:手倉森誠氏

米田選手の仙台18番へのパスミスを
「同じチームにいたので思わず間違えましたかね笑」は
「18番引き抜いたのあんたやんけ」と油に火を投げ込んだ感がありましたが
概ね監督時代のコメントと同じ目線の語りだったのかなと思います。
個人的には解説に向いている気がします。
(終盤しゃべり疲れたのか少し滑舌悪くなっていた気もしますが笑)

「流れ」について語る所が多く、悪い流れの後には良い流れが来るとか我慢の時とか、「まあそうだよね」と思うところも少なくなかったのですが
その流れを変えるために具体的に何をするべきかまでは語らなかったのは、狸的キャラ故なのか自身が答えを持っていないが故か。
(それが2020年の結末に至った要因の1つだったのか)
少し余韻が残る部分でした。


次節はアウェイザスパクサツ群馬戦。

アウェイで清水に勝利し、7節も逆転勝利と非常に好調なので過去の対戦成績通りの試合にはならないと思いますが、4連勝を期待して現地観戦行ってきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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