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暖冬さまさま

今年の冬はだいぶ暖かい。

例年通りであれば、長袖長ズボンにフリース等の上着を着用していたはずなのだが、今年は家の中で上着を着ていた記憶がない。
エアコンもあまり稼働させなかった。暖冬はいいものだ。

積雪も少なかった。2cmほど積もっただけ。それも何もせずとも、すぐに融けてしまった。

今年度は間違いなく過ごしやすい冬なのだが、人間贅沢なもので例年通りではないと落ち着かないらしい。

夜の10時ごろ、カーテンを捲ると真っ白い雪景色が広がっていた。明日に支障を来たすとマズイと思い、外へ飛び出しては隣に住んでいるお父さんと一緒に雪かきを始める。
1時間も掻いた頃には汗だくになっており、家の前のSEIYUで暖かい缶コーヒーを奢ってもらう...…

といった例年通りのイベントが今年度は起きていないので、少し物足りなさがある。

普段使わない筋肉をフル稼働させて全身を使う雪掻きは、運動不足の私にとって丁度いい運動なのだが、今年は身体が鈍っていくばかり。

まだ1月半ばに差し掛かったばかりだ。これから降るかもしれないが、どうなるだろうか。

ふと気になってカーテンを捲ってみたが、あたり一面真っ暗だった。たまには身体が鈍り続ける冬もいいかもしれない。