これは確かに美ヶ原|美ヶ原2014
友人に誘われて、美ヶ原高原へドライブと洒落込んだ。
美ヶ原は、松本と上田の間にある高原で、ほぼ長野県の中央にある。「美ヶ原」という名前的に、「それ自分で言っちゃう?」と思わなくはなかったが、行ってみると、これは確かに美ヶ原。
素晴らしい快晴の中、美ヶ原に着くと、そこは広大で平坦な草原が広がっていた。散策路であるじゃり道を歩きながら、高原の空気をたっぷり吸い込むと、清々しい気持ちになる。
柵の向こう側は、美ヶ原牧場として、春から夏にかけては牛の放牧がされているらしいが、残念ながら季節が終わっているため、牛と戯れることは叶わなかった。ちなみに、ここの放牧地としての歴史は古く、平安時代から利用されてきたらしい。これはやっぱり美ヶ原。
どこまでも続く草原の向こうに、何かSFチックな建物が見える。見た目的に世界征服を狙う秘密結社の美ヶ原基地で、謎の怪電波を発しているに違いない。が、発しているのは怪電波どころか、長野県内にNHKなどの番組をお届けする電波だった。
高原を散策した後、美ヶ原高原美術館へ。こちらは、絵画と彫刻の両方が展示されている美術館で、館内にはピカソをはじめとする絵画、屋外展示として各種彫刻作品が展示されている。
特に屋外の彫刻作品は、近現代アートのような楽しい作品の数々で、なんとなく分かるものから、さっぱりよく分からないものまで様々。
この屋外展示の感じ、どこかで、、、と思ったら、箱根彫刻の森美術館だ。あちらも高原地帯の館内と屋外とでそれぞれ分かれており、敷地内にはピカソ館なる施設もある。こんなに似ていていいものか。
・・・それもそのはず、この美ヶ原高原美術館と箱根彫刻の森美術館は、姉妹施設であり、運営団体が同じとのこと。似ているのも当然だし、ピカソもそのつながり。
なお、館内ではアルプスの少女ハイジ展が開催されていた。高原つながりか。そしてあの天からのびたブランコを再現?して写真が撮れるスポットもあった。もちろん乗った。
こうして友人と僕は、美ヶ原高原と美術館、そしてハイジを堪能した後、上田へと抜けた。
上田といえば、上田城である。城好き・歴史好きな友人のこと、もちろん上田城を見学したが、時間的にかなりの駆け足だった。
真田氏の上田城をたっぷりとみるのはまた別の機会に。
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