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オープニング曲の謎と訳

コロナ禍による自粛期間で暇を持て余し、韓国ドラマにハマった筆者。

最初に観た「愛の不時着」はなんと5周するというかつてない沼っぷり!

そんな中、回を重ねる事に印象深く残るのがOSTと呼ばれる挿入歌でした。

オリジナルサウンドトラックの略で、私たちが想像するサントラとは異なり歌詞もあり、更に何曲も制作されています。

特に気に入ったのがオープニング曲としても使用されている「Sigriswil(シーグリスヴィル)」。

舞台となるスイスで2人を繋ぐ橋の名前なんですが、この曲はラストシーンを壮大に締めくくる一曲としても印象に残りました。

ただとっても素敵な曲なのに、曲や歌手について調べても調べてもイマイチ情報が出てこない。

どうやらApril 2ndというバンドのヴォーカリスト・キム・ギョンヒさんが歌っておられるようですね。

曲を聴いた印象では中年の女性が歌っているのかと思うほど、中性的で美しい声の持ち主です。

April 2ndは他の曲でも愛の不時着OSTに参加されていますよね!

ゆったりした曲でとても癒されます。

シーグリスヴィルの歌詞を調べると、疑問が浮かびました。

歌詞の一部が表記されていないのでは…?と。

オープニングの部分の歌詞が記載されておらず、何と歌っているのかものすごーく気になって気になって仕方ありません!

何かご存知の方がいらっしゃれば教えて頂きたいです😭


そして和訳についても分からない…

対訳の記事はあるかなーと探しても見つからない。
日本語しかわからない私は、歌詞をコピペしてLINE英語通訳さんにお世話になりました!笑

ちょっとの間
僕が今、こうやって····。
僕はまだ僕達のいる所にいます。
君のためにそこにいた
君がいてくれた
知ってますよねまた日が暮れる
どこへ行っても
どうせ
変な夜をうろうろする
私と一緒に来ませんか。
さぁ 君の手を握る
君といっしょに僕は
(感想は?)
昼も夜も久しぶりだ
友達はどうですか?
昼も夜も久しぶりだ
一晩だけ
夢を見た
あの頃私たちが過ごした時代
君のためにそこにいたんだ
あなたは私のためにそこに
ご存知ですね。


とまぁこんな感じで直訳的な日本語訳になってしまいます。
とはいえなんとなく意味は分かるような…
15年近く前に取った英検3級レベルの筆者、意訳に挑戦してみましょう😂


Just for a while
ほんの少しの間だけ

I’m pretending like
私はこうして

I’m still in the place we were
まだ私たちが出会った場所にいる

I was there for you
私はあなたのためにそこにいて

you were there for me
あなたは私のためにそこにいる

we know
私たちの記憶

Day will come and go again
日はまた暮れる

No matter where
どこにいても

No matter how
何をしていても

Wandering about in strange night
知らない夜を彷徨いながら

Won’t you be here by me?
そばにいてくれないだろうか

Now I hold your hands
今あなたの手を取って

With you I feel alright
あなたと一緒なら私は

(How does it feel?)
どうかな?

It’s been a long day or night
長い長い昼と夜

How does it feel my friend?
友達はどう?

It’s been a long day or night
長い長い昼と夜

Just for a night
一晩だけでいい

I dreamed about
夢を見た

the times we had back in the day
あの頃のことを

I was there for you
あなたのためにそこにいた

You were there for me
私のためにあなたはいた

We know
私たちの記憶


いかがでしょうか?
よく分からない部分もありますが、だいたいこんな感じなのでは…💦

訳しながら感じた情景は結末を知ってからこそ見えるものでした。

2人の運命が交錯し始めたスイス・シーグリスヴィルの橋を舞台に、再会を祈りながらもすれ違う日々。

限られた時間しか会えない運命を受け入れて、それぞれの人生を強く生きる選択をした彼らの強い想いが現れているように感じました。

彼らがこの結末を悲しいものではなくとても前向きに捉えているところが更に切ないですよね。


織姫と彦星のように、一年に一度だけこの場所で出会う。
シーグリスヴィルの橋を渡って…
そんな伏線が張られているのかもしれません✨

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