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PWCSと放浪皇について思うこと

 こんにちは、疫病吐きです。ここ数日労働がハードでしたのでしばらくごぶさたでしたが、今日はお休みでしたので久しぶりに文章を綴ります。午後から地元のお店に遊びに行こうかとも思ったのですが、昼食後に見事に昼寝してしまいました。まぁゆっくり体を休められたということでよしとしましょう。

 さて、タイトルにもありますが昨年の10月くらいから優勝賞品でプロモ放浪皇がもらえるPWCSが開催されておりますね。放浪皇はマジックザギャザリング(以下、マジック)に携わるものであれば説明不要の強力カードであり、また賞品のプロモは希少性の高さゆえにシングル取引価格も非常に高額なのはみなさんもご存じのことと思います。

 それゆえか、全体から見ればごくわずかなのでしょうけれどPWCS大会に一部トラブルのようなことも起きていると、自ら参加したときに見たり、参加した友人から聞いたりしました。それらを振り返ってみることにします。

①告知不足でプロモ配付基準があいまい
 大会自体は開催されたのですが、終了後に「人数が規定に達していないので放浪皇は配布しない」旨のアナウンスがあって優勝者がプロモをもらえなかったということがあったそうです。3000円払ってスタン落ちのパックでシールドをやって、せっかく優勝したのに配付なしではかなり切ないですよね。お店側もスタートする前に告知すべきだったでしょうし、参加する側としても人数が少なかったのなら、事前に確認したほうがよかったのかもしれません。

②シールドの場合、不正の入り込む余地がある
 PWCSに限らず、シールドの大会が開催されるとこの手の懸念や疑いというのはかなり昔から見聞きしてきました。それでも大きなものがかかっていなければ、草の根レベルの店舗大会ではほとんどの場合なぁなぁというか、事を荒立たせずに通り過ぎてきたのでしょうけれど、今回は優勝賞品が破格だったためにそうもいかなかったのでしょう、騒ぎが大きくなった事例もあったようです。お店によってはきっちりカードプールを把握したり、不正の余地がないように取り組まれたようですが、そうでないところもあります。私の通うお店でもそのような措置はとっていませんでした。今後の大会ではこのあたりは整理すべきルールかと思います。

③同じ人が何度も優勝する
 これは現行の開催ルールの中での実力の結果ですので、何度も優勝する人が悪いということは一切ありません。これは先にはっきり書いておきます。都会の大会でどのような感じになっているかは想像できませんが、私が住んでいる地方都市ではマジック人口はさほど多くなく、フォーマットに限らずおおむね一部の実力者・有力者グループのメンバーが優勝することが多く見受けられます。今回のPWCSにおいても同様でした。今回はたまたま優勝賞品が超豪華だということもあり目についただけかもしれませんが、同じ人ばかりが優勝して高額賞品をもらうのは、平たく言えばひがみなのですけど、そのマジックのコミュニティに良い影響があるとは思えません。仲間内で放浪皇をめぐってギスギスしたり、交渉ごとみたいなのが横行するのは気持ちよくないです。店舗の上に存在する運営サイドは、配付回数上限などちょっと上手なやり方を検討してもよいのではないかなと思います。

 と書いてきましたが、それも放浪皇の強さと美麗さによるものゆえかなと思います。モデルさんみたいに美しいイラストのプロモ放浪皇、フォイルでなくてよいので再録してもらえないかなぁと思うのでありました。「1」って入ってないのが欲しいです。

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