個人勢Vtuberに必要なのは「動画投稿??」
こんにちは、こんばんは、はじめまして!!
名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!
先日、ある動画で「個人勢Vtuberが伸びていくためには、動画を出していこう」という内容の話がありました。
こちらについて、少しリスナー目線とマーケティングの目線で考察してみたいと思います。
※ 該当動画については、伏せた状態にさせていただきます。
では、どうぞ!!
動画投稿のメリットって何??
まず動画投稿についてですが、僕は「出せれば、出した方が良い」という結論になります。
ライブ配信と動画投稿についてはそもそもの性質が違います。
ライブ配信は「配信者とリスナーのコミュニケーション・ライブ配信ならではの笑えるトラブルの発生」などが最大のメリットです。特にコミュニケーションについては、ライブ配信でしかできない特徴だと思います。
逆に動画投稿のメリットは、「時間が短いものが多く、手が出しやすい・編集した作品を出せる・テーマを絞れる」というところがメリットではないでしょうか。
ライブ配信のメリット
・配信者とリスナーのコミュニケーション
・ライブ配信ならではの笑えるトラブルの発生
動画投稿のメリット
・時間が短いものが多く、初見が手を出しやすい
・編集した作品を出せる
・テーマを絞れる
では、なぜ、動画投稿が推奨されるのでしょうか。これは、「バズ」の可能性や見られる確率が高くなるからではないでしょうか?
リスナーの視点から考えると、配信者のファンでは無い限り長時間のアーカイブを見る確率と短時間の動画を見る確率では動画を見る確率が勝ると考えています。
長時間のアーカイブ < 短時間の動画
しかも、動画はテーマが絞れるという点からも「そのテーマに興味がある」視聴者に見られる確率も高くなるわけです。
はい、このような点から「動画投稿」が推奨される訳ですね。
しかし、僕は動画は「出すべき」とは考えていません。
なぜ、このような考え方かというと、「視聴者の興味が無い動画を出しても意味が無い」からです。
視聴者の興味が無い動画ってどういうこと??
視聴者の興味が無い動画って一体どういうことでしょうか??
ここで、少し例を考えてみます。例えば、「Apexでコラボした際に起きた面白いハプニングの切り抜き動画」があったとします。
極端な話、この動画に登場しているVtuberを知らなかったらその動画を見たいですか?という話なんです。
当人達は面白いと思って切り抜きを作ったのかも知れませんが、その動画を楽しめるのは、「既存リスナー層」などの限られた視聴者層にしかターゲットになっていないんですね。
そう、バズを目指したり、見てもらう動画を投稿するには、「広い視聴者層が興味のある内容の動画」を出す必要があるんです。
具体例
具体的に「動画投稿が成功している」Vtuberを紹介します。
1.鳴神裁 さん
Vtuber界隈で起きた出来事をいち早く投稿。リスナーの「何でこの出来事が起きたのか?」という興味・関心を引く動画を投稿されています。
2.ダンディージョージ さん
Vtuber界隈で起きた問題を社労士の立場から解説する動画を投稿。リスナーの「今回の問題は法律的にどうなのか?」という興味・関心を引く動画を投稿されています。
3.夜枕ギリー さん
大喜利の動画とは別に、Vtuber界隈のふとした疑問を分析した動画を投稿されています。
4.ディープブリザード さん
「どうやったら絵が上手になるのか、絵が上手になりたい」という人の悩み解決のためのお絵かき講座の動画を投稿されています。
5.才援テスコ さん
化学の知識と経験を活かした動画を投稿されています。まさに、今世の中の人が知りたいと思っていた内容の動画が一気にバズった方です。
これらの方はみなさん、「視聴者の知りたいという欲求に向けての動画」を出しています。
そして、これらの方の動画がものすごく凝っているかと言われれば、そうではありません。
つまりは、「演出クオリティよりも動画の内容と誰が出しているかが大切」ということも考えられるわけです。
ここで言う凝っているとは、CGを使っている、エフェクトが凄い、SEが凄いなどの部分ですので、ご注意ください。
大切なのは、動画よりも「営業」じゃない??
では、動画を出すよりもやった方が良いこととは一体何でしょうか。
僕が思うそれは、twitter等を利用した「営業活動」です。
ハッキリ言って、伸びている個人勢Vtuberの方はtwitterの使い方がめちゃくちゃ上手いです。そして、投稿数も多いです。
宣伝だけではなく、他のVtuberへのリプやリツイート、リスナーへの返信、通常のツイートなど、伸びている個人勢Vtuberの人は、めちゃくちゃ活動しているのをよく見ます。
リスナー目線で言いますが、動画や配信ばかり宣伝しているVtuberの興味を持つことってできますか?
逆に、そのVtuberのツイートが面白いと感じることができれば、配信や動画を見てみようという気になりませんか?
そうなんです。動画が大切なのではなくて、「知ってもらうための行動・興味を持ってもらうための行動」がVtuberには必要だと思うんですよね。
実際に、動画を出していなくても伸びてるVtuberって居る訳なんだし
そうやって、twitter活動でファンが増えていったら、必然的に配信にもリスナーって集まるものだと思うんです!!!
Vtuberをはじめたばかりの人は動画を出していった方が良いという話は各所で聞きます。実際、それも有りだと思います。特に、Googleは専門性を重視しているので。
この辺りのYoutubeの仕組みについては、下記を参参考にしてみてください。
しかし、僕はそれよりも「ファンを増やしていく活動」を重視した方が良いと思っています。
動画を定期的に出し続けるってめちゃくちゃ大変なことです。そして、出し続けなければいけないみたいなプレッシャーが掛かってしまっては、折角楽しくやりたいと思っていたVtuber活動が辛くなってしまうと思うんです。
僕も友達の結婚式や仕事でムービーを作ったことがあるので、動画作りが大変なことがよくわかります。
もちろん、動画を作るのが好きだっていう方はドンドン出していくべきだと思います。
それよりも、Vtuber同士の繋がりを作ったり、twitter上でファンを獲得する活動に注力する。告知以外にも色々なツイートをする。これらの方が楽しく活動できるんじゃないかなぁって思います。
動画を出しても、見てもらえなければ意味が無い
極論の話これなんですよね。
どれだけ毎日動画を出しても、見てもらえる状況や見てもらえる工夫が無ければ成果は上げにくいと思います。
毎日投稿していけば、誰かが見てくれるというのは、正直確率低いですし、甘いと思います
誰に見てもらいたい動画なのか、どうやって検索してくる人に見てもらいたいのか。動画のマーケティング戦略はめちゃくちゃ考えることがあります。そして、動画のバズっていうのは、自分ではコントロールできない部分です。
それよりも、先のファン獲得活動を頑張って、見に来てくれる確率を上げる人を増やす活動にチカラを入れた方が良いんじゃないかなって話です。
今後もこのような雑記や感想、分析記事を書いていきますので、宜しかったらフォローをお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?