クリスマスといえばケンタッキー!そんなチキン専門店から、まさかのVRも楽しめるゲーム機が登場!?
12/23(水)「ケンタッキー・フライド・チキン」はゲーミングPC「KFConsole」の正式発表を行いました。ゲームをプレイしながら、チキンを温められる機能が搭載されているこの端末。あまりに衝撃的な内容と度重なる発売延期に、当初はジョークと疑うユーザーの方が多かったほど。しかし、発売日や価格は未発表ながらも、本当に発売することが決定した模様です。
「KFConsole」はそのスペックの高さから日本版のメディアでは「次世代ゲーム機」とも「ミニPC」とも表現されています。本機はケンタッキーフライドチキンと台湾のPCパーツメーカー「Cooler Master」がコラボして制作しており、PC向けゲームが遊べる性能とチキンを暖めるチャンバー機能が搭載されています。このチャンバー機能は特許取得済みであり、システムの自然熱と気流システムを利用して鶏肉が冷めないような構造となっています。
ゲーミングPCとしてのスペック
「チキンを焼く」というケンタッキーらしい機能はもちろんですが、そんな冗談みたいな機能を差し置いても欲しくなるような高スペックのKFConsole。
公式サイトでは「新鮮なチキンの香りで五感を刺激しながら、VRの世界をお楽しみください」と書かれており、VR対応機であることが発表されています。
かつ、4K対応であり240fpsの高フレームレートにも対応しています。ちなみに人間の目がおおよそ60fps、日本で大人気のPlay Station5ですら、最大120fpsのフレームレートです。この比較でKFConsoleのスペックの高さが伝わるかと思います。
設計はコラボしているCOOLER MASTERが担当。ハードウェアには「Intel NUC 9 Extreme Kit」ベースの「Cooler Master NC100シャーシ」が搭載されています。ストレージには「Seagate BarraCuda 1TBSSD」と詳細不明の「FireCuda M.2 SSD」を採用し、グラフィックカードはASUSのGeForce RTX系カードを搭載しています。
ケンタッキーは過去にも、鶏肉を正しく揚げるまで部屋から出られない従業員向けのVRトレーニングを行っていたり、3DCGデータのカーネルおじさんをバーチャルインフルエンサーに起用したりと最先端テクノロジーを積極的に取り入れています。
高スペックなKFConsoleの発売詳細はもちろんのこと、ケンタッキーがVRの分野にも進出してくるのか、今後の動向から目が離せません。
参考:KFConsole公式Twitter https://twitter.com/kfcgaming/
KFConsole公式サイト https://landing.coolermaster.com/kfconsole/