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自分の機嫌で怒るのをやめる


長男は4歳。

3年前くらい、息子が1歳のころ
自分は育児に向いてると思っていて。

3時間睡眠でも、帝王切開の傷が痛んでも、
何回洗濯が必要になっても
長い時間息子が泣いていても
全くイライラしない1年だった。

長男が寝ついても寝たくなくて、
ずっと寝顔をみていたい、早く起きないかな、
起きている顔がみたいな〜って思っていたし、
そんな自分が不思議だった。

これが赤ちゃんの可愛さの力か〜と思ったし、
自分は体力があって
身体の辛さがメンタルに影響しないのだと
自分で自分に関心した覚えがある。


あれから3年。

当時の穏やかな自分は
どこへいってしまったのか
随分と口うるさい母になってしまった。

多分、2人育児と家事はわたしのキャパシティを大きく超えている。

長男はわたしが怒っていても大体知らん顔で
平気そうに淡々と返事をする子で、
ありがたいと思う反面、その平気そうな態度にまた怒れてしまうこともある。

最近我が家にムカデが出て、
わたしは玄関の開け閉めに神経質になった。

息子には、虫が入るから玄関を開けたらすぐ閉めてほしいと常々言ってあるのに、
いつもドアを全開にして、
開けたままわたしが出るのを待っていてくれる。

わたしは怒るのが癖になっていて、
そんな小さなことでも怒ってしまった。

「もう!そんなに開けなくていいって!虫が入るって言ってるでしょ!はい!出たらすぐ閉める!
早く階段降りて!ドア閉めるからね!」

下の娘を左腕で抱っこしながら、
長男をグイグイ押してすばやくドアを閉めようとした。

そうしたら、いつもは平気そうな長男の機嫌が一変し、「やめてよ!」と一言言われた。


息子に言い返されたのがすごくショックだった。


ああ、これは取り返しのつかないところまできてるかも。

いつも平気そうで、ちゃんと聞いているんだか
なんて思っていたけれど、
息子はちゃんと傷ついてたし、怒られたら嫌な気持ちは当たり前にあるんだな。

なのに息子に甘えてわたしは自分の機嫌のままに怒ってしまっていた。



自分がどんな時に怒っているか思い出してみた。
記憶では2人目を妊娠した頃から、
眠くて眠くて、かまってほしい息子に対して怒ってしまった。

わたしはいつも自分の軸で怒るかどうかが決まっている。

例えば生理前や、家事が溜まっている時、疲れているとき、やりたいことがたくさんある時や、嫌なことがあった時に
さらに息子がジュースをこぼしたとか。

ジュースをこぼしたことが怒るに値するのかどうかは考える余裕がない。

疲れてるのになんでジュースこぼすんだろう。とか、だから座って飲んでって言ったのに。とか
自分のことばかりで、息子を軸にして物事を考えていなかった。

そんなことを自己分析していたら、
反省なんて言葉じゃ足りないくらい
息子に申し訳なくて、ダメな母親すぎて落ち込んで、何も手につかなくなった。
母親に向いてないなと思った。

わたしがしていた態度は、
まるで嫌いな人にする態度のようで、
息子にわたしの好きは伝わっていないなと思ったら辛くて、でも怒られている息子はもっと辛い。

今日のご飯は楽なものにして息子と向き合おうと思った。

息子の好きなお菓子を買って
今朝怒ってしまって申し訳なかったことと、いつもすぐイライラしてごめんねと謝った。

息子はテキトーに(そうみえる)うん、いいよー!
と言ってくれたけれど、
大切なのはこれから。


それからお風呂で息子が一言。
「ママ、いちばんたいせつは、笑って。怒るのは、だめ。わらうのは、かわいい。」

いつもはここまでカタコトではないのですが笑
息子、人生何周目なのかな。
いつも大事なことを教えてくれてありがとう。


親として、しつけとして怒ることと
自分の都合で怒ることは全然ちがう。

息子が本当に何か悪いことをしたのか、
それとも仕方ないことなのか
これからは冷静に、一旦深呼吸をして考えよう


わたしは虫が大の苦手だけど
玄関を長時間開けてても息子は悪くないし
ジュースをこぼすのだってわざとじゃないなら仕方ない。


自分がイライラしてしまう原因となること
寝不足だったらまず寝るとか、
家事が溜まっていたら外食にする
生理前症状は病院に一度行ってみる

とにかく息子に当たらないように
自分自身の問題解決に全力で務めること。

怒らない。たったそれだけが
こんなに難しいなんて

育児によって
知らなかった自分の一面(悪い意味で)を発見した話でした。。

愛する息子にきちんと大好きが伝わるように、
良き母親になるため努力するとここに誓います。。

(それでもこれだけは言わせてくれ、、
2歳差育児、とっても大変だ〜〜〜〜〜〜〜〜!)

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