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土付きのたなごころ

「育ちがいい・悪い」などの言葉、言わんとしてることは伝わるけれどなんというか言葉の音も並びも意味もすべてが底意地悪くてゾッとするなあと思う冬の午後。
もらいもののフィナンシェを食べながら牛乳を飲んでいます。
このフィナンシェは先日長兄の家のところに生まれた子どもの内祝いでもらったやつ。
はらぺこあおむしのお菓子ギフトボックスです〜ごくかわいい。
もらってから10日ほどはお菓子の一つ一つを眺めては戻し、見ることに満足したので11日目から食べ始めました。
そんなこと言ってたらフィナンシェ食べ終わっちゃったし牛乳も飲み終わっちゃった。牛乳大好き。

赤子、めちゃくちゃ寝てて可愛かったな〜。
長兄夫婦が家を購入し赤子も生まれたとのことだったので先日帰省した際におうちにお邪魔させてもらった。
みんなでお茶してたんだけど、なんか一瞬バタついてリビングから兄夫婦も夫も母も姪もいなくなって、生まれたばかりの赤子と二人きりになる時間があった。
それまで大人しく寝ていた赤子が急にフニャフニャ泣き出しちゃって、あ〜どうしよどうしよ、とりあえず抱っこでいいかなパパママじゃないとびっくりしてもっと泣いちゃうかな、と思いながら私の持ちうる限りの最大ていねいをかき集めて赤子を抱いた。
赤子はそのまま少し泣いたけど、抱っこしながらゆらゆら揺れているとすぐにまた寝た。私のゆらゆらが良かったのかはわからないが、安らいで眠る表情に私も安堵した。
10年前に赤子だった姪(次兄の娘)を初めて抱いた日を思い出した。
あの時の姪も、この子も、一体どこからやってきたのだろうかと不思議な気持ちになる。
午後に差し掛かる陽射しが、なんとなく遠慮がちで赤子の眠りを邪魔しないようにしているみたいだった。

最近は土星がよく見える。
この時期土星は南の方角にギャグみたいにチラチラと光っていて、空気の澄んでいる夜には土星の環も見えそうな気さえする。
先日私の腕の中で眠っていた赤子は、もしかしてあそこからやってきたのかもしれないと思うほど、土星の光は無邪気で一生懸命でかわいい。
あらゆる気持ちや願いが繋がると星座になり、流れ星になって消えたように見えたひかりはきっとどこかへ生命を紡ぎにやってくる。
星がよく見える日はそんなことを空想している。

秋はいつも一瞬で、その毎日はひとつとして同じ顔をしていないように感じる。
私の住む土地は先日雪が降り、ちょっと積もり、私は冬支度や手仕事に追われている。
今年の4月から利用していた市民農園も先日なんとか畑の作物をすべて収穫し、土を耕して返却した。雪が降る前に片せて本当に良かった。
「まあこんなもんだろう」とある程度の準備と心構えをして臨んだものの、一筋縄ではいかないことも想像つかないこともあり、困惑しつつもとても楽しい時間を過ごせた。
知らないことを知るのってキンモチイんだぜ〜。

来年もまたぜひやりたいと考えているのでここいらでこの半年間の出来事をまとめることとする。


①畑を始めた目的

特別大きくこれだ!というきっかけはないかもしれない。
そもそも、私は“食べる”という生命維持行為に深く愛着があり、死ぬまでその一回一回を楽しみたいと考えている。
人間は食べなくては死んでしまう。毎日当然のように腹が減り食事を摂っているが、これが成立しないとシンプルに死ぬことになる。
今どんなものが食べたいか、誰と一緒に食べたいか、どんな店のどんな料理が好きか、自分で何を作るか、市場では今何が活き活きと売り出されているのか、食器を持ったときに手のひらに伝わってくる飯の温もりはどんなものか。
食べるという生命維持活動は、どこまでにも幸福を広げられる。
その延長線上で畑という選択肢に出会うのはそんなに意外な話でもなかったかもしれない。

理由らしいものをもう一つ挙げるとすれば、最近の物価高騰に私は静かにブチギレていた。
特に夏、私はスナップエンドウが大好物なのだけれどあれは物価高以前からなかなかいいお値段がしていた。けれど毎日でも食べたい。
毎年夏の我が家のエンゲル係数はスナップエンドウが占めていると言っても過言ではないほど私はスナップエンドウを食べている。
あれ美味しすぎませんか?誰ですか品種改良したのは?ノーベル賞もらってください。

一応他にもこまごまとした理由はあるけれど、やはりシンプルに食べることへの愛着が生んだ行動力という結果で私は畑を始めるに至った。


②市民農園という選択肢

スナップエンドウが無限に食べたい、という欲望に従い早速借りられる農園をインターネットで検索した。
からられる畑というものは大きく分けて二種類あって、個人で土地を貸し出すもの、それと市で運営している市民農園。
ホームページなどで見た感じだと、個人の貸し出し農園はほとんどがかなり広い土地で、農機具などのレンタルは行っていない印象があった。
一方で市民農園は、土地の広さがそんなに大きくはない。50平方メートルの一区画からレンタルできる。これがめちゃくちゃちょうどいいサイズ。
敷地内に管理棟があり管理人が居て、バケツやクワ、ジョウロなどの農機具もレンタルできるのもかなり良かった。
市民農園なので市役所の農村課へ行けば紙一枚で申請できてしまうのもわかりやすくてありがたかったです。
畑の経験者や自前の道具などをお持ちの方は個人のめちゃデカ畑を借りてもいいかもしれませんが、不慣れな方・家庭で食べる分だけ育てたいという方は絶対市民農園がおすすめです。


②必要なものとトータルの費用

○畑のレンタル代
まず畑自体のレンタル代。私の借りた市民農園だと4〜11月のワンシーズンで5,230円でした。自治体や地域によって異なるかとは思いますが市でやっているものだと恐ろしいほどの所場代はとられないと思います。

○必要設備
次にクワやジョウロは借りれるとはいえ、長靴や手袋、帽子などは自分で準備しなくてはなりません。
私は秋になると時々りんご畑へとアルバイトへ赴くのでこれらは既に持っていましたが、全て揃えるとなると
・帽子(ホームセンターで1,000〜1,500円ほど)
・手袋(100円ショップにある園芸用のもの)
・長靴(ホームセンターで4,000円ほど)
大体5,〜6000円くらいでしょうか。

◯肥料、種
種を蒔く前の土作りで肥料や石灰、牛フンなどの堆肥を購入しました。
私はいらねえと思ったのですが変なところ理系の夫が「土に含まれる成分との掛け合わせが…」とのことで色々購入しました。
三種類を50平方メートルの畑分購入して5,142円でした。
これは各々のさじ加減なので蒔かなくてもほとんど問題ないとは思います。ただこれのおかげかはわかりませんが育った野菜はべらぼうにおいしかったです。
あとは種、一回目はホームセンターで一袋大体200〜300円ほどのものをまとめて6.7袋分ほど買いました。
それ以降は収穫して畝が空いたり季節が変わる度にホームセンターや種苗屋さんで新しく種を購入。
1シーズンの種だけで多分4,000円くらいかかったかな。5,000円はいっていないと思う。
その他に支柱やネット、ヒモなどを購入してそれもトータルで5,000円しないくらいかな。
これらは来年も使えるように安さよりも使い勝手の良さや少し大きめのものを購入したので少し高めのお値段になっているかとしれません。
あとは農薬。我が家は初めての畑で詳しくなかったこともあり、低濃度のお酢の虫除けを一種類のみ使っていました。これは1,000円ほど。
近隣の畑の皆さまに色々教えてもらったので来年は少し種類を変えるかもしれません。

上記をざっくり計算すると(本当かなりざっくり)全部で25,000円ほどはかかるので初期投資としてそのくらいかかると心得ていた方が良いかもしれません。

育てた野菜たち

①ラディッシュ
「とにかくすぐなる」とのことで蒔いた。結果がすぐ欲しいタイプの人間なので種まき→収穫の流れがはやくて嬉しかった。
5月頭に蒔いてなんかすぐに葉っぱ生えてきたな〜と思ったらあっという間にラディッシュができた。1ヶ月ほどで全部収穫できた。スライスして酢漬けにしたり、キッシュに入れたりして食べた。

きれいないろ



②スプリングほうれん草
これも早かった。
そろそろ間引きした方がいいかな?と思ったらもう食べられるくらいデカくなっていた。
柔らかくて美味しいけれど、スーパーのものと良くも悪くも差がない。けれどほうれん草は好きなのでこれはまた来年もやりたいな。

③スナップエンドウ
言わずもがな。これを食べるために畑を始めたと言っても過言ではない。
種を蒔き芽が出た後はネットを張りツルが絡まるようにしました。

成長途中のスナップエンドウ


スナップエンドウを育てていた5〜8月は気温が高いこともあり水やりと雑草むしりはこまめに、2〜3日に1回は畑に出ていました。
青虫がつくことが多かったので殺虫剤をかけたり手でむしったりしました。
ラディッシュやスプリングほうれん草と比べると手間はかかりましたが、なんといっても驚いたのは自分で育てたスナップエンドウマッッッジでおいしい!!!これはスーパーよりもずっと美味しい!!!!雑草やイモムシをむしったあの日々は無駄ではなかった!!!!
あとスナップエンドウは旬が過ぎて成長しすぎるとグリンピースになるんですがそれで作った豆ごはんの美味しいこと!!!!!!!!
大人になるにつれてあらゆる美味しいものや、ちょっと敷居の高いレストランなどに行ったりする機会にも恵まれるようになったけれど、そんな中でもこの豆ごはんと出会えたのは本当にありがたいことでした。
塩と米と炊いただけで豆の性格の良さが伝わってくる美味さ。う〜んまさにプライスレスとはこのことでござる。

④インゲン
スナップエンドウと抱き合わせで育てると良い、とのことで育てた。
インゲンはインゲンでもツルなしインゲンだったのでネットは張らず、まっすぐ伸びるようにするため支柱を畝の端と端に立てて紐で囲みました。

紐で支えるツルなしインゲン(電車ごっこしてるみたいにやる)

ちなみに私はインゲンを特別愛してはいませんでした。そもそとはも生のインゲンって食べたことほとんどなかったんだよね。冷凍のやつなら実家に常備されていたけれど、それを特別美味しいとは思っていなかった。
けれど実際収穫したものを塩茹でして食べてみたところ、香りの良さとその鮮度に度肝を抜かれました。
毎日収穫しては茹で、白和えと胡麻和えにしてモリモリ食べていたら肌が今までにないくらいプリップリになった。私も夫も。
今まで使ったお高い美容液全否定事件すぎた。美肌のためにはオ◯ジ50よりも畑でインゲン育てる方が良いですよ。
「初めてで失敗するかもだからとにかくいっぱい蒔いてみよ!」と思って3畝分インゲンにしたのですが控えめに言って地獄でしたね。
毎日食べてもなくならないので近所の方や友人に配りまくってなんとかなりました。


⑤秘伝(枝豆)
こちらは唯一今回の畑で失敗したものです。
芽は出たしモリモリ育ったのだけど、いかんせん豆の中身がない。いつまで経ってもスカスカでそれ以上成長しない。
夫の知人の農家さんに写真を見せて聞いたところ「栄養過多」だと言われた。
栄養状態が良すぎる環境だと、植物は「じゃあ俺別に無理に子孫残さなくていいじゃん」となって種(豆)を作ることをやめてしまうらしいです。
枝豆は劣悪な環境でも割と育ってしまう代物のため、そういった症状が顕著に出やすいとのこと。
ハア〜〜なんだかなんだか。人間でも似たような話を聞いたことあるよ。
あとは畑の管理人のおばあが言うには「今年は暑すぎた」ということも関係あるかもしれないと。
お盆を過ぎた後に種を蒔いて、早朝か夕方に水やりをするのがいいらしい。
それでもちょこっとなった豆は塩茹でして食べましたがめ〜〜ちゃ美味しい…もっと食べたいのにちょっとしか収穫できなくて切なかったです。
来年は…秘伝はやらないかもしれない…でも豆好きだから…やるかも…


⑥カブ
最高に美味しい。カブは夫の大好物で、収穫したものは浅漬けにしたりスープにしたりした。
8月末〜9月頃だったせいでしょうか、虫食いがとにかく多かった。農薬かけても全然怯まないしつまみ出してもまたすぐやってくる。
チョウチョを見かけるたびに「卵産むなっ」と追い払うのに忙しかった。
味はかなり良いんだけど見た目があんまりな出来だったので来年はもう少し農薬を塗布しても良いかもしれないと思いました。

まろやかであまくて最高のクルーたち


⑦にんじん
8月中旬に植えて10月頃から本格的に収穫。めちゃくちゃなるし美味しい。ラペやにんじんしりしり、炒め物やスープなんでもござれの素晴らしい食材!
スーパーで買ったにんじんって足がはやいので3日くらいでさっさと調理しなきゃだと思うんだけど、畑から採ってきたにんじんは結構日持ちする。例に倣ってかなり大量に収穫したのでこれはありがたかった。
葉っぱも美味しいらしいけれどとにかくまず本体を食べないとならないので我が家は葉っぱは食べませんでした。
細切りにして炒めてにんじんしりしりにしたら美味し過ぎて常に冷蔵庫に用意するようになりました。お弁当にも使えるし肌にもいいし最高。
あとにんじんの葉っぱにつくキアゲハの幼虫があまりにとイモムシで何回か悲鳴あげてる。でっけえんだしかも。
チョウチョも派手だけど幼虫の頃からお前こんな…主張が強すぎるよ…
幼虫は嫌だけどにんじんは最高なので来年も絶対やります。

にんじんは抜くときめっちゃ気持ちいい



⑧大根
めちゃくちゃ育つ。引くぐらいでかいのができる。
大根の最高ポイントのひとつは、まだ収穫にははやくても葉っぱを食べられるところ。
伸びてきた葉っぱをいくつかもいで、さっと茹でてパスタに入れたりふりかけにするとンモ〜〜美味しかった!
間引きした大根ももったいなくて食べてみたけど、食べられないわけではないけど苦くて辛かった。大きくなるまで待つのが大事なのだと思いました。
大根は市場でよく売っているおでん大根と、細長いたくあん大根の二種類やってみたけれど、おでん大根の方がやりやすいかな。
たくあん大根はごぼうくらい長くなるので抜くのがかなり大変だった。し、間引きするときもたくあん大根は葉っぱが多過ぎて2〜3本一緒になってるのに「自分一本です!!」みたいな顔して生えてるから間引きに失敗し、成長してから抜くのがも〜大変だった。
味はどっちもそんな変わらず美味しかった。でも葉っぱひたくあん大根の方が美味しかった気がするな。
こちらではパイカと呼ばれる豚軟骨がよく安く売られているので、それと一緒は大根をグズグズになるまで煮込んだものを作りました。
あとはスライスして浅漬け、丸ごとたくあん、カットして干して切り干し大根などにしています。
あまりにもたくさん収穫したので大根の処理だけで一日が終わることもありました。

100年前からここにいましたみたいな風格出すじゃん


⑨チンゲンサイ
畝空いたからとりあえずで蒔いた。まあ〜青菜はハズレなく育ってくれるので本当にいい子です。
今回青菜系はほうれん草、チンゲンサイ、小松菜とやったんだけどチンゲンサイが一番収穫しやすかったかも。おしりのところがキュッとなってて抜きやすかったからかな。
サッと茹でて胡麻和えにしたり麻婆豆腐に丸ごと添えたりした。
チンゲンサイは本当に放っておいたらいつの間にか食べ頃になってたくらい手をかけていないのでかなり良かった。またやりたいです。

⑩小松菜
これが最後かな?チンゲンサイ収穫の後に蒔いた。
豚汁をよそったときに上に乗せたり油揚げと一緒に煮浸しにしたり、パスタにいれても美味しくて優秀だった。
寒くなってからの青菜だからかな?なんか濃いのにエグみはなくて本当に美味しい。
すぐ育つし畝が空いたらまたやると思う。

メリット

採れたての野菜の美味しさが味わえる。
正直そんなに大きく変わらないだろ〜と思っていたし、実際良くも悪くも売ってるものと大差ないものもあるけれど、夏野菜は特に美味しさが別格だった。
インゲンなど朝にとったものをサッと茹でてマヨネーズで食べるだけでマ〜とにかくうまい。夏のビールのつまみ全部これだったけど全然飽きなかった。

もういっこ、メリットかはわからないけどめちゃくちゃ料理をするようになる。
いや元々するはするんだけど、同じ食材なので飽きないようにと勝手にレパートリーが増えるし冷蔵庫には常備菜がパンパンで食卓の品数が多くなった。
毎日の弁当のおかずも極端に栄養価上がったし、間食もお菓子などではなく野菜になるので肌がツヤツヤになった。これは本当にツヤツヤ、畑はじめて一番びっくりした。

あとはシンプルに土いじりが楽しい。
小さな小さな種から芽が出る瞬間はいつだって嬉しくなるし、天気や気温によって土の湿り気やにおいが違くのも、日々そこからわかる情報があって楽しい。
アブラムシを食べてくれるてんとう虫に感謝をしたり、ミミズが土の中から出てくると嬉しくなる。ただしアオムシ、テメーはだめだ。

畑の人々とコミュニケーションをとるのも楽しかった。
お互いの畑で採れたものを交換したり、市民農園のイベントで一緒にバーベキューをしたりなどした。
まあ9割老人なんだけど、そのおかげもあってみんな30過ぎた私のことをもてはやしてくれるので気分が良かった。

デメリット

夏場は2〜3日に行かないと草がボーボーになることくらいかな。
暑すぎると水やりしても土の温度が上がって作物を傷めてしまうので、朝早く行かなくちゃいけないときもある。私は基本早起き星人なのでそれは別に苦ではないけど人によってはしんどいかも。
まあでも全然旅行とか行ったりサボる日もあったけど勝手に育つからそんなに辛くなかったかな。
夏場は暑すぎるので熱中症、日焼け、雑草むしりなどがしんどかったけれどこれは「こんなもんだろ」の範疇を出なかったので特に気にならなかった。

あとは車が汚れるのが結構大変だったかな。
長靴やバケツ、収穫した野菜などを積んだり堆肥やゴミも運ぶので自家用車が泥などで汚れることが多かった。
とはいえ落ちない汚れなどはなかったし、こまめに車を掃除するようになったと思えばまあいいかもしれない。
軽トラのレンタルなどもできるので来年は教習所に行ってAT限定解除してこようかな。

全体の満足度

かなり満足した。
もしかしたら一回やって満足して来年やらないかもな〜と思ったけれど夫婦揃って凝り性が発揮され「来年はこうしよう」「次はこれを用意したら良くなるかも」などと次への会議が始まっているので余程のことがない限りやります。

実際食費が浮いたか問題ですが、食費だけでいえばいくらか浮いたかもしれないけれど、トータルでかかった費用や労力を考えたらむしろマイナスだったと思います。
とはいえ、今回は食の節約が目的だったわけではないし何かを始めるときって基本的にお金かかるものだからそこはあまり気にしていません。
好きなだけ美味しいスナップエンドウは食べられたし、楽しかったし、初めてのことに挑戦して頑張ったし、ヨシ!!



腹が減りすぎてちょっと寂しくなる感じも、満腹でしあわせいっぱいなのも、どちらも愛すべき生命活動で、私はそれらをいつも抱きしめて生きていきたいなあと改めて思いました。



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