B級サメ映画概論

概要

B級映画の教養シリーズとして、マニア垂涎のサメ映画の体系的な知識をまとめておきます。
ほぼWikipediaの写しになることが確約されています。

ちなみにですが、筆者はここで紹介する映画本編を1本たりとも鑑賞してはおりません。

予告編だけで毎回お腹がいっぱいになってしまうので。

元祖サメ映画、ジョーズシリーズ

ジョーズ(1975)

スティーブン・スピルバーグが監督し、興行的には当時の世界最高興行収入を記録するほどのメジャー作品(2年後公開のスター・ウォーズに速攻で抜かれますが)。

内容も別に普通なので、特に書くことはありません。

ジョーズ2(1978)、ジョーズ3(1983)、ジョーズ'87 復讐篇(1987)などのシリーズ作品が公開されています。

メガ・シャークシリーズ

メガ・シャーク VS ジャイアント・オクトパス(2009)

デカいサメを別の巨大生物と戦わせたい!
そんなことを考えた日本の映画配給会社が、お金がなくて困っていたアメリカのB級映画監督に制作を依頼し、約2週間で撮影を終わらせたという作品。

予告編しか見てませんが、メガ・シャークがジャンプして鉄橋を嚙みちぎったり、ジャンボジェットを撃墜したりと見どころはありそうです。

毎度思うのですが、Youtubeにあがっているアルバトロスの予告編、解像度が最大360pって、やっぱりB級の映像にチューニングしてきてるんですかね。

メガ・シャーク VS クロコザウルス(2010)

人類が海の覇者メガ・シャークと陸の覇者クロコザウルスに同時に襲われたので、こいつらを戦わせるアメリカ人。

クロコザウルスって原典あるんですかね?
ググったけどこの作品くらいしか見つからない。

メガ・シャーク VS メカ・シャーク(2014)

氷山の中から突如現れたメガ・シャークに対抗するため、国連が開発中だったメカ・シャークで迎え撃つ作戦。
メカ・シャークの乗員は1名で、人工知能によって制御される(乗員は乗る必要あるのか?)。

メガ・シャーク VS グレート・タイタン(2015)

シリーズ最高傑作。
グレート・タイタンっていうのもよくわかりませんが、人型の巨大人造人間っぽいです。見た目は完全に進撃の巨人です。旧ソ連製。

この巨大ロボがメガ・シャークのしっぽを持ってジャイアントスイングからの放り投げ。人工衛星にぶつかるメガ・シャーク。ごちそうさまでした。

シャークネードシリーズ

シャークネード(2013)

あらすじ。

メキシコ湾で発生した3つの台風は海を渡り、海中にいたサメたちを吸い上げながら巻き込み、そのままサメごとロサンゼルスへと進んだ。その結果、ロサンゼルス市民は暴風と豪雨と洪水だけでなく、"台風によって飛来したサメたち"の襲撃に悩まされることとなった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%89

トルネードに巻き込まれ、空に舞い上がった大量のサメが、街中の人間共を食いちぎりまくる。

なんという天才的な発想。

興行収入もよかったらしくカルト的な人気を得たらしい。

シャークネード カテゴリー2(2014)

人喰い鮫、200%増量!

舞台がロサンゼルスからニューヨークに変わっただけみたいです。

チェーンソーで抵抗するのがお約束。

この作品、なんとニコ生で公開され、後日リリースされたDVDには特典としてニコ生配信時のコメント入りバージョンが含まれているらしいです。
http://albatros-film.cocolog-nifty.com/video/2015/02/2-66a5.html

シャークネード エクストリーム・ミッション(2015)

第1作と第2作でシャークネードから世界を救った主人公が、その功績を称えられ大統領から最高位の勲章を授与されることに。

その式典の最中にまたしてもシャークネードが発生。しかも今回はアメリカ全土で複数同時発生。最終的に合体。

シャークネード4(2016)

ラスベガスにオープンしたサメをテーマにしたホテルのそばで、竜巻が発生。

竜巻はホテルの水槽で飼われていた大量のサメを巻き上げ、シャークネードへと姿を変えてしまう。

そしてやっぱりそのホテルに泊まっていたシャークネードのバーター主人公。

原発を巻き込みニュークリアネードとして進化したシャークネード、触れた対象を原子分解するサメを撒き散らしながらその強大な力でアメリカ全土を恐怖に陥れる。

さらに、前作で死亡した主人公の妻がサイボーグと化して復活。

シャークネード5 ワールド・タイフーン(2017)

前置きはさておき、イギリスを訪れた主人公がストーンヘンジの地下に眠る古代文明が残した秘宝を手に取った瞬間、シャークネードが現れ、主人公の息子をさらってしまう。

その後、世界各国に現れるシャークネードを追ってローマ法王から託されたチェーンソー片手に世界中を飛び回る主人公と全身サイボーグの妻。

今作でついにシャークネードが東京にも上陸。高まる。

シャークネード ラスト・チェーンソー(2018)

シャークネードにすべてを奪われた主人公が、なぜか大人になった息子にそそのかされて太古の地球にタイムワープ。恐竜たちに邪魔されながら、歴史を書き換えるためにシャークネード1号と戦う(もちろんチェーンソーで)。

自分でも何を言っているのかよくわからないですが、wikiの説明もさらに何を言ってるのかよくわからないので、気になる方は映画本編を見てください。

増えていくサメの頭部、多頭ヘッドジョーズシリーズ

ダブルヘッド・ジョーズ(2012)

頭部が二つ付いているサメがやりたい放題やる作品。攻撃力2倍。

ビキニ美女がトップレスになるシーンが映っているので、年齢制限かかっているみたいです。

変態紳士各位はリンクを踏んでYoutubeで鑑賞してください。

トリプルヘッド・ジョーズ(2015)

ダブルのほうは古代生物の設定だったのですが、こちらは人間が投棄した産業廃棄物の影響で頭が3つになってしまったという設定のようです。

まぁ、すぐに設定なんてどうでもよくなりそうな、お馴染みの展開が繰り広げられそうではある。

ファイブヘッド・ジョーズ(2017)

あれ、頭、4つしかついてないやん、と思ったら、なんと劇中でしっぽが頭にトランスフォームします。

シックスヘッド・ジョーズ(2018)

頭何個ついててもやってること全部同じ。

ついに日本もB級サメ映画界に参入!

温泉シャーク(2024)

どうやら温泉に入っていたらサメに喰われるっぽい。

建物とか道路をブチ壊しながらサメが縦横無尽に温泉を行き来。

日本人スタッフのギャグのセンスに若干、不安がありますね。

予告しか見てないですが、今後に期待。

あとがき

他にも珠玉のサメ映画が世の中には転がっているので、皆さんも熱帯夜のおともにサメ映画でも見て、ぐっすり眠ればいいじゃない。

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