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不惑ライダー1年生 #2: バイク選び

前回はこちら。



実はバイクは今品薄

教習と並行してバイク選びも進めることにしていた。別にそこまで急ぐことないのでは?と思われるかも知れないが、2023年現在、いまだにコロナ禍に端を発するサプライチェーン問題、米中通商摩擦などの影響で車両の生産(車両は部品が一つでも足りないと完成しない)や完成車両の日本への輸送(最近のバイクはアジア諸国での生産が多い)が滞っており、ほとんどのメーカー、ほとんどの車種で納期が全く見えず、発注から数ヶ月待ってやっと納車になったがその間に新モデルが発表されてた、などの悲劇があちこちで起こっている状況らしい。
バイクに乗りたくて免許を取るのに、免許取ってから半年お預けとか生殺しも良い所なので、そうならない為にもさっさと車種選定して発注だ!と思ったが、これがまた迷い道クネクネの道のりだった。

バイク選びはバイク店選びでもある

バイクを発注するにあたっては最低限二つの考えないといけない軸があり(細かくいえばもっとだろうが)、その一つはもちろん車種選定だが、もう一つどの店で買うのか、というところもかなり重要になってくる。
どこで発注してもすぐ納車されるような情勢ならさほど難しくない話なのかも知れないが、納期が読めない2023年現在の状況だと、機種選定と店の選定が相互に依存するような形になってしまう。
例えばスーパーカブ110の黄色に新車で乗りたい!となったとしよう。普通なら、最寄りのバイク店なりレッドバ○ンなり、はたまたホンダド○ーム店など自分の家から遠すぎず、お店とのフィーリングが合いそうなところを適当に選んで発注すれば良いだけなのだが、今の状況だと

  • 最寄りの店は乗りたい車種の在庫はあるが色違い

  • 遠くの専門店は在庫が各色あるが、メンテのたびに通うのはちょっとしんどい

みたいな状況がほぼ全ての車種で発生する。なので、店の選択を優先する場合はその店に在庫がある車種から選ぶか、いつ納車されるかさっぱりわからない状態で発注するしかないし、車種・色の選定を優先する場合は全く便利ではない場所のバイク屋の在庫品を買い、メンテのたびに長躯そこの店に通うことになる。

それぞれの妥協

私は初めてバイクに乗るし、メンテは自分でやる気が全くないので近所のバイク屋で買いたかったが、そこには私の乗りたい車種の色違いはあったが欲しかった色は在庫がなく、発注してもいつ納車されるか全く不明、他所で買ったバイクのメンテは受けない、という話だったので色は妥協してその店で在庫品の発注をした。
結果的にはその色も嫌いではないし、免許取ってすぐ乗れるタイミングで納車されたので良かったのだが、たまに動画とかで欲しかった色のバイクを見るといまだに「やっぱいいな…」とか思ったりもする。
何を優先するのかは人それぞれなので、2023年現在は普段よりもシビアなトレードオフ条件の中で発注車種・発注先店舗を決めないといけない、ということは気に留めた上で車種選定を悩みまくろう。

どの車種がいいか?最低限の話として自分が取る予定の免許で乗れて、バイク駐車場が確保できる(マンションのバイク駐車場はサイズ制限があったりするので注意)のであれば、あとはバイク屋行くかグーバイクを小一時間見て予算内のグッときたバイクにすればいいと思う。自分で選んだバイクがベストなバイクですよ。何を選んでもどうせ目移りはするし。

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