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Vtuberのマネタイズ・プロダクション化について

こんにちは、こんばんは、はじめまして!!

名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!

今回は、Vtuberのマネタイズ、プロダクション化について考えていきたいと思います。

きっかけはコチラのツイートです。

では、本編です。どうぞ!!


そもそもマネタイズとは??

まず、マネタイズとはどういった意味なのでしょうか?文章に表すと次のような意味があります。

「無料サービスから収益を得る」

具体的に例を挙げると、Youtubeでの収益化やスパチャ、プレミアムプラン、基本無料のソシャゲでの課金が収益モデルが挙げられます。

Yahoo!などのポータルサイトにある広告もその手法のひとつです。

誰でも無料でサービスを受けられるが、そこから収益を得るための様々な手法が現在では存在しています。


Vtuberのマネタイズは収益化だけじゃない??

これだけ聞くと、Vtuberのマネタイズって収益化(広告やスパチャ)だけなの?と感じる方もいるかもしれません。たしかに、Youtube内だけで考えるとそうなるかもしれません。

しかし、実際はそうではないと思っています。界隈でいう「企業案件」というものがそれですね。

このように、企業や団体からの案件を受けることで、そこに収益が発生するわけです。これも立派なVtuberのマネタイズの1つだと思います。

正直な話、Vtuber企業が「Youtubeの広告収入」だけで運営しているとは僕は思っていません。それよりもスパチャだったり、企業案件が主体になっているのではないでしょうか。だからこそ、にじさんじやホロライブのVtuberはライブ配信が主体になっていると思っています。

例えば、広告1回の再生が0.5円と仮定します。1回の配信で10万回再生されたとしても収益は5万円なわけです。恐らくですが、スパチャの方がこの額を大きく上回っているのではないでしょうか。それこそ、スパチャで1億達成しているわけですし。


今回の学術Vのプロダクション化にはどんなメリットが?

では、今回のツイートにあった学術系Vtuberのプロダクション化にはどんなメリットがあるのでしょうか?

僕個人としては、ものすごく意義のあることで、発注側・Vtuber側双方にメリットがあることだと感じました。その理由は下記のとおりです。

・発注側が相談する場所を迷うことがなくなる
・それぞれの専門性を活かした新しい発信方法、コラボを模索できる
・ノウハウの共有
・専門分野の違いにより、視聴者の争奪が発生しづらい

では、1つずつ僕の考えを説明していきたいと思います。


発注側が相談する場所を迷うことがなくなる。

多くの人が経験したことがあるように、「どこに・誰に相談すれば良いんだろう??」という悩みというのは実はビジネスの世界では常に発生しています。しかし、「ここに相談すればいいのか」というブランディングが出来れば、市場で優位な立場を築くことができるんですね。

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「何で個人じゃダメなの?」という点についてですが、個人でやっているとミスマッチが起きる可能性が高くなります。

例えば、ある案件の相談が来たとします。しかし、その案件は自分の得意分野とはミスマッチしていた場合、その案件を受けることは難しくなりますよね?

しかし、プロダクション化していることにより、「自分が出来なくても他の人が対応できる」という状況が生まれるわけです。

特に今回の場合では、それぞれの得意分野が違うため、そのような特徴はより強くなるのではないでしょうか?

実際に、Web業界の個人フリーランスの人でもそういう状況は起きています。自分の領域じゃない案件は折角の相談でも断らざるをえなくなってしまうわけです。


それぞれの専門性を活かした新しい発信方法、コラボを模索できる

これもプロダクション化の強みですよね。これまでは、自分の専門分野からのみ発信していたものが、他の専門分野と掛け合わせることで、新しい発信方法やより深い内容でのコンテンツを生み出すことができるわけです。

僕のいるWeb業界でいうと、「マーケティング理論×Webサイトの技術」で、「Webサイトを活用したマーケティング方法」というようなイメージですね。


ノウハウの共有

プロダクション化できれば、ノウハウの共有も可能だと思います。

認知を広げるためにはどういった発信がオススメなのか。どういった動画を作るのが良いのか。そうすることで、グループ全体の底上げに繋がっていきますからね。


専門分野の違いにより、視聴者の争奪が発生しづらい

学術系Vtuberのプロダクションの強みの1つが「専門分野の違い」だと思います。

例えば、「私はAという分野に興味がある・私はBという分野に興味がある」というように、リスナーそれぞれで興味のある専門分野は違っているケースが多いと想像できます。これが、ゲームとかだと視聴者の取り合いが発生していますよね。

まさに、現在のVtuber界隈がそれだと思います。Vtuberリスナーという領域を取り合っている状況ですね。

そのため、横の繋がりを持つことへのデメリットが少なくなり、リスナー側もプロダクション化していることで、他の分野を知るキッカケを持つことにも繋がると思います。(いわゆる箱という考え方ですね)


個人Vtuberはグループ化した方がメリットが強い??

学術系Vtuberでこのようなツイートがあったため、今回の記事を書いてみました。改めて、考えてみると個人Vtuberのプロダクション化・グループ化って色々なメリットがあるなと感じました。

ただ、これって学術だけに限った話ではないとも思いました。例えば、TRPGや声劇・朗読、物書きなどもそうですよね。

もし、TRPGをメインとしたVtuberグループが出来たとします。そこのグループの発信力が強くなれば、TRPGを普及したいと思っている企業・団体からそのグループに対して、相談がくる流れが出来上がる可能性があるわけです。

そうすると、自分達がやりたいことで、マネタイズできるというVtuberとしても嬉しい流れが出来る気がしました。

もう1つ考えられるのが、Youtubeの市場拡大です。Youtubeの利用者は年々増加傾向にあります。

また、若年層の多くはテレビからYoutubeやNetflixのような配信サービスを見る傾向が強くなってきています。この流れが続くと、配信サービスの市場は増加していき、より重要性が増してくるわけです。

そうすると、企業・団体側もYoutube等の配信サービスでのプロモーションを考えなければいけなくなります。

その時に備えて、基盤を作っておくというのは非常に有効だと思うわけです。


デメリットはどこにあるのか??

プロダクション・グループ化はメリットが強いことだと思いますが、デメリットはどこにあるのでしょうか。考えられることは次のとおりです。

・個人の活動に制限がかかる

プロダクション化したことを前提に考えると、やはり個人の活動に制限がかかることは致し方ないと思います。

しかし、このデメリットはあくまで、プロダクション化した後に起きる話なわけです。

前の段階では、正直デメリットは限りなく少ないと感じています。


リスナーができることとは???

ここまで読んでいただいて、面白いなぁ・応援したいなぁって思っていただいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。僕自身は凄く応援したいです。

では、どんな応援が出来るのでしょうか?僕が思う誰でもできる支援方法は、「情報発信」の部分です。

もちろん、Vtuber個人の努力は必要かと思いますが、リスナー側も良いと思ったツイートはいいねやリツイートを積極的にしていけば、それは支援に繋がります。

フォローしている人がいいねやリツイートをすれば、フォロワーにそのツイートがTLに流れていきます。そうすることで、拡散力が高まり、認知向上に繋がっていくわけです。

「自分はフォロワー少ないから・・・」

これってはっきり言って全然関係ありません。

とにかく世の中に数を出すことが、発信力の向上に繋がるわけですから。


目標を持って活動される姿は応援したくなる!!

今回はVtuberのプロダクション化・グループ化について書いてきました。僕自身は非常にメリットがあって楽しみな試みだと感じています。

たしかに、今直ぐこういった形に持っていくのは、早計かもしれません。しかし、目標を持って動くことで、モチベーションが違ってきますよね。

ビジネスの世界でも同じです。売上を目標にするよりも「こういったことを目指していこう」という方が、モチベーションは高くなると思います。
(もちろん、数字も大切なのは重々承知しています。。。)

今回の流れが成功したら、今後こういった流れが続々と出てくるかもしれませんね。

もし、Vtuberとしてしっかりとした収益が確保でき、やりたいことができるのであれば、一番幸せなことだと思いますしね。


今後もこのような感想や紹介、たまに分析・考察記事を書いていきますので、宜しかったらnoteやtwitterのフォローをお願いします!フォローしてくれるとモチベーションが上がります!!

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