「終わりに」日常を冒険する
いかがだったでしょうか?
もちろん、まだまだ「紹介したい」あるいは「紹介すべき」と思う冊子は沢山あるのだけれど、今回の紹介を通じてフリーペーパーの「フリー(無料)」ではない「フリー(自由)」な魅力が発行者それぞれの「想い」と共に少しでも誰かに伝わっていれば幸いです。
また、私自身「フリーペーパー専門店」を3年間運営し、日々様々な媒体に目を通し、紹介に努めてきましたが「あの冊子もオススメです」あるいは「私の冊子も紹介してください」そんな方とかがおられましたら、ぜひ気軽にWEBサイトからご連絡いただけるか、何かのついでに来店していただけると嬉しく思います。
最後に、全国の様々なフリーペーパーと私が「向き合うようになっての変化」として起きている自らの変化を紹介させていただくと、1つは「気づけばスマホをもって検索して」眺めては「知ったふりをしてきた」私にとって、フリーペーパーはまるで「郵便配達の誤配」でもあるかの様に、まず「自分からは認識できていない暗黙知の気づき」を「立ち止まって与えてくれている」事が挙げられます。これがまず機会として本当に届くたびに楽しい。
そしてもう一つは、日常、街中で書かれている様々な「紙媒体を眺める眼差しが変化した」事。これまでは置かれていても「どうせチラシだろう」と認識すらしなかったもの全てに、まるで映画「ベルリン・天使の詩」の後半で白黒だった世界がいきなり「鮮明な色に溢れた様な感覚」で、あらためて宝石が溢れているかの様に捉え直す様になったことだ。
後者は少し共有しづらいかもしれないけれど(笑)いずれにしても、ここまで読んでくれた人にとって「フリーペーパーを手にする」事がまた「新たな世界を覗く扉」となって、退屈な日常が「冒険の日々」になる事を切に願っています。
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