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マイルールは設定よりも徹底が難しい。。。

投資も貯金も、目的や目標を持ってコツコツやることが大事である、と言われることが多い。

しかし、これがなかなか難しい。それでも貯金であれば貯金箱の中にただ入れていけば良いのだが、投資となるとそれだけでは済まないところがある。

もちろん人に任せたり、ロボットに任せたり、今や自分でやらなくてもいいという考え方もある。ただ、私の場合は元々が社会勉強のために始めたこともあり、また自分でやっていれば成功も失敗も自己責任だからこそ結果に納得できると考えてきた。

自分で進めていく場合、売買のタイミングや資金、バランスなどマイルールを決めることが必要である。というのも、ルール設定をしていないと、ついつい売りそびれてしまう、買いそびれてしまうなどのベストでなくてもベターなタイミングを逃してしまうことも多い。そして何よりも私の悪癖でもあるが、生活をつめにつめてどんどん入れるお金を増やしてしまうこともあったのである。唯一と言っていいほどの趣味である食事が段々質素になる中で「私なんでこんなご飯しか食べられないんだろう」と、ふと我に返ったときに「あれ?」と思ったことが一番のきっかけである。

どうにかして自分の「未来」のための資産形成を考えていくかをむやみやたらにしていたら、自分の「今」が疎かになってしまっている。

そんなこともしばしば起こるのである。だからこそ、マイルールが必要であると感じていた。けれど、そのマイルールは不動、確固たるものとは限らない。場合によっては、ある程度見直しや修正をするような柔軟性も求められる。その柔軟性が実はミソである。

変更が可能な柔軟性のあるルールは守りにくいのである。というのも、常に私たちがルールを守るには、それが自分の現在の思考や行動と照らし合わせる基準として確固としたものでなければ判断できなくなってしまう。実はルールは作るよりも守る方が難しいと日々感じている。

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