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センスとデザインが素敵なベトナム・コンダオ島のカフェ4選

コンダオ島に行くと決めたときから、まずはカフェを探し始める。ブログやグーグルマップで探すが、ベトナムの旅行関連ブログでコンダオ島に行ったことがあるのはなぜか男性が多いみたいで(まぁ、それが理由かはわからないが)、カフェ視点でのまとめは無かったので、以下、多くの写真と共にご紹介!

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コンダオ島にあるカフェは、自然の息吹を感じながら地元に根差した何度も通いたくなるカフェばかりで、なんだかもっと深く、長くその場にいたいと感じた。ビーチやダイビングのイメージしかないコンダオ島、実はとても、素敵な空間が身近に広がっている。

コンダオ島のまとめはこちら。ベトナムの楽園コンダオ島でオシャレな宿・カフェ・ビーチ巡り。

INFINITI Cafe & Resto

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白を基調としていてシンプルながら草木が身近にある暖かい入口。こういうカフェを見ながら、「自分がベトナムにいることを忘れる!」って何度も言っていたけど、最近、「これも含めてベトナムなんだ」と、とにかく紹介・発信したくなった。

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ベトナムのカフェが大好きな理由のひとつは、この木々に囲まれた空間と人々の生活に根差している点。新旧、西洋と東洋が融合していて、路面店でスピーディーにお母さんたちの美味しい食事を頂いた後、カフェでゆっくりできる、贅沢な時間。

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お値段もそれなりに。

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外の風景を眺めることができる特等席。

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バーカウンターもよい感じ。


Phien Khuc coffee and food

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「これまた、素敵なカフェを見つけたぜ!」って、なんだか得した気分になる。もう、「絵になる!」「写真撮影したい!」を超えて、「ここ大事にしたい!守りたい!」というカフェに対する母性本能。

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木と草ビューの小窓があるカウンター席。手作り・自然・色合い=最高の居心地。

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ホットミルクコーヒーを。暑い日を過ごした夜の、暑いコーヒーも素敵な時間。

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エコツアーガイドの紹介も。

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店内奥にあるレトロな空間。ここにも6名ほど座れる椅子があり、家族やグループでも過ごせる。

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そして夜21時頃、突然ライブミュージックが始まった。時折、外を走るバイクの音と融合しながら、とても素敵な音色が響き渡った。

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オーナーのお兄さん。曲の演奏が終わると、少し会釈をして、また別の楽器を持ってきて演奏をする、という一連の流れが可愛かった。

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この2階は、宿になっており宿泊も可能。

以下、「新しいのに懐かしい」場所でありたいというカフェオーナーのカフェに対する想いが書かれたベトナム語の記事。匂いや音、コーヒーが落ちる瞬間、その時間を大事にしてほしい、とオーナー自身がゲストに演奏したりコーヒーをいれる。

実際訪れた後、この記事の通りだと、なんだかすぐまた戻りたくなった。


Cafe le condor 

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看板、国旗、そしてバイク。この組み合わせ、最高。

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外と内の境界線が曖昧で、どこにいても日差しが差し込むテラスのような解放感。気取らなくてよい、自分のままでいられる空間。

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新しくなくてよいんだよ、ありのままで。そんなことを伝えられた気がした。

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カフェの入り口付近にある木が、とても象徴的で自然と生きるカフェの息吹を感じた。

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Ca Phe Con Dao Ba Le

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改めて、この空間作りやデザインの感性を尊敬した入口。お店の前にはチェアが並べられていて、地元のお客さんは外でブラックコーヒーを飲んでいた。

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扉があっても閉めない、路面に面しているのであれば、大きな窓を。そして、壁には町の風景を。

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何冊か、日本人作家の小説や本も置かれていた。

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パソコンで作業をしていると、お店のお母さんが「延長コードもあるよ、使う?」と、コンセントのある場所よりも、自分の居心地の良い椅子とテーブルを選んで、コンセントは届くようにするよ、と。

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まっすぐじゃないし、均等でもないし、でもそれが、とても落ち着く。

そういえば、と思い出したかのように書いてみる。私が、好きなカフェは至って「自分でいられる空間」だ。同じ椅子やテーブルがあるわけでもなく、たまにテーブルがぐらつくから、あるものを地面とテーブルの足に挟みながら調整し、テラス席と店内の席が曖昧で、街の躍動感と自然の息吹を同時に感じながら、それでいて居場所がある。他のお店で購入したバインミーを持ち込んでも、何も言われることがなく、そのゴミは捨てておくよと最後に一言。話したいときには、話し相手がいて、集中したいときはその環境がとことん用意されていて、新しいのに懐かしい、曖昧で、自然の摂理に沿った暮らし、それは、きっとこの社会で大切にされていることなんだ。

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