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ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド に投資をはじめた

年初から株式市場が右肩下がりで、この企業に投資してみようかな?といろいろ目移りしはじめた。もちろん自分で企業を選んで投資するのが好きなのだが、この機会にひとつ投資信託を選んで任せてみようと考えた。ちなみに直近では2020年春の株価暴落時に目に留まった「おおぶねグローバル」。今回選んだのは、

情報開示が充実しており、とくにこれ面白い!と感じたのが、自分がこの投信にいくら投資すると、社会にどのような好影響を与えるのか概算できるツールがあること。

インパクト投資とは何か? 用語の定義がいろいろで情報が錯綜しているが、私が参考にしているのは、2020年7月に環境省の委員会から発表された「インパクトファイナンスの基本的考え方。このなかで次の1~4の要素すべてを満たすものを「インパクトファイナンス」であると定義づけをしている。

  1. 投融資時に、環境、社会、経済のいずれの側面においても重大なネガティブインパクトを適切に緩和・管理することを前提に、少なくとも一つの側面においてポジティブなインパクトを生み出す意図を持つもの

  2. インパクトの評価及びモニタリングを行うもの

  3. インパクトの評価結果及びモニタリング結果の情報開示を行うもの

  4. 中長期的な視点に基づき、個々の金融機関/投資家にとって適切なリスク・リターンを確保しようとするもの

つまり、その投融資が社会にどのような好影響を与えるのか評価し、その結果を情報開示しなければ「インパクト」を名乗ってはならないのだ。ここが自らやっていますと宣言するだけで、情報開示はほったらかしの「ESG投資」と大きな違い。

ゆえに自ら投じた資金が社会の役に立っていて欲しい!と願う個人投資家にとって「インパクト投資」は注目すべき分野なのだ。そして、その名を汚さぬ情報開示をしている「ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド」を応援したい。



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