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個性的なVtuberって何??って話

こんにちは、こんばんは、はじめまして!!

名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!

今回は、Vtuberの個性っていったい何??という話をいちリスナー視点と少しだけマーケティング視点を踏まえて「個性」について考えてみたいと思います。では、どうぞ!!


個性ってそもそも何??

個性と聞くと、「オンリーワン」だったり、その人の強みというイメージが強い人が多いのではないでしょうか。(実際、僕もそう思っていました。)

このイメージが先行しているため、「私には個性が無い・・・」というネガティブな感情を持ちやすくなってしまうのだと思います。

しかし、実際に調べてみると、その他の意味があることが分かりました。それは、「パーソナリティ」です。いわゆる個人それぞれの特性や特徴という意味があるんですね。

結論からすると、「個性が無い人」とは存在しないと言えるのです。


個性ではなく、差別化できているかどうか

そのように考えると、個性的なVtuberと言われる人たちとは一体どういう人たちなのでしょうか。僕が考える個性的なVtuberとは「差別化できているVtuber」だと思っています。

これは、ビジネスでもよく言われるのですが、他との差別化は戦略上、非常に重要な要素だと言われます。

極端な話、「面白い・面白くない・かっこいい・かわいい」というのは感性の話で、個々人で基準が異なります。(そもそも見てもらわなければ分からない判断基準でもあります。)

そのため、差別化し、まず見てもらう・興味を持ってもらうということは実は、ビジネスにおいてもVtuberにとっても非常に大切な要素だと思っています。

そう、つまりは「個性的なVtuber」=「差別化しているVtuber」と考えられるのではないでしょうか。

それでは、どのような差別化があるのでしょうか?

最近Vtuberさんの分析を趣味で始めているので、その中からある程度のパターンというものも見えてきたので、その一部を書かせていただきたいと思います。


外見で差別化

外見にこだわるというのも非常に大事な要素だと思います。

Vtuberの数がこれだけ多くなれば、リスナーからすると「自分の好みのVtuber」が最初に閲覧する大きな要素になると思います。

そのため、外見に徹底的にこだわるというのは「見てもらう・興味をもってもらう」という点においては、非常に大切な要素だと思います。


動画投稿で差別化

現在のVtuberの多くの活動は「配信」が主になっているため、動画を定期的にアップしていくだけでも1つの差別化になると思います。

また、動画と配信のアーカイブでは見やすさに大きな違いがあるため、投稿後の爆発力では大きな違いが生まれると思います。いわゆる「バズる」というやつですね。

レオン・ゼロミヤさんは、動画投稿がメインで毎回面白い動画を投稿されているVtuberさんです。

一方で、動画は技術力・企画力が大きく関わってくるところなので、なかなかハードルが高い差別化の方法ともいえるのではないでしょうか。


専門性で差別化

才媛テス子さんの化学動画です。
動画が出た時期が、まさにコロナで混乱していた時期だったと思います。

このような時勢を捉えた動画はVtuber界隈外の方も沢山見てくれる可能性が配信よりも確実に高いことが予想されます。

このように、Vtuber界隈外の方も見られる動画があると差別化に繋がると思います。(むしろVtuber界隈外のファンが付きやすいのでは??)。

ここでポイントなのは、「配信ではなく動画」という点です。

配信にすると、「Vtuber好き」や「ファン」しか来ないところが、動画にすることで、それ以外の人の目に留まりやすくなる。その結果、多くの人に見て貰える動画になる。この流れが出来たのが大きいのだと思います。


企画で差別化

Vtuberの企画やコラボというと、ゲームや雑談が多くなりがちです。

そこで、違うアプローチの企画やコラボを行うことで、差別化に繋がると思います。

千夜イチヤさんの配信では、多数のVtuberが参加したイベントを実施し、それをリスナーが審査するという「リスナー参加型の企画配信」を何度も行っています。

リスナー側からは、一緒に参加している感覚が強くなりますし、企画を介して、Vtuber同士の横のつながりや個人の認知度の向上にも繋がっているのではと思います。

この方がもっと認知度が上がったときに、どんなことをやってくれるのか。リスナーからの今後の期待値がものすごく高い方ではないでしょうか。


微糖命(ビトウライフ)さんのこの配信では、まさかの鍋をつくるという「Vtuberの出来ないことリスト」に入れられるような「料理配信」を行っていた配信です。

これだけで、「どんな配信になるんだろう?」という期待値が上がります。結果は是非、アーカイブをご覧ください。同接も多く、盛り上がった配信になっていました。


海外進出で差別化

海外でのVtuber人気が高まっているなかで、いち早く海外に目を向けていくことも1つの差別化だと思います。

英語がしゃべれなくても一生懸命喋ろうとしている、コミュニケーションを取ろうとしているところも海外のVtuberファンの心に刺さっているのかもしれません。

僕たち日本人がたどたどしく日本語を喋る海外の方に好感を持つのと同じ流れですね。

海外のVtuber好きにも知名度の高いキミノミヤさん。動画は「外国で作った日本の紹介動画」みたいで面白いです。


このように、通常の活動範囲を少し伸ばしたり、ポイントをずらすことで差別化は行えると思います。

要は「Vtuberだから○○が中心、○○が多い」というような常識を壊すことで、差別化=個性的なVtuberになるのだと思っています。


じゃあ、ゲーム実況はやらない方が良いの???

この点については、ダンディージョージさんの動画でお話が出ています。

この動画の感想は「なるほど!」という感想です。
リスナー視点でも疑問に思っていたことを、Vtuberの立場から話をしてくれているので、非常に分かりやすい内容でした。

実際、僕もVtuberを見始めたときは、「ゲーム実況ばっかだな・・・」と思いました。

そんな中で、専門性や考察系、企画系、体験談などを中心にすることは差別化という意味で、非常に効果的だとも感じました。

では、ゲーム実況をやらない方が良いのかという最初の点については、NOと答えたいと思います。

むしろ、好きならどんどんやっていけば良いと思います。ただ、競合がひしめいている現状があるというだけです。

もし、チャンネル登録数や同接を意識するのならば、差別化を意識して、ファンを増やす活動を増やしてみても良いのではないかな〜とも感じました。


最後に

今回は、統計分析途中で気になった「個性」という点について書いてみました。

記事内でも書いたように、僕は「個性的なVtuber=差別化できているVtuber」だと思っています。決してオンリーワンではありません。
他の方が挑戦していないような事にも、挑戦しているVtuberさんは沢山いるので、そんな方は是非頑張って欲しいです。

そもそもVtuberってたくさんの可能性が眠っているのに、わざわざ活動内容を狭くするのはもったいないですしね

今後もこのような分析や感想を書いていきたいと思います。

もし、何か希望があれば、twitterのDM等で御連絡ください。出来る範囲で頑張ってみます!

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