質問箱に思うこと
わたしのTwitterアカウントでは、質問箱というサービスを用いている。
匿名で質問を受け取り、それにこたえていくというサービスだ。
わたしのところには、意外にも1日2~3件質問が来る。来ない日もあるが。
質問の内容は恋愛相談と、わたし個人に対する質問がほとんどだ。
実のところ、わたしは質問箱に質問が来ると嬉しい気持ちになる。
わたしに答えてほしいって気持ちが多少なりともある。
それって誰かに必要とされていることだから。
質問に対しては真摯に答えている。こと恋愛相談に関しては、じっくり言葉を選びながら回答しているつもりだ。
恋愛は人生を左右しかねない。
わたしの軽率な言葉一つで、人生の大きな決断をさせるわけにはいかないから、必死にベストな回答をひねり出している。
ところで質問箱にきた質問に答える時、自分自身と対話することがある。
例えば「好きな食べ物は何ですか?」と質問が来たとする。
わたしは質問箱の回答ページを開き、そこで指を止める。
わたしの好きな食べ物ってなんだろうな、と自分に問いかける。
「わたしは炊き立てのご飯が好き」
「わたしはアイスが好き」
「わたしは味噌汁が好き」
すると、様々な回答が自分の中から返ってくる。
この時思いもよらない回答が頭の中に浮かんでくることがある。それがとても楽しい。
さらに、その回答を文章に落とし込むのも楽しい。
この言葉で意図が伝わるだろうか、質問相手の聞きたいことに答えられているだろうか、と考えながら文字を打つ。
そうして出来上がった回答を読んで、「ああ、わたしってこう思ってたんだな」と再確認する。
質問箱は楽しい。自分のことを深堀りするいい機会になる。
もっともっと自分を知りたいから、いろんな人からいろんな方向の質問が飛んでくることを願ってやまない。
お金が好きです。お金のためなら頑張れます。