考え選択できることの豊かさを知る

この1週間ほど、心がざわつき、荒く波だったような時が断続していた。

やはり、自分の調子が良いからと思い、母との連絡を細くても復活させたのが間違いだった。一度連絡を取ることを許せば、しつこく追われるようにメールや電話が来る。
全く変わる気がない依存人間に向き合ったとて、こっちがエネルギーを吸い取られるだけだった。と、思い出して、私は再び連絡を絶った。もうこの失敗を忘れることはないだろう。

あなたが現実を真に直視することを知って変わることができた時には、私はまた、あなたと言葉を交わすと思います。

メッセージ越しのドヤ顔でさよならした。

そしてこの間、自分の心の状態に耳をよく澄ませていた。
心地よくて穏やかで静かな状態の時と、心地悪さに気持ちを持っていかれるザワザワと波立つ状態の時、怒りに持って行かれてザブンザブンと台風みたいな状態の時。

母との連絡を断つと決めて、2日目の今日は午後からやっと、心地よい静かな状態が安定してきた。
実家にいる頃と、そこを出てからトラウマのフラッシュバックに追い回され続けたつい一年前までは、
ザワザワとザブンザブンの状態が通常運転だったことに気付いた。
荒れてるのが普通で、荒れているとも気付かず、逆に静かな凪の状態は不慣れ故にどう時間を過ごせばいいのかよく分からず、不安になったりしていた。

でも今は、この凪の心こそ、私にとって心地よい大切にすべき状態だと思っている。
何かに追われてザワザワしながら物事を進めることもできる。だけど、私はもうそんな日々は望んでないと知った。そして、この心の状態を望む方へ日々整えていく事を学んでいるところ。
ちゃんと自分の心で考えていければ、その状態が現実になってくることを学んでいる、ということ。

私はこんな心の状態がいい、というのを望み、選べる。
今までの自分の軌道を振り返ると、それってすごい事だなぁ…と深々と静かな心に響いてきている。