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【お仕事】#ハートでつながる~ハグミィ・プロジェクト

 noteでは、これまで、写真のことや趣味の系図のことばかり書いてきたが、「らせん計画」として依頼のあった仕事の話も書いてみようと思う。

キャラクター作りの仕事

 4年ほど前、別の仕事の繋がりでひょんなことから横浜市社会福祉士会の方と知り合い、

「今度、会のイメージキャラクターを作るので協力してもらえないか?」

と言うお声掛けをいただいた。

 今までも、年賀状にオリジナルイラストを作成したり、チラシの制作の際に挿絵に使うイラスト自作することもあったのだけれども、キャラクターを作成する依頼は初めてだった。

とはいえ、今回は一から作るのではなく、

・キャラクター選定委員会のオブザーバー参加
・選ばれた原案を印刷に使用できるようなデータを作成

などが主な依頼だった。初めての種類の仕事だったが、面白そうだったので引き受けることにした。自分以外は社会福祉士会の会員という不思議な立ち位置ではあったが、こうしてプロジェクトが始まった。

 キャラクター選定委員会では、選考方法やスケジュールなどが話し合われ、会員及びその家族関係者に対し「大募集!!ハマの福祉キャラクター」と題して、募集をした結果、多数の作品の応募があった。

 かながわ県民活動サポートセンターでの一般投票(その日に来館していた人に見てもらい投票してもらうというゲリラ的手法だった)、横浜支部の交流会参加した会員による投票の結果、

 ハートを組み合わせた子どもと鳩がモチーフのキャラクターが原案として選ばれた。

 この原画をそのままスキャンした画像では、拡大縮小で画質が荒れてしまったり、モノクロや単色の印刷には向かないので、これをチラシ等に使用しやすいデータにするのが最初の仕事だった。

遊び心は大切!?

 まずは原案をもとに、イラストレーターでざっくりとベクトルデータを作成してみた。手書きのテイストはあるものの、様々なグッズ展開をするには安定しないので、原案を整えつつ、アレンジすることとなった。

・キャラクターの縦横比
・目の大きさや間隔
・頭のハートのアレンジ(選定委員会の中で頭のハートを髪の毛に見立ててみてはという意見もあった)

などのポイントで様々なパターンを作成していった。 

原案になるべく近いところからアレンジをしていき、案を作成していった。

 イメージキャラクターとして、広い年齢層に見てもらうには、絵をより単純に、ハートの形も楕円を組み合わせたようなより単純な形のものにしたデフォルメを強めにした案も"参考までに"といったつもりで作成してみた。

 最終的には、そのデフォルメ要素が強いE-1をベースにしたものが採用されてしまった。これまでも意外と最後の最後に作った遊び心を入れたものが採用されてしまうことはあった。遊び心は大切なのかもしれない。

 名前も改められ、ハマの福祉キャラクター"ハグミィ"が誕生した。

 お披露目会当日、その他応募作品も披露された。(データで応募のあった作品以外も手描きからデータに整える作業を行った)

 お披露目会当日には、グッズ第一弾として、ハグミィシールが参加者に配布された。

以来、毎年デザインの違ったシールを作成している。(上の写真は2020年バージョン) これらのシールは、会が参加するイベントでのクラフトで使われたり、会員の名刺に貼るなど活用がされている。

様々なグッズ展開

 選考委員会はその後、「ハグミィ・プロジェクト」と名を改めミーティングでは様々なアイデアが話し合われ、イベントでのぬり絵やのぼり旗の制作などを行った。さらには、キャラクターソングまで作られ、それをチャリティーコンサートで披露することになり、Tシャツも制作された。

ハートでつながる

 2020年、新型コロナウィルスの蔓延により、様々な場面で自粛生活が余儀なくされた。その中で、社会福祉士会でも何かできないかということになり、

 第一弾としては、家で子どもと一緒に作れるようにと「ハグミィ折り紙」を作成した。

  第二弾としては、ハートに折って渡せる便箋、「ハグミィレター」を作ってみた。

 第三弾は、メッセージとともにハグミィをということで、携帯やパソコンに使える壁紙画像を作成した。(上段の3つが採用された)
 上段の緑の画像は、子どもの日バージョンとして「横浜市社会福祉士会のフェイスブック」や「ハグミィのインスタグラム」で公開された。

※ハグミィ折り紙やハグミィレターのPDFデータ、壁紙のデータは、下記のホームページよりダウンロードできます。

育ての親的な仕事

 今回の依頼は、一からデザインを考えるのではなく、原案をもとにアレンジしたり、グッズをデザインするなど、産みの親というよりは、「育ての親」のような仕事だった。

その後、別の仕事でも

・チラシなどの広報物の作成の依頼だったが、デザインの中で、顔だけしかなかった既存のキャラクターに広報物の内容に合わせた格好をさせた胴体を付けたら採用されてしまった
・それまで使用していた手描きイラストをスキャンした画像では、画質が荒いので整えたい、さらには、そのデータをもとに新たなグッズのデザインの依頼

など、広報物制作の依頼に付随した形になるが、育ての親的な仕事ももらうようになった。

自分も育ててもらっている

 今回は、「ハグミィ・プロジェクト」の仕事について書いてみた。プロジェクトはまだ続行しているのだけれども、プロジェクトメンバーの方たちから様々なアイデアをいただいたり、意見交換する中で、一緒にキャラクターを育てながらも、自分も様々な経験をさせてもらっている。中には今までやったことがない依頼を受けることもあり、できるかドキドキしつつも、調べたり試行錯誤しながら行っている。

 このことはほかの仕事にも言えることで、依頼主の要望に応える中で、自分も新たな経験をさせてもらい、育ててもらっているのだと改めて感じた。

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「らせん計画」という屋号で、写真、広報物作成、落書き、紐編み、クラフトのワークショップなど、いろいろやっています。https://pj-r.com/ Instagram #らせん計画