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大掃除の日

正月事始め、つまりは正月の準備をする日であるという。
それにちなみ、ハウスクリーニング事業などを展開している株式会社東和総合サービスが記念日に制定。

整理整頓という。そして、整理するとは捨てることであるともいわれる。
整理するというのは、思考の整理もされているということである。
よく言われるのが、貧乏人は片付けが下手であるとのこと。
例外のない規則はないので、必ずもなんでも言い切れないが、感覚としてはそうかもしれないと思えることはよくある。
そして、私はといえば、まったく整理が下手である。

かつての上司に、野口悠紀雄の本「超・整理法」を渡されたことがある。
読んでみると、素晴らしい本だった。その影響はとくにビジネスの会話でのちのちも役にたったのを覚えている。ここ数年のことでも、野口氏のおかげでブロックチェーンに関する種々の事柄が整理できた。また、「Wikipediaは2チャンネルに劣る」という言説があった。日頃整理されているから判断基準も明確で、こんな鋭い感覚が生まれてくるのだな、と感心したものだ。

ここで、 過去ブログを振り返ろう
(これで、だいたい過去ブログは Noteに移し終えたことになる、自分にとっては、感動的でもある。もちろん、移していない記事もあるが、思い切って捨ててしまおう。)

生活の中で自分のリソース(お金や時間)を使うときに、
次の4つのカテゴリーに分けて考えている
第1領域:	重要 & 緊急
第2領域:	重要 &   緊急でない
第3領域:	重要でない & 緊急
第4領域:	重要でない & 緊急でない
有名な「7つの習慣」
を読んだ方には おなじみの概念かもしれぬ。
時間の振り分け方を気にしなさいということである。

ToDoをこなす優先順位としては
第1領域、第3領域を まず 短時間でこなす。
第1領域はシステマティックに処理し、
極力、第3領域 第4領域に振り分けられるリソースを
第2領域に振り分けていく習慣をつくれということである。
重要度を推しはかる上で、
なにを重要とするのか 
は、その人の人生そのものであり、
それこそ人それぞれなのだろうけれど、
それでその人が推し量れると思う。
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 第1領域について
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これは仕事がまず挙がると思う。
私は仕事は実は第3領域にしたいくらいだが
稼ぎがなければ食べていけない。
それで致し方なくと思ってやっているが
本当はそれではいけないのである。
たとえば、
ミスが多いのは 本気で取り組んでいないから、
小手先でなんとかしようとしているからだ!
と
根性論や努力論めいたことを云われることもある。
それは いちいちもっともなことではある。
私はジレンマに陥って、仕事をやめてしまった経験もある。
だから、私にとってはここには家庭のことになる
月々の支払
必需品の買い物
郵便の整理
ゴミ捨て
などなど 日常生活の成立に必要なものがここにあがる
月々の支払いについては
自動振り込み、あるいはクレジットカードを利用して
ほぼ全自動でこなしている
買い物も
米や野菜については定期的に通販している
先日野菜については、有機農法のサイトに切り替えた
米もそうしようかと思っている。
大事なのは 買い物をなるべくしないことである。
買い物にいくと ついつい余計なものを買ってしまう
無駄が増えるもとである。
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 第3領域について
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緊急であるけれど大事でない・・・・
ここに振り分けられるのはどんなことだろう
7つの習慣によれば、
第2領域の準備を怠った結果であるとしている。
予想もしていないことが舞い込んでくるのは
ラッキーなこともあるかもしれないが
たいていは 予想できなかった自分が悪いのである。
ここに舞い込んできたものは始末が悪い。
電話なんかがその例であろう。
極力電話には出ないようにしているが
そうもいっていられないこともある
まず、急な電話などないように
しっかりと予想・予測・準備をしておくことだ。
それでも来てしまうことがある。
飲み会の誘い やら、
ふと広告をみてしまったり、
突然のメールに目が移り反応するなど・・・
なんてこともある
まずは こうしたことを遮断すべきである。
〇飲み会の誘いは断る準備(いいわけを考えておくなど)をしておく!
(”あいつはいかない”と印象づけることが肝要である)
〇広告は極力みない。
(テレビや新聞もゆえに見ない)
〇メールもなるべくみない
メールは メールボックスを開く時間帯を決めておく
朝と夕方の2回で十分という人もいるが、
業務内容によって違ってくるだろう。
あとスマホも常時つけっぱなしではなく、
オフラインにしておく時間をつくるとよい。
というより オンラインにする時間をつくるとよい。
私はネット環境をそのように操作している
なるべくオフの時間になるようにしている。
アポをとるときには、
何時がよろしいですか?ではなく
16時でよろしいですか?ときく。
あとは相手の意向に合わせて微調整する。
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 第4領域について
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大事でもなく、緊急性もない
つまり 本来ならやるべきでない作業がここだ。
まずはテレビ、Netflix等の視聴とか
飲み会、くだらない付き合いが入る
お菓子などを食べている時間やお菓子にかけたお金も
ここに入る。
すべてシャットアウトすることが肝要である。
ときおり羽目を外さないと
とか 
人間大きくならない
とか
羽目を外すことの重要性はわかっている
でも、重要なら第2領域である。
人間大きくならない
というのは意味がわからない。
なんで大きくならないといけない?
若い時の苦労は買ってでもしろといわれる
なんで?と思う
わけのわからないことで人を押さえようと思うから
ハラスメントになるのだと思う。
上司からのそういうお誘いならシャットアウトで良いと思う。
私個人は、ブログを書くことが羽目を外している時間である。
これは第2領域に配分する。
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 第2領域について
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自分がどうありたいのか
それをつくるためにはどうしたらよいのか
自分は知識人になりたいと思った
だから読書が必要
語学も必要である
読書をしたらアウトプットする時間が必要だ
だからブログも第2領域である。
第4領域の誘惑に負けないよう
意志力が必要である。
意志力は活力同様 減っていくものである。
けれども
意志力は睡眠と栄養で復活でき
有酸素運動や瞑想で鍛えることができる。
第3領域への侵入を拒むように、
予測し計画することも大事である。
自分のビジョンに照らしたスケジュール(夢の予約)帳をつくり
スケジュール帳に照らして
やるべきことを整理していく、
この作業は2週間に一度は大がかりにやる必要がある。
健康管理もここである。
病気に(現にいま歯医者に通っているが)なってしまったら
第1領域になってしまう。

整理できているようで、混乱しているといってもよい記事で
正直恥ずかしいが、恥ずかしいと感じることができるというのは、成長できているという証拠と開き直ることにする。

商売を始めるときによくきくのが、なんでも屋から始めるな、ということである。”なんでもできます、ご用命ください”といっても人は頼めないのである。”これだけなら任せてください”というと、あぁ、それなら信頼できるかなと思うものである。だからネットショップなどでもいろいろ取り揃えてございます、ご覧ください、などといっても誰も見ないのである。たとえば、Gucciの商品ならないものはありません!ということなら、じゃあそこで探してみようかと思うものなのである。なんでも取り揃えることは大手のやることで、資本もないのにやると、在庫過剰を起こすきっかけになりかねない。平均して、なんでもこなしますという人間も、なにごともできないのと同じことである。
家の中を整理整頓するのも、正月にむけていいことであるが、まずは、自分の心の整理をしてみようと思うのである。

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<来年の宿題>
・自分なりの情報整理法
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