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井の中の蛙...

井の中の蛙って知ってる?

僕はあまり知らなかった。

というか、あまり興味持ててなかった。

蛙だもの。苦手なんだ。両生類。

キャラクターとか雑貨とか

キーホルダー、フィギュアだと可愛く見えるけど

小さくて、緑や茶色で、動き回る

命があるのに、絶えやすさや脆さは

安易に触れられない触れてはいけない

と思ってしまう。

けろけろけろっぴのグッズは昔いくつか持ってたな…。

【 井の中の蛙大海を知らず 】

荘子の『秋水篇』にある一節なんだけど…

白文)井蛙不可以語於海者、拘於虛也。夏蟲不可以語於冰者、篤於時也。曲士不可以語於道者、束於教也。

訓読文)井蛙は以って海を語るべからざるは、虚に拘ればなり。夏虫は以って冰を語るべからざるは、時に篤ければなり。曲士は以って道を語るべからざるは、教へに束ねらるればなり。

現代語訳)井の中の蛙と海のことを語ることができないのは、虚(=くぼみ)のことしか知らないからである。夏の虫と氷のことを語ることができないのは、もっぱら夏の時季のものだからである。田舎者と「道」の事を語ることができないのは、ある教条にとらわれているからである。

「小さな井戸の中にいる蛙とは、大きな海などの井戸の外にある世界のことを知らないから話せない」要は、自分の狭い知識にとらわれてしまい、物事の大局的な判断ができない。視野がせまいねって言われているってこと。

なんかネガティブだね。マイナス思考。真理をつくことでもあるんだけど。

日本に伝わってから、

作者は不明だけど、続きが付け足されているのを知ってる?

僕は知らなかった。

井の中の蛙 大海を知らず されど 井の中を知る

井の中の蛙 大海を知らず されど 空の青さを知る

他にも

されど天の高きを知る

されど地の深さを知る

ただ天の広さを知る

ってのもあるみたい。

なんていい意味。ポジティブ。

物事を奥の奥まで突き詰めていっているからこそ、知れることもある。

狭い視野でも突き通してこそ、他の物のよさにも触れることができる。

問題は『視野の狭さ』じゃないよね。

知らないことを知ったのであれば、次は動くかどうか。

行動するかどうか。それ。

人が知ってるか知らないかじゃなくて、自分はどうか。それ。


井の中の蛙 大海知らねども 花は散りこみ 月は差し込む

こんな短歌もあるみたい。素敵だね。

広くは知らないけど、他を知らないけど、

花も入ってくるし、月も見れる。これで充分じゃない。

なんて日本的。風流。

現状満足ってのは成長を止めるような気がするけれど

自分の満足感やゴールを定めるのも自分。

人から決められるものではない。


あ。かえる関連でいうとね。最近お気に入りの言葉を見つけた。

サキザキさんの『池に落ちたらカエルと笑え』

なんて優しい世界観。もう大好きです。

きっと花散りこんで月差し込んだとこのカエルと親戚なんだろうね。

おじかな。おばかな。はとこかもしれないな。

少年の心は助かっただろうね。あとから笑い話にできるね。

トーク力さえ鍛えれば、すべらない話にも出られるかもしれない。

あとからでも笑えれたらいいじゃない。

楽しいか楽しくないか決めるのは自分。

どうせするなら楽しい方がいい。

楽しくするのは他人ではなく、自分。

評価されてどうのこうのではない。自分がどう思うのか。


最後に。苦手ではあるけど、こんだけ紹介したかえる

せめてもの罪滅ぼしに(苦手といってごめんよ)

情報をまとめておこうと思う。

カエル。両生類。

世界には4400種類もいて、うち日本には43種存在。

なんといってもジャンプする能力が非常に高く

自分の体の50倍も飛ぶ跳躍力を持っているらしい。

たまごから生まれて、おたまじゃくしから容姿を変えるうちに

エラ呼吸から肺呼吸に呼吸の仕方も変わります。

これを変態というよ。

日本で一番美しい鳴き声は

なんといってもカジカガエル。

時期は5月から9月にかけて求愛やなわばりの主張の為に鳴きます。

姿が見えなければ、声だけは素敵。

異様な位のかえるの合唱は田舎あるあるかな。

オーケストラ、シンフォニーとかのレベルじゃなくて

幼稚園児の演奏会バリに耳を貫き通してくる位の大音量。

アマガエルは低気圧がやってくると鳴くっていうね。

体色を変える能力もある。緑色、緑黄色、暗緑色、黒褐色のまだら模様…

種類によって鳴き方は違う。ウシガエルはモーモー。

手の吸盤で草や壁にくっつくのも能力かな。

今日はこんくらいにしておこう。

サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!