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台風のニュースも見方が変わる? 940hpa  45m/s 60m/s Typhoon 小型船舶操縦免許 のために勉強したことで解ることがあるのです

はじめに


台風が近づくとニュースが伝えています。
940hpa  45m/s 60m/s Typhoon
⚪気圧がめちゃくちゃ低い 940hpa
⚪最大風速 45m/s これはかなりの強風が予測される
⚪瞬間最大風速 60m/s  最大風速からみれば、これは頷けるかな

そんな週末に、テレビをみながら、船舶免許で学んだ、台風のことを
思い出しています。
私は、素人ですから、ここに書いていることはあくまで、都内に住んでいる #レンタルボート乗り  の私が自分用のメモを兼ねて書いたものです。
試験の勉強を通じて、また、その後の #特定小型船舶操縦免許  (小型旅客安全講習)の受講を通じて得た情報を書いてみました。
小型船舶操縦士 試験の難易度は極めて低いですが、そこで何を学び吸収するかを考えると、浅いけれど人生大事な知識が身につくのは事実で、言わば自分次第では、船舶免許と同時に大きなものが手に入ると言えます。

※実際の気象 海象 の情報は、あくまでプロの方 資格をお持ちの方の
情報をご確認ください。

【小型船舶関係で取得した資格】
⚪1級小型船舶操縦士
⚪特殊小型船舶操縦士
⚪特定小型船舶操縦免許(小型旅客安全講習)
⚪第1級海上特殊無線技師

ここに書いていることは、10年近く前に #小型船舶操縦免許  を取得した祭に、教科書を元に得た情報です。現在とは、その内容にたいして変更が行われたり、状況に変化があるかもしれませんので、冒頭にお断りしておきます。

熱帯低気圧と台風

熱帯で発生する低気圧で、中心付近の最大風速が17m/s(風力8)以上は台風と言います。前線をともなわないことも台風の特徴です。
低気圧は周囲より相対的に気圧の低い領域で、閉じた等圧線で囲まれたところを低気圧とと言います。
低気圧の中心に向かい、時計の反対周り(北半球)に風が吹き込み、低気圧の域では上昇気流が発生している。

台風の進路

台風は7月から10月にかけてマーシャル諸島、カロリン群島などの近くで発生します。発生後、太平洋高気圧の縁を回るようにして西から北西に進み、北緯30度付近で上層のジェット気流の影響を受け、北東に進路を変えます(転向点)。転向した後は、急速に進行速度を増します。

台風に関する用語

暴風域:台風の中心付近で平均風速25m/s 以上の風が吹いている範囲
強風域:台風のまわりで平均風速15m/s以上の風が吹いている範囲
予報円:台風の中心が到達すると予想される範囲
防風警戒域:台風が予想進路を進んだ場合に平均風速25m/s以上の強い風が吹くおそれのある範囲

台風避航

本来は台風を避けて航行する基本的な考え方をおさえます。
⚪同じ台風でもその勢力にはある特徴があります
 台風の進行方向右半円のことを #危険半円  と呼びます。
 台風の右半円は風が非常に強く、それゆえ危険半円と言います。これは
 台風は一般にその場の風(一般流)に流されて移動しています。右半円で   
 は台風自体の反時計回りの風に、台風を押し流す一般流が加わって、風は
 より一層強くなります。右半円においては、台風自体は反時計回りの渦を
 作りますが、風向そのものは時計回りに風向が変化します。

 一方で台風の左半円では、風は右半円より若干弱いので  #可航半円  と
 呼ばれています。左半円では台風を移動させる一般流と台風の風が相殺し
 ある程度風が衰える傾向があります。
 ※これは、あくまで北半球の場合で、南半球ではこれが逆になります。ま
  た低緯度の地域で発達中の台風は進路が一定しないため、必ずしも右半  
  円よりも左半円が安全とは言えません。左半円では風向は反時計回りに
  変化しいきます。

このことから、今自分がいる場所の風向が時間を追って、時計回りに風向きが変化するとした場合、台風の右半円に居ることは解ります。逆に風向が反時計回りに変化する場合は、左半円にいるということです。

バイス・バロットの法則

北半球の場合、台風(低気圧)の中心方向を知るには、背中に風を受けるように立ち、左手を真横に水平に出します。さらに、その左手を20°〜30°前方に転じます。この時、左手の指す方向が台風の中心方向になります。
これを #バイスバロットの法則 (Buys-Ballot)の法則と言います。

ただこれは、本来の風向で風を受ける必要があるので、建物や山など地形面の影響を受けやすい地上では本来の風向を知るのは以外に困難でですが知識として持っておくことは問題ないと思います。

船に乗らないんですけれど・・

このことを知っているだけでも、船で海に出ない人でも、自分のいる場所が台風のどのエリアにあたるか等、参考になると思います。
例えば、台風の情報をテレビで観ていたとします。
自分のいるエリアが、来るであろう台風に対して、こんな事が参考になります。
私の場合は以下です。
①気圧でその台風の大体の危険度を想像します
②暴風域と強風域の大きさで規模を感じます
③中心付近の最大風速で風の危険度を想定
④自分のいる場所が、右半円になるか否か
これにより、テレビの台風進路予想も見る目が少し変わります

さらにここには書きませんが、小型船舶の教科書には、#天気図
#前線 #雲 #気圧の谷 #潮時と潮位 #陸風と海風  などの知識も出て来ます。これらの知識と海図などの、海に出る最低限の基本の基本の知識が学べるのは、1級受験だと思います。

私 小型船舶操縦免許 自然相手なら学びは必要だから

もし、小型船舶操縦免許をお考えならば、1級免許は必要としないエリアの航行を予定していても、1級を取得することをおすすめします
あんな小さなボートで巨大な大自然の海に出るならば、基本の基にも至らない基礎知識ですが、1級受験に必要な知識すら無い状態で海に出るのは、危険だと感じます。さらに、特定小型船舶操縦免許(安全講習)はぜ受講すべきと強く感じます。
この知識無くして海に出るのもまた大変危険なことだと感じます。
気象 海象 命を守る知識 
山登りと小型船舶、さらには鮒釣りもそうですが、最低限の知識を持ってから海へ そして 山へ 

【免許のことはこちらに書いています】


小さなボートで海に出るのなら
気象 海象 は常に変化します
必要な知識は
基本の基でも 知っていれば
大きな船だって自然を常に観ているのだから

気象に詳しいのは以下のⅡ です



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