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SCHOOL WARS TOUR総括、の巻

遅くなりましたがアルバムツアーお疲れ様でした。
6本の短いツアーが終わってしまいました。
1ヶ月で6ヶ所でしたが私には2週間で3本という濃密なツアー。
追試&留年ツアーも発表されまだまだこの名曲たちが育っていくと思うと楽しみで仕方ありません( ˊᵕˋ )💭

総括と書いていますがただの備忘録です。
※ぶっちゃけ話もあるのでタグはつけません


【開催までのこと】

1.Zeppツアー発表時の所感

2023年母の日にてZeppツアーとアルバム発表がありました。
4年ぶりの母の日で客入りに驚きを隠せず。
コロナ前まではFCじゃないとチケットがとれなかったり、一般はほぼ空売りですぐソールドしていた記憶があります。
しかし今年は当日券が出ている…?
毎年お決まりの日ですらファンが集結しないなんて、コロナは世の中を変えてしまったなと痛感した瞬間でした。

ライブにまだ抵抗がある人が多いからなのかは定かではありませんが、母の日がソールドできなくて6本もZepp埋まるの…?と多くの方が思ったのではないでしょうか。
私もこれを見て、嬉しいより不安が大きかったのは事実です。

母の日終演後に配布されたフライヤー



そしてコンプリートツアーであれだけ厳しく規制されていたモッシュ・ダイブが解禁された日でもありました。
やはりソールドしていないとフロアにはダイバーが転がれるほどの厚みがないのです。
2〜3列を超えていく程度で落下が目立ち危険を感じます。圧倒的に下が足りない。
ファン層のと時代の変化を象徴するようなフロアだったのではないでしょうか。

2.参戦場所の理由

6公演のうち大阪は確定として、複数行く気持ちはありました。
半休で行ける名古屋が候補に上がり、真緒ちゃんバースデーということで選定。
そして初日の横浜かファイナルの東京かを検討していたのですが、ここで番狂せが起こりました。

北海道民に強烈なお誘いを受けまして…
「Zepp札幌をいっぱいにしたい」
「札幌はいつもスカスカで」
「すべてアテンドしますから!」
など(笑)

FC先行が始まる前に検討した結果、関東1回の遠征と交通費にさほど差がない(錯覚?)ことに気づき、予算取りは札幌で行くことになりました。

横浜、福岡、東京は休日だったのでぶっちゃけ後からでもどうとでもなるな、と思ってました。

3.ツアータイトル決定

SCHOOL WARS TOUR

とな。学校…?
当時アルバムの発売日も内容も何ひとつ分からない状態でこのタイトルだけが発表され、どんなツアーになるのか不安は更に増しました。笑
今回学割を導入すると決まったものの、若い層の新規流入について何か策があるのかファンもずっと考えていたようです。


4.アルバムタイトル発表

さらっとラジオのFM802でバラされました。
仕事中に大阪市内を車で走りながら聞いており、あまりにサラッと解禁するので驚いた記憶があります。
「そらはそうと発売日いつ!?」
というファンによる総ツッコミが起こりましたね。
この発表は音食キッチンのライブ直前の出来事で、その日のライブでは生物が解禁されました。

5.アルバム発売日発表

アルバム発売日はいつだ選手権が繰り広げられるほど焦らされましたね!
これまで幾度とアルバムツアーを回ってきながら、発売日から初日までが4日間というのは最短なのではないでしょうか。笑
正直まだ歴史のHeyに自信を持てません…

(番外編)503clubでの出来事


金井政人の衝動買い・カリフォルニアからの転校生バスたんについてはこちらになります。

コロナ罹患中にこそこそ駐車場を探していました。
航空写真やストリートビューを見ながら、最終的に社内の東京スタッフに連絡してみたり…結局見つからなかったのですが。
とってもヒヤヒヤしましたしこの後も何度もヒヤヒヤし、もうひとヒヤヒヤあると思ってます(もはや期待すらしている)




【開催中のこと】

1.セットリストについて

初日の横浜に行かれた方の感想が大変な熱気になっていたのをご存知ですか?
エモい、エモすぎるよ!なんて言葉じゃ表せないほどにTLが荒ぶっていました。
コロナの制限がなくなって初めてのツアーであったり、育休明けに久しぶりに来たという方もいらっしゃったそうで。
そこには紛れもなくあなたが大好きなBIGMAMAがいた、これに尽きると思います。

初日から2本目の大阪までが2週間ほど空いていたこともあり、どのようなセトリで攻めてくるのかが全く予想ができずに向かいました。
大阪は横浜と一部変更がありましたが概ね似通った感じでした。

4本目の札幌を終えてこのツアーは2パターンのセトリが交互に行われるということが判明し、想像通りファイナルまで同じ流れで完奏。ざっくり分けると横浜・福岡・名古屋が秘密、大阪・札幌・東京がSPECIALSです。


セットリスト詳細はこちらから


2.スクールバス

このツアーはメンバーがスクールバス(通称:バスたん)で移動することが明らかに。

初日になんとか間に合ったもののこの日はナンバープレートがついておらず、代わりにQRコードが貼ってあったそうです。
各公演でもバスたんボディにQRコードが貼ってあったということですが、場所によりリンク先が異なるとのこと。基本的には来場者向けにバックステージを写した泣ける動画だったのですが、通りすがりの方にも目につく場合は公式WebサイトやYouTubeに飛ぶようにして、来場者には別途会場内で案内されていたみたいですね。
会場の配置上バスたんの停車位置はまちまちで、当日に場所が告知されることもありました。
福岡と東京は会場から少し離れたところに停車してあったそうな(そのためQRコードも異なった)。

また札幌公演からはバスたんの中に小さなクリスマスツリーが出現!
暗くなると電灯がチカチカして可愛かったです。
札幌公演はたまたまバスたんと同じホテルだったのですが動いている姿は拝めずじまい。どんまい!

道中早速破損したり、西へ東へ過酷な移動を強いられたギャルは現在内装をいじられている模様。

3.スタジャン

金井政人により今回のアルバム曲をイメージした「東京エモーショナルスタジャン」なるものが用意されました。

それぞれに本人直筆のタグがついており、会場で思い思いに羽織るファンの姿が印象的でした。

余談ですが、今回バスたんとスタジャンの話が出たことで、Twitterで仲良くさせてもらっているフォロワーさんと初めてお会いするきっかけとなりました。
10年近くライブに通っていますがこれまでBIGMAMAを通して友達が増えるといったことはなく、いつも一人ないし地元の友人と軽く喋る程度でネット上のつながりも皆無だったのです。
そういった方も多いのではないかと思い、今回数名の方にお声かけし、現地で居合わせた方にもご協力いただいて集合写真を撮り、とてもいい思い出になったなぁと感じています。
福岡・札幌・名古屋はカメラマンのタカギさんが撮影してくださるという一幕も!

試着中のワタクシ


503club内でファンのところへお嫁に行ったそうです。実際羽織ってライブに来ている方を見ると、行くべきところへ渡ったのだなと感心するほど皆様お似合いでした❤️

4.客層

これまでと同じくアラサーが大半を占めています。
ですがバンドの活動年数から40代・50代の方もそれなりにいらっしゃいます。
逆に学生は少ないイメージ。学割チケットがどれほどの割合なのかが気になるところ。
小中学生の姿は私は見かけませんでした。

男女比は半々で、最前列には女性が多く、その後ろに男性が集まっている図でした。
年齢層としては男性の方が若く、女性は比較的上の世代の方まで幅広く来られていました。届く層には届いています。

また、チラホラと外国人の姿がありました。(これはコンプやモルカルとの対バンでも)
中にはカナダから来たという方も!?
どのような経緯でたどり着いたのかとても興味深いです。いい傾向!

エリア的な特徴で言えば、フェスなどで途切れず関係を築いている地域では若者の集客が得られる傾向にあります。武道館以降対バンがほとんどなかったため、BIGMAMAを知らない・見たことがない方にライブを見てもらう機会が極端に減っていました。そんな中でも絶えず毎年呼んでくれるフェスがあるというのは心強いです。

これに関連して会場の熱気とやんちゃ具合も比例します。大阪は最前列でも押されることはなく、2人ほどダイバーが来たくらいでした。札幌はなし、名古屋はライブ慣れした男性陣が多くけっこう飛んでいました。
フロアのノリにも少し地域差を感じます。

5.動員


不安だった動員。
蓋を開けてみるまで分からないファンのドキドキといったら。
残念ながらソールドした会場はありませんでした。
ファイナルの東京は最後方のブロックを除いて概ね埋まっていたということです。

横浜・大阪・名古屋は50%程度、福岡・札幌は20%程度ではないかなと思います。
こんなにいいアルバムを作っていいライブをするバンドだからこそ余計に悔しいですが、プロモーション的になかなか歯車が合わなかったのかなという印象でした。

6.黒板にメッセージ


今回は学校がテーマのアルバムツアーということで、開演前には場内後方に黒板が2台設置されていました。
片方はメンバーが持ち回りで日直をした直筆の(アナログなんだからそりゃそうだろ)メッセージやイラストで彩られ、各会場での変化を楽しむことができました。

またファンの熱量を感じる寄せ書きもよき思い出に。初参戦という方や海外から来た方。皆様思い思いのメッセージを残していて、終演後にはさらにグッとくるものがありました。

メンバー@大阪
ファン@大阪


メンバー@札幌
ファン@札幌


メンバー@名古屋
ファン@名古屋


絵師さんがいると絵面が華やかでいいですね!
謎コメントや若干歪んだ愛も愛故に…

7.お土産のエモマガ

終演後来場された方に配られた「東京エモーショナルマガジン」。
レコーディング日誌とこのアルバムやツアーの余韻に浸れるファンにはたまらないお土産でしたね。
これを金井さんとファンが共同制作しているというのが驚きです。
携わった皆様お疲れ様でした!

ビスたんを数えたけど正解が分からなかった。笑



【ツアーを終えて】

1.次回ツアー発表

ファイナルに発表されたツアー続編。
アルバムを聴いてから、たった6本で終わってしまうなんてもったいなさすぎると思っていたので本当に嬉しかったです。
このTokyo Emotional Gakuenというアルバムはもっと広くたくさんの人へ届くべき作品だと思います。
時間がかかってもじわじわと見つけてもらえるような名盤に位置づけられてもおかしくない。

だからこそ次回ツアーが対バンであることに意味を感じ、XではBIGMAMAと対バンするのは誰だ選手権が繰り広げられる事態に。
それだけファンも同じ思いなのでしょう。
この時は少し下の30代半ばのバンドと対バンするのではないかという予想が優勢でした(私調べ)。

更にはアルバムツアー3周目となるワンマンも続けて行うとのこと。同じ場所を2ヶ月連続でまわる異色だらけのツアー。楽しみしかないですね!


そして何よりファンを唸らせたこのネーミングセンス。Zeppツアーでは全員卒業できなかったわけですね(笑)
グッズで卒業証書(の筒)まで出しておいて、卒業させてくれないんですね!
締めくくりとして卒業試験と言う名がつけられた母の日は全員集合👀

2.対バン発表

2023/12/29のRADIO CRAZY終演後に対バン相手が発表されました。

岡山で対バンするのは誰だ選手権

これを見て絶句しました。
誰も知らない😇
よく見たら福岡のクレナズムだけ存在を知っていました!奇跡!

想像以上に若手で、中にはまだ自力で地方ワンマンするのは難しいであろうバンドもいるはず。
それでも早速聴いてみるとおやおやこれは可能性が無限大なバンドばかりじゃないか…。
知っている人は知っているような、青春真っ只中の対バン相手のように感じます。
BIGMAMAと交わるかな?と考えてしまうようなテイストで各々個性が光っているけれど、聴いていて心地いいですね。
既にこちらが出会わせていただいた感すら出ています。楽しみしかない。

3.チケット先行

2023/12/30時点でBIGMAMA mobile(FC)にて追試・対バン編の先行受付中です。

これ以降の先行等はLINE公式アカウントの通知をチェックするのがおすすめ。
友達追加を是非◎


4.年末フェス

名古屋のメリーロックパレードと大阪のレディオクレイジーに出演していましたね。
メリロについてはこのZeppツアー名古屋で発表され、終演後に間瀬さん自らチケットを手売りするという嬉しい事件が!
BIGMAMAが名古屋でライブを続けられるのは間瀬さんのおかげなので私には後光が差しているように見えましたよ(笑)

レディクレでは金井さんが3ステージも出演するということで、FM802にも感謝しかありません…
バンドセットとアコースティックの両方を見せつけてくれました。
この日はエルレやテナーなどベテランが多い日で、さらにフォーリミやブルエンといったフェスで同日になることも多いラインナップ。久しぶりに見る方も多かったはずなので、これを機にまた聴いて、ライブハウスに足を運んでくださると嬉しいです。



【おまけ】


1.彼ピッピの感想

大阪は私にBIGMAMAを教えた彼ピッピと一緒に行ってきました。あちらは開演ギリギリとの事で後ろで見ていたそうです。
初めてBIGMAMAを見たのは星屑金沢で、ゴリゴリに暴れたいタイプのおじさん。
フェスでは見るけどワンマンには行かず、武道館だけ無理やり連れていきました。今回は武道館以来のライブです。
(正確にはこないだ万博公園で見て17に好印象だったそうで)

総括して「もったいない、物足りない」

MCが全くないライブを初めて見たということで、曲だけをひたすら詰め込まれて噛み締める余裕がなかったといいます。
いつもPerfumeの鬼ロングMCに慣れていたり、アジカンではなんでもないゴッチのやり取りがあったり、エルレは細美さんの熱い言葉があるからこそ喜びもひとしおなのだとか。

アンコールがないのは良しとしても、流れが本当にもったいないと。
1時間半に駆け抜けすぎて引っかからず終わってしまった。
具体的な指摘としては

  • 17で一度本編を終わらせ、アンコール的な立ち位置としてMCを挟み帰宅部へ移った方がよかった

  • 激しめゾーンから生物に移るとき、空気感を切り替えるために時間をあけて(ないしは一言挟んで)次の生物に行ったほうがよかった

  • 終盤はmkの声量が落ちていたので、連続でやるよりキープする方が完成度としては高くなるのではないか

  • エモマガについても本編で一言触れないと、ただのフライヤーだと思って見ずに捨ててしまう

  • 後方が地蔵すぎてどうした

  • ワンマンが大人しいのは良いが、フェスとフロアの空気感が違いすぎるから新規が定着しない
    ギャップがありすぎて全く別物


とのことでした。
せっかくの新規を獲得しきれない原因をしっかり言い当ててきて、悔しいかな返す言葉がなかったのです🥲
もうワンマンはええわと言われました…

2.Zepp集客に足りなかったもの


(えっ小見出しより下層階の見出し作れないじゃんおわた)

◻️時間

圧倒的に足りなさすぎた時間。
アルバムリリース日がなかなか発表されなかったのは大きな要因でしょう。
宣伝がすぐに集客に繋がることは稀です。
発売日すぐにアルバムを聴いてみて良かったからすぐにライブに行こう、なんてことには普通ならない。キャリアの長いバンドは尚更。
もちろんフッ軽な人はいますが少数派だと思うので、正直アルバムリリース日発表から発売日までは3ヶ月くらいほしいし、発売日からツアー開始まで2週間くらいはほしかったです。
これは本人たちが一番思っているはず…。


◻️話題性

プロモーションは満足のいくものではありませんでした。
不足というよりは届けたい層に対してベストなプロモーションが組めなかったように思います。
特に福岡はラジオ一本だけで口コミが広がる因子を作れていなかったですね。

北海道はラジオのプッシュはあれど、ラジオを聴かない層へのアプローチは0に等しかったのでしょう。
PUSHしてくださるもっちょり先輩のラジオ番組イマリエールは金曜夜の放送なので、昼間の仕事中に職場や車でラジオを聴く人には届かない時間帯。


そしてバスたんの納車問題により話題作りの機会を失いました。
テレビや雑誌でのインタビューでお披露目チャンスがあったにもかかわらず逃してしまうことになり、大きな投資の割にバックが少なかったのは痛手でした。


◻️ターゲット層の明確化

武道館以降目立った対バンを行っていない彼らは、新規ファンの流入が止まってしまった。
当時から変わらず通っているファンが一定数いることから大して宣伝をしなくても小箱はそこそこ入るのです。
ですがそれ以上の広がりが見られないことが今回はっきりしました。

10年来のファンとして今のBIGMAMAは彼らを知らない人のうちどんな層に刺さるのかが全く読めなくなってしまったのです。
対バンで反応を見ている頃は音楽性やフロアとの親和性を肌感で感じることができたものの、それが分からずターゲットが絞れないのが現状です。

今ツアーでは初めて学割が導入されたことから若年層を獲得したいことは明らかでした。
だからこそ学生ないしZ世代に向けてプロモーションを行うのかと思いきや、アルバムを届けたい層はどうやら若い人ではなさそう…?
若者に届けるのは難しいと思って2000年代エモというジャンルが好きな人(=主に30代以降)に聴いて欲しい旨をメンバーも語っており、こちらとしては「えっ学生じゃないの」感が否めませんでした😅

このあたりもう少し早めに開示してくれていたら、昔聴いてた人にもっとアプローチすることができた可能性はある。
ただしそういう世代は現実を生きておりSNSには浮上しない。困った。

◻️知名度

邦楽ロックを通っていない人は本当に知らないんだなと言う現実が明らかになったのが"スペプラ手越"です。
通っていても若者は名前を聞いたことがあるくらいのレベルで、歴が長くてスルーしがち。
ビスたんを知っていてもBIGMAMAは知らない。
対バンやフェスを通して点と点が繋がれば少しずつ広がっていくのかもしれないが、これがどうにも繋がらない。


◻️メンバーの人柄PR

武道館を境にライブ中のMCを一切しなくなった。言いたいことは全部歌に詰まっているという。それは分かる。それが金井政人という人間なのも分かる。人間性は伝わるのだけれど、人柄がどうにもつかめない。

曲を好きになるとそれを作っている人たちのことを知りたくなる。そんなときはSNSや動画を漁りますよね。ほぼ出てきませんね。
ビスたんはドラマーYouTuberとしての顔は出ていますが、メンバーからいかに可愛がられているかが全然出ていません。
他のメンバーのトーク動画などもほとんど見つからない。
ライブに行けば分かると期待するのですが、この人たちは全く喋らない。

もったいなさすぎる…
競馬🏇の話になると急に饒舌になる金井政人のことも、個性溢れるメンバーの会話を通訳してくれる信頼しかない柿沼広也も、バンド内でガチめに一番ツボな安井英人という存在も、関西人と喋ると急に関西弁が出ちゃう東出真緒も、誰より一生懸命BIGMAMAの未来をファン目線で考えてくれるBucket Banquet Bisのことも、何にも伝わってないんだよ初見には…………😭😭😭

BIGMAMAはチームの良さが売りです。
長年連れ添ってきた同級生3人と自由人のコミュ力おばけお姉さんに可愛がられまくるバケツ🪣、そして6人目のメンバーであるコーヒーオタクのマネージャーのことを知れるのはなんと月額制サービスのみだということ。

ブランディングを大切にしてるのはとてもよく分かるのですが、沼まで落ちないと分からないのは本当にもったいない!


特にTikTokの運用はこういった人柄で魅せるのに最適なツールだと(私は)考えていて、カタい動画はCMっぽいからスルーされてしまうのですよね。
完成度の高い映像がメインで伸び悩んでいるわけですが、5秒くらいの適当な動画(カッキーがコーヒー豆をただ選んでるだけの動画とか、やしこがビールくん描いてるとことか)でいい、いやむしろそういうのがいいんではないかと感じている今日この頃。

ゆるいところを表に出したくないという考えがありそうなので今はFCに限られて公開されているのだと思うのですが、そこに導き入れるためのツールとして多少は必要なのではないでしょうか🤔


@bigmama_jp

我らがギターヒーロー🎸柿沼広也のBIRTHDAY みんなでお祝いしました🎂 #エモ学 #BIGMAMA

♬ 17 (until the day I die) - BIGMAMA

これ最高でしたね


3.次のツアーまでに必要なこと

◻️目的地とルートを共有する

前述の通り、現在BIGMAMAがどんな方向性で進もうとしているのかが分からない。
ファンに言えないことも多いけれど、私たちは泥臭くやったっていいのです。

5W1Hではないけれど、一旦の目的地はもう一度武道館ですよね。
いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように。
バケツ加入から3年以内に、BIGMAMAがというところはだいたい固まっているのでしょうけど。

誰が。
今の私たちと新規ファンで?
それはどういう属性のファンを想定しているのか。
モッシュダイブ論争とも重なりますが、ライブを好きに楽しんでというメンバーと、ダイバーに厳しく注意する運営の温度差。
にも関わらず対バンツアーは小箱ですし、対バン相手は大人しいところもあればしっちゃかめっちゃかになりそうなバンドも。

セトリも変えてくるのでしょうけど今後どのようかスタンスになるのか方向性は事務所や運営側と話し合った上で共有していただきたい。
ファンがまじめだからこそ混乱しています。

◻️新規ファンへの発信ツール

コンプリートツアーを回ったファンはごく自然な流れでBIGMAMAとLINEで友達になりましたよね。
この後情報はいつもLINEで知るようになり、目に留まることが増えました。

例えばフェスや対バンで来てくれた相手方のファンの方に、「LINE限定で今日の集合写真が見れます」などという甘い蜜で友達になってもらい以後情報を発信するという手法です。

通知オフのリスクはありますが現在の頻度ならさほど気になりません。
Xは死垢が多いのと流れが早いので反響が出にくそうですね…
あとはフォロワーさんと話していて、マネージャーブログが有益なのでメルマガ配信したらどうかという案も出ました。笑


◻️チケット発売のタイミング調整

とっっっても大事なのがこちら。
いつもなかなか上手く噛み合っていない印象があります。
例えばメリロの後にいいなと思ってもらえても、対バンツアーの相手も分からないしチケットも申し込めない。
ここを逃すと自分で調べていかないと情報をキャッチできないため、今回レディクレの後にモバイル先行が始まったのは好感が持てます。
ここに次の先行の情報も載っていればもひとつ良かったです。

次はキャパが小さいので、行きたいと思ってもソールドしてた!次こそは!みたいに思っていただきたいです。これ大事。

ワンマンのチケットも何かと被せたいですね。
母の日以降のチケットも、母の日に発表と同時に先行開始してほしいところです。


◻️グッズ強化

BIGMAMAのグッズは実用性が低かったんです。
30歳が日常生活で使用できるものが少ない。
でも今回、キーホルダーと目盛りのない物差しを購入しました。
Tシャツとタオルしか買ってこなかった私がついに…使用不能の物差しに手を出したんです……
なんにもはかれないのに、はかってみたくなったんです(笑)

左下、レディクレでいくつ売れた?


それはさておき、例えばノートとかボールペン・シャーペンのような文具系を充実させてほしいのが本音です。
ファン層のほとんどがいい大人ですから実用性がなくても買うお金は持ってます。でもやっぱり使いたいじゃないですか。使いたい場合は保存用と2個買うじゃないですか!
種類は少なくて良いので実用的なものをください。

デザイン性としては少しシンプルなものを展開してもいいのかなと思います。全体的に可愛い系が多くて、私はなかなか使いこなせないのが現状です。

やっぱりグッズがかわいいと買うし並ぶし、フェスとかでも反応いいし、並んでたら人気あるように見えるし、いいですよね(?)

4.私たちにできること


◻️縁を大切にする

抽象的ではありますが、具体的にはこれから発売される手越くんのアルバム提供曲が出たタイミングなどで相手方(のファン)に届くように感想を伝える的なことです。
実際スペプラ手越でBIGMAMAを知った手越くんファンの方がこちらのライブを見に来てくれたという実績もあります。

これから始まる対バンで相手方に敬意を払い、かつこちらのマイナスなイメージ(検索エンジンの候補とか)を上回る魅力的な発信を根気よく続けていくことが大切なのだなと、手越くんファンの行動から学びました!

◻️リクエストを送る

これはアルバムリリース前後でXの皆様とこぞって行ったのですが、各ラジオ局へのリクエストやメッセージを送ることです。
特にFM802はかなり読まれる確率が高いです。

ゲスト出演のときは生放送か録音かで対応が変わりまして、生放送であれば前日にメッセージフォームから送り、できる限りリアタイでハッシュタグをつけて感想を発信。
録音の場合はリアタイ+ハッシュタグを基本にXで反応します。
この期間は休職中で本当に暇だったので番組終了後やライブ後の翌朝に感想をつけて送ったりもしました(笑)

ラジオに限らずテレビも同様です。
横浜公演の後、溢れ出るエモをMステのリクエストフォームにぶつけてくださった方がたくさんいらっしゃったようで、絶やさずメディアへ需要を示し続けることがポイントのようです。
のちにバケツ🪣がMステに出たいと語っているのでこれは継続していきたいところ。

他にもCDTVやNHK MUSICなどの歌唱ありの音楽番組をはじめ、関ジャムなどの音楽系バラエティにも送りました。こういうおもしろいことをしているバンドがいて、こんな企画はどうですかという感じで送り付けました(暇人)

◻️感想・レビューを書く

現在Leminoにて配信中のライブ映像やエモ学のアルバムに対するレビューが増えたらいいなと思っています。

それとITunesのレビューも…
今のところ私だけなんでちょっと恥ずかしい(名前が)

タワレコのCDにもレビューほしいな~

すみません調子乗りました。
他にあれば私も書くので教えてください🙇‍♀️


◻️歌詞を覚えて歌う

エモ学はみんなで歌うパートがたくさんありますね。17と歴史は歌ってこそ完成する曲ですから、合いの手のHey!も完璧にしたいです。
ちなみに私、英語の曲はひとつも歌えません。たとえ🍪でも。さすがにもう覚えなきゃだめだね……

やっぱりライブを経てこそ曲が育っていくので身体で覚えなければ。あのFlameoutもバニブラツアーのときみんな地蔵だったのですよ。今はあんなに飛ぶくせに!笑

◻️動画に楽曲をつけて発信する

インスタやTikTokでなるべく音楽を付けるようにしています。
リアとの境も無くなってきました(笑)
仕事とさえ区切れていたらなんでもよくて。
動画はお好きなものにアプリで音楽を載せてみたり、作れる方はMADをやってみたり。
何がきっかけで広まるか分からない世界ですから少しずつ丁寧に◎

◻️身近な人への布教

結局ネットより知人の口コミの方が信用できる。友達や職場の同僚でもいいし、他界隈でもいいのでまずは知ってもらうことから。
学生は学校で当たり前に広まっていくけれど、大人になるとそれって当たり前じゃなくなります。
身近な人を一人ライブに連れてくるだけでも何かが変わるかもしれません◎

まとめ


グダグダとたくさん書いて一万字を超えてしまい疲れました。
それほどにエモ学が深く刺さる層に届いてほしいのです。
ライブに来てほしいのです。

世代交代を成功させればもっと見たことのない景色が見られるはずなので、できることはなんでもしたい。
このツアーが最高を更新し続けられますように。

お疲れ様でした。11,439文字でした。

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