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不惑ライダー1年生 #1: 技能教習 第一段階

前回はこちら。


いざ入門

いろいろ考えた結果として、普通自動二輪免許(中免)を取ることにしたので、職場からも自宅からも電車で行きやすい教習所を選んで2023年7月中旬に入校した。
その際、技能教習を何コマまで予約できるかで何パターンかの料金設定がされており、初手から全部の教習を予約できるプランが一番高く、その下が4コマまで、その下が2コマまで、という設定になっていた。私は仕事をしながら通うので、仕事の都合で予定していた教習を受けられなくなるということは普通に発生しそうだなという予感がしたのと、1日あたりの最大技能コマが第一段階は2コマ、第二段階は3コマということで2コマまでの予約数だと第二段階で一日3コマ詰め込むことができなくなると思ったので4コマプランにした。

真夏の移動サウナ祭り

そして技能教習についての説明を聞いてビックリした事として、教習を受ける際は次のような格好をしないといけない。

  • ヘルメット

  • 長袖長ズボン

  • くるぶしが隠れる靴下

  • 手袋

  • 胸部・背部・肘・膝プロテクター

  • ゼッケン

これは暑すぎてヤバい…と夏場に入校したことを少し後悔したが、一方で教習をとっとと終わらせるモチベーションの助けにはなった。
教習所にもよるのだろうが、私が通ったところではプロテクターやメット、ゼッケンは貸してもらえるが、手袋については自前で用意しないといけなかった。別に軍手でも良いのだが、どうせ免許取ってからも使うし、ということで私はアマゾンで適当なバイク用のグローブを購入した。

教習、開始

そして技能教習が始まり、各地の教習所でお馴染み CB400 Super Four 教習車仕様を使ってのトレーニング。(ところで、Fourをフォアって表記するの心からむずむずするんだけど…フォーじゃないの?)

実際の教習では、第一段階はバイクの基本操作を安全かつスムーズにできるようになることが主眼のトレーニングを主にやった。コケたバイクの引き起こしからバイクの取り回し、乗車動作や発進・停止、半クラッチ操作に変速、フロントブレーキとリアブレーキの扱い、交差点などの低速でのターンなどなど、バイクを走らせる・曲がらせる・止める為に必要な諸々の操作を段階を踏んで学んでいった。

小柄な体格の方や体重が軽めの方は最初の難関が引き起こしになるらしいが、私は幸いにしてそれなりに体重もパワーもあるおじさんなので引き起こしはさほど苦労しなかった。

次の難関が半クラッチだとは思うが、概念については四輪免許もMTで取っていたので十分理解していた為、操作をどこでどうやるのかだけ得心できれば特段苦労なくできるようになった。

自転車にそれなりに乗る方なので、最初は左手のレバーがブレーキではなくクラッチなことに混乱したが、まぁこれも2、3コマ教習を受けるうちに慣れてしまい、あとは言われるがままに淡々と操作をこなしていって第一段階のみきわめはクリア。ここまでで私は大体10日くらいかかったが、結構アグレッシブに教習を入れていってもこのくらいだったので、仕事の都合が…という人は多分もっとかかると思う。

教習の予約を入れる際の注意点として、第二段階にも共通して言えることだがシミュレータ教習が予約を入れづらく、また技能教習は順番を入れ替えて進めることができないので、シミュレータ教習だけはなんとしても最速で取れるコマに都合を合わせて取ってしまうことをおすすめしたい。

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