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子どもを持つこと①

自分が子どもを持つイメージが想像できない

ありがたいことに今は1児の母なんだけれど、
子どもが苦手な時期があった

だから、自分が子どもを持つなんて
結婚することよりも想像ができなくて
一生1人かもしれないなぁと考えていた笑



なぜそう思っていたのか?

私は3人兄弟の長女で産まれ、妹と弟がいる
年の離れた弟が後に誕生することになり
4人兄弟の長女になった

まだ私自身も幼く、今よりもだめな人間で、
ずっと3人兄弟だったから
急に1人増えるなんて聞いていないし
中学生で反抗期もあり🤣、
何よりお金のことを子どもながらに
不安に感じていたことを今でも覚えている

実家は裕福でなく、どちらかというと
貧乏に近い位置だと思う

子どもに言われたくないよ!と

親ならそう思うだろうけれど

子ども4人いて、どう生活するの?
無理じゃない?

当時そう考えていた私は

弟が産まれてくることを心からお祝いできなかった

今振り返ると最低な姉だと思う

※弟はなにひとつ悪くないこと、理解して下さい


母に対して「堕ろしなよ」と言ったこともある


若い頃から体が弱く病院通いする父と

看護師として三交代で働く母

家にはいつも祖母がいた


祖母のことは兄弟全員が大好きで
幼い頃から面倒を見てくれて
重たい保育園カバンも3つ(1番下の弟が産まれる前)いつも背負ってくれて
送り迎えをして美味しいご飯を作ってくれた


祖母だって1番下の弟が産まれる頃には
何歳なんだろう?
いつまで面倒見させるつもりなのか?

母は仕事しているけれど
私たちのことは何もしていないじゃないか
他人に面倒を投げているだけじゃないか


13歳の頃の私はそう考えていた

そんな環境だったこともあって
生活が厳しくなることは想像できていたし

実際に弟が産まれてからも喜べなくて
泣いていても「うるさい」としか思えなくて
私みたいな人間が子どもを持ったら
不幸にさせてしまうと考えるくらいだった

子どもに対する気持ちはマイナスのまま
実家を出て社会人になった

実際に生活は厳しかった


当時を振り返ると生活は厳しかった

父は1番下の弟が2歳になる前に亡くなった

私が15歳のときだった


もともと病気がちだったこともあったけれど
飲む薬もどんどん増え、人口ストーマも設置し
家でもほぼ寝たきりの生活に

最期はずっと病院にいたから
一緒に暮らした時間の方が少なかったかもしれない
このあたりの記憶がもう…..
ちゃんと思い出せない


どんな病名で亡くなったのか最終的にはわからなくて、(解剖もしたと聞いたけれど)

でも、やっぱり、泣いてしまった


優しい人だった
怒られたことの方が少ないくらい
新しいことが大好きで社長になることが夢だった

兄弟全員の名前を付けてくれたのは父だった



父が亡くなってから


母は4人の子どもを抱えて生活することに


高校受験を控えていた私は
うちの家計では私立は無理、公立1本という
なかなかの崖っぷち

しかも勉強サボりすぎて進学すら怪しいという

なにやってんだ自分と今なら蹴り飛ばしたい笑


なんとか進学はできたけれど

制服、部活に必要なもの、教科書類など
私だけでなく妹や弟もかかってくるから
用意する母は相当大変だったと思う


アルバイトを強要されることはなぜか無く、
引退するまで部活動を続けさせてくれた
このことは感謝している

交通費、ラケット(バドミントンやってた)
シューズ、ユニフォーム、部費など

お金のかかるスポーツを選んでごめんなさい。


“大学まで行きなさい”


高校3年生になり言われた言葉


大卒を重要だと母は考えていたのか
そこはもうわからないけれど
言われるがまま進学先を調べて試験を受ける

無事合格し大学生に

お金問題は続く…😭

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