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子育てを通しての学び

こんにちは。
子育てをしていると、毎日たくさんの気付きがあります。

子供が可愛くて愛おしくて仕方がない毎日なのですが、子供を通して自分の親の考えに思いを馳せることが増え、両親からの愛を再認識しています。

私は三兄弟の真ん中っ子で、2歳上の兄と3歳下の弟に挟まれています。真ん中っ子な長女でした。
唯一の女の子ということで、小さい頃からとても可愛がってもらったようです。

でも、私の認識は少し違って、
両親(特に母)は私が聞きわけが良いから可愛がってくれるのだろうなぁ。私を自分の分身のように思っているんだろうなぁ。と思いながら育ってきました。
振り返ると、アダルトチルドレンのような子だったと思います。

そして、兄弟は異性だから無条件に可愛がってもらえるけど、同性の私は兄弟とは何か違う…
と思い込んでいる節があり、母に褒められたくて母を喜ばせたくて、せっせと家事を手伝ったり、弟の面倒を良く見ていました。
そうすることで、母からの愛を一生懸命に得たかったのです。
(ちなみに、父は私に激甘です。ゲンコツしたり大きな声を出したりする人でしたが、私は一度も経験がありません。笑)

でも、子供を育てていく中で、その認識は間違いだったなぁと気付いたんですよね。

何故かと言うと、実家に帰省した時に赤ちゃんの頃のアルバムを両親と一緒に見返しながら、私の記憶にはないけれど生まれてすぐからずっと大切に大切に愛されてきた様子がたくさん記録されていたからです。

過去何度も見ている写真だったけれど、産後に見ると、まるで今までとは違って見えました。

私自身が子供を無条件に愛おしく思うように、アルバムを見返していると両親が私を無条件に愛してくれてる様子がヒシヒシと伝わってきました。

ひねくれた考えで30半ばまで来てしまったけど、気付けて良かったなぁと思い、
母に「私ってたくさん愛されて育ったたんだなぁと子育てしながら毎日感じるよ。」と伝えたら、母は目が赤くなってました。笑

母からは「兄弟間で接し方に差をつけたくなかったのに、男の子だから手が掛かってしまい、ついつい甘えてしまってごめんね。」と、言われました。
過去に何度も聞いてきた言葉だったけれど、この日はすーっと腹落ちして、ようやく消化出来た感覚がしました。

ここまで育ててくれてありがとう。
私も自分の子供をたくさん愛して、たくさん愛を伝えていける人になりたいな。

車窓から見える田んぼ道

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