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昔話に学ぶ⑦

次は何から学ぼう…

どうしよう…

困ったときはカエルかな。

そういや。井の中の蛙も深読みしてみたっけ。

そっから物語も出来たっけ。

ありがとうカエルさん

ありがとうサキザキさん

感謝は伝えるものの

どうしても苦手なカエル

キャラクターとなると可愛らしいのに

実物はどうも好かない

昔おぼろげに覚えている記憶の片隅に

めちゃくちゃ怖かった

『まんが日本昔ばなし』の一つ

『カエルと姉妹』ってのがあったな。

めちゃくちゃ怖かった。まぁ怖かったとも。

カエルが苦手になったのは、

これ見たからなのではなかろうか。

そんくらい怖かった。

今ではもう『怖い』しか残ってない

ストーリーを改めて調べてみた

以下...


昔、あるところに幼い姉妹がいました。

姉は美しいが意地悪で、

妹は気立てが優しく

みんなから愛される子でした。

姉妹は毬をついて遊ぶのが大好きでしたが、

いつも姉が毬を一人占めし、

妹は毬を貸してもらえませんでした。

ある日の事、

姉は母親と町に出かける事になりました。

姉のいない間に、

こっそりと毬で遊んでいた妹は、

うっかり毬を池に落としてしまいました。

困った妹の前にイボガエルが現れ、

「わしの願いを2つ聞いてくれるなら

拾ってきてあげよう」と言うので、

妹は仕方なくカエルと約束しました。

そのカエルの一つ目の願いとは、

カエルと一緒に食事をする事でした。

見た目が気持ち悪いカエルと

ご飯を食べるのは嫌でしたが、

妹は頑張りました。

二つ目の願いは、

カエルと一緒に布団で寝る事でした。

泣いて嫌がった妹でしたが、

我慢してカエルと一緒に寝ました。

翌朝、

目を覚ました妹は、

「約束を守ったご褒美に」と

カエルから金の毬をもらいました。

町から帰って来た姉は、

自分も金の毬が欲しくなり、

わざと池の中に自分の毬を投げ入れました。

しかし、

カエルの一つ目の約束である

一緒に食事をする事がどうしてもできず、

お茶碗を放り出して逃げだしてしまいました。

姉は、追いかけてきたカエルに向かって、

力いっぱい毬を投げつけました。すると

カエルはどんどん巨大化して姉に迫ってきます。

姉を追い詰めたカエルは、

「約束を破る奴は人間の資格はない、

今日からわしの娘となれ」と言い、

姉の姿をカエルにしてしまいました。

それからというもの、

池のカエルは「カエロ、カエロ」

と泣いているそうです。


うん。怖いね。

シュールな怖さがあるね。

墓場鬼太郎を見た時のゾワゾワっと感

あれに似ている。

これカエルである必要があったのかな。

端的にまとめると

『金のおの銀のおの』の類似品

でも、泉の妖精は

正直者に

金銀どちらも授けてた

今回はカエル

しかも

「約束を守ったら拾ってきてあげよう」

これ。カエル側が守ってない。

金の毬→別のもの渡されてる

更には

一方的に約束と称して

自己満足の部類に入る欲求を満たし

褒美と称し、与えることで

均等に釣り合っていると錯覚させている。

あと一つ

「約束を破る奴は人間の資格はない、

今日からわしの娘となれ」

この恐怖。

毬投げ入れると自動的に約束させられるシステム

これは詐欺に近い思考だと思う。

現実世界にもよくある

甘いご褒美で釣り上げ

割と高額な請求を強いられること

成年後見人とか

利用者さんを守る制度はあるんだけど

そもそも世の中そんな甘い話ばかり

な訳がない、ということを

まずは知り得ておく必要がある

障がいがあるから守られるべき存在だ

そんなこと微塵も考えてない人もたくさんいる

加えて、よく分かってないからこそ

だまそうとしてくる輩もたくさんいる

契約や約束の内容は

事前にしっかり確認する

仕事と一緒

それが自分に出来ることかどうか

相手の求めているものが理解出来ているか

責任が果たせるのか

そして、相手が信用出来るのか

ヒトは信頼関係で成り立つ

関わるにも相手を知り得た上で

信頼していなければ関わり続けられない

逆にこちらが期待や信頼、好意を見せないと

相手は心を開かない

そんな隙すら生まれない

好き嫌いや苦手なタイプもあるだろう

でも、支援する上では

信頼は切り離しては考えられない

「しあわせ」や「ゆたかさ」を探求し、

最低限の幸福と社会的援助を提供する

それぞれの自己肯定感を満たし、

存在や居場所を与え

目的に向かって助け合う。それが福祉。

助け合う相手が理解出来てるか

知っているのか

そもそも興味持ててるのか

歩み寄りは

強者が弱者に

優者が劣者に

するわけではない

ヒトとして対等に、立場や強弱関係ない。

まずは関わる。だからこそ知る。

そこからようやく第一歩なのかな。

おわり。


じゃんけんっぽんっ!

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サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!