急ぐな焦るな呼吸しろ
焦らなければいけないこともある。
だけど、焦りが板についてしまうとあまりよくない。
最近、ガラスペンで文字を書く動画にハマっている。
丁寧で美しい文字、紙に染み込むインク、ゆったりと時間が流れているようで、見ているだけでとても癒される。
私の文字を書くスピードは速い。そしてかなり雑。結果的に自分でも読めないものがある。いつからそうなってしまったのかは分からないけれど。
何を急いでいるのかは分からないけれど、とにかく急いで書いていて、とにかく文字がせわしない。
筆跡診断があるように、文字には心や環境が現れるものだと思う。
だから、私の文字も私の心の癖やあらわれなのだと思う。
自分の字に違和感がある時は、もしかすると今の自分との調律が必要なのかもしれないなと感じる。
学生時代にバトミントンをしていたのだけど、大人になって久しぶりに試合形式で体を動かしたとき、イメージの中の自分は打ち返せたはずなのに、現実はあと一歩も二歩も届かなくて驚いたことがあった。
自分の肉体を上手く使えるだけの自分との擦り合わせができてなかったのだ。
少し前までは、このせわしない文字でも気にならなかった。だけど、ガラスペンの動画を見てから、もう少し文字に優美さを持たせたいと思い始めている。
それはきっと、焦らなくていいよという自分からのメッセージなのだと思う。
心の中だけで標語を立てるより、しばらく意図的に文字をゆっくり書いてみようと思う。きっとポイントは呼吸。あの動画からは書くときの呼吸が感じられるから。
できれば気に入るガラスペンも見つけたいけれど、とりあえずはお気に入りボールペンのSARASA0.5で。
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