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【生きのびるための事務】を読んで


姉に本を借りました。

坂口恭介さん(漫画/道草春子さん)の
【生きのびるための事務】です。

タイトルから想像したのは
パソコン系の仕事全般や受付等の事務について
結局のところ
これからの時代残っていくのは事務仕事だ!とか

そんな内容を考えていましたが
まるで違いました。
どちらかというと事務より
生きのびるという言葉に
重きを置いているような内容です。

パソコン作業という意味の事務ではなく

自分のしたい仕事を叶えるための全て、
本の意味する事務とは
したい仕事の内容以外の部分=事務

ということでした。
具体的にはスケジュール管理や
モチベーションの保ち方
挫けそうになった時の考え方、夢へのアプローチの仕方など。

感情論ではなく理論的に
分かりやすく淡々と説明があり
漫画形式で読みやすいです。


話は変わりますが
わたしはたまに、歌手や俳優をみて
すごく憧れるけど、実際は不幸なんてこともザラにあるんだろうな、と思うことがあります。

お金はあっても使うための時間がないのかもとか
休みたくても思い切り休めないだろうな、
曲を書き続けるのは果たして楽しいんだろうか
プレッシャーのが大きいんだろうか
街へ出る時はリラックス出来ているんだろうか
などと思います。

負け惜しみなのか、事実なのか、
わたしが考える必要は
ないのだろうとは思いますが
とにかく不幸に見えてしまうことがあります。

この本にそんな話は出てこないのですが
わたしその考え方も一掃してくれる
夢に対しての考え方がありました。

夢を叶えている人たちって
こういう人たちなんだな、
ならわたしの心配には及ばないわけだ。
と考えを改めました。


本の中では未来へ思いを馳せた先に
現実的に考えていくという段階があり
わたしもやってみました。

10年後どんな日々を過ごしていたいかな
5時に起きて24時間制のジムに通いたいな、
その後朝からシャワーを浴びて朝食を作り
子ども達を送り出して、、
などと考えてノートに書きました。

そこでハッとして

朝からジムとか、憧れはあるけど
それは果たして自分の中で
楽しい、幸せなことなのかと考えたら
全くそうではなくて
わたしではない別人の人生のようでした

だって運動嫌いですもん。

わたしってブレブレじゃん、と
少し落ち込みましたが

それが分かれば百点満点。
次は本当に幸せな理想の日々を
考えれば良いだけです。

ジムに行くのが幸せなのか、痩せていればいいのか、8時まで寝ていたいのか、5時に起きて本当は別のことがしたいのか

正解がいくつもあってもいいとは思いますが
目標がブレていてはやはり進みにくいと思います。

これから毎日
未来の自分はどうしていたいか
考えていきたいと思います。

素敵な本でした。

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