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はっち

こうして大阪初の、そして2017年現在も唯一の組み合わせとなる”はちみつとフリーペーパーのお店”はっちがオープン。当日は本当にありがたい事に沢山の方々がお祝いに集まってくれた中、このお店の目指している想いを「言葉という形にして」運営メンバー全員で壁面に描いた。

かっての冷戦時代に東西ドイツを分断していたベルリンの壁に書かれていた無名の誰かの落書き『たくさんの小さな場所で、たくさんの小さな人々が、たくさんの小さなことをすれば、世界を変えられる』だ。そして晴れて、かっては自転車置き場だった名もなき場所は、はっちいう新しい名前で物語を始める事になる。

ここであらためて「お店の紹介」と「運営メンバー」を紹介させていただこう。

『はっち』

名前の由来は養蜂家メンバーが参加している事から、はち及びはちみつから。そしてここが関係する人全てにとってhatch(卵をかえす、孵化する)何かしらの自分の殻(世界)を破るきっかけになれば。という願いも重ねている。店内の内外装、WEBサイトのイメージカラーは、はちの黒と黄色、そして自然をイメージさせる緑を採用(もっとも店内照明に農業用の黄色の蛍光灯を使用した事で、予想以上に黄色のイメージが強くなってしまっている)また開店日が木曜日だけなのはメンバーそれぞれにとって負担にならない事、そして開店中の密度をあげるため。狭くは『はちみつとフリーペーパー』広くは『食と本』の文化を発信する為に通常営業日の他に農業関係者、フリーペーパー、本の著者のトークイベントを開催する他『はっちチャンネル』というフリーペーパー紹介WEB番組も毎月放送中。なお、かなり老朽化した物件の為に壁はもろく、訪れる人がもたれたり、叩いたりしないか内心いつもヒヤヒヤしているのはここだけの秘密だ)

『運営メンバー』

比嘉彩夏(はちみつ担当)

ハニーコンシェルジェ。高二の夏にはちみつに恋をしてから、今も片思い中。はちみつ、ミツバチを通じた環境保全・啓蒙活動を進めています。はっちではBARはちみつを主宰し、新しいはちみつを表現するために想いを馳せています(これまで文中で筆者が若手養蜂家と紹介していたのは彼女。現在は滋賀県で地域おこし協力隊としてやグランフロント大阪で開催されるUmekiki木曜マルシェのスタッフとしての顔も)

まつもとまき(フリーペーパー担当)

ワオンプロジェクト理事。はっちではフリーペーパー担当として中の人をしています。はっちのロゴデザイン等も担当しています。てづくりのお店ならではの温かみをロゴから感じとっていただけるとうれしいです(WEB番組はっちチャンネルにて、自由奔放にフリーペーパーを紹介している看板娘?でもあります。また最近はフリーペーパーを制作するワークショップの講師として各地で活躍もしています)

田面遙華(イベント担当)

書家・アーティスト。書道教室HARUKANA主宰。ワオンプロジェクトの理事。はっちでは食とアートを軸に運営全体を担当している。不定期でイベントや書道ワークショップも開催。今一番興味があるのが、料理とお酒と、アンティークなもの。そしてモノヅクリ。フリーペーパーを片手にお酒が飲める隠れ家的な空間でお待ちします(同じくWEB番組はっちチャンネルにも出演。はっちでは”おかみ”として振るまっているが、2016年に完成した2Fスペースが著名な書道家としての彼女の隠れ家的展示空間になっているのは訪れた人しか知らない秘密だ)

須山直哉(DIY担当)

大学卒業後に映像作家として様々なユニットで活動した後、ワオンプロジェクトに合流。現在は職人としてかっての拠点であったアトリエ輪音以降の場づくりに関わるDIY担当です。はっちでは主に内装、トイレやドアノブなどの細かい作業を担当。(筆者とは気づけば10年以上の友人でもあります。DIY以外にイベントのサポートにふらりと現れたり、職人として以上に裏方スペシャリストとして活躍する側面も)

田中冬一郎(企画担当)

ワオンプロジェクト設立者。現理事。一応金融と文化が専門領域のはずだが、あらゆる興味のある事、問題意識を勝手に感じた事に飛び込んでいくので正直な話、もう自分でも何者かわからなくなっているし、内面どうでもいいと思っている。はっちでは全体のコンセプト決定の他、オープン当初はフリーペーパー担当として、現在は企画営業的にイベントのゲスト交渉や他スペース、イベントへの企画持ち込みなどを担当している。(筆者である。メタボ気味でおっさん度が高い為、最近は店舗イメージを損ねないように?こっそり隠れるように存在感を消す健気な努力をしている。ダイエッターとしてめんどくさい一面もあります)

以上、はっちの名前の由来紹介と、運営に関わる女性3名、男性2名を紹介した。

場づくりメモ:テーマカラーをお店、サイトに共通して「3色を上限に」設定、統一感を作る

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