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チャンネル登録数からVtuberさんを分析してみる。(2019年10月版)

こんにちは、こんばんは、はじめまして!!

名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!

今回は、先回と同様に、数字の面からVtuberさんを見てみたいと思います。

今回対象としたのは、今から約1年前の2019年10月にVtuber新人発掘さん(@Vtuber_Hakkutsu)で紹介されたVtuberさん」を元に調べさせて頂きました。
では、どうぞ!!

紹介数と引退・活動休止率

まず、Vtuber新人発掘さん(@Vtuber_Hakkutsu)で紹介されたVtuberさんは総計234名でした。
先回の2020年1月より約10%少ない数ですね。

その中で、2020/10/15現在で引退・活動休止した人はどれだけいるのでしょうか。

※ ここでいう引退・活動休止は、「動画が3ヶ月以上投稿されていない・チャンネルが存在していない・動画が存在していない。」方を指します。

調査した結果、115名の方が引退・活動休止されていました。

パーセントで表すと49%です!

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約半数の人が1年で引退・活動休止しているという結果が出ました。
この数字は、夜枕ギリーさんの考察動画「【考察】VTuberデビュー1年後の引退率-収益化率や成長率など300人を追跡調査【検証 / 夜枕ギリー】」の結果とも大きな差は見られませんでした。


チャンネル登録の平均値と中央値

次にチャンネル登録の平均値と中央値を見てみたいと思います。ここで標本として利用したのは、現在活動中(アクティブ)かつチャンネル登録数が非公開になっていない110名の方です。

調査をした結果、チャンネル登録の平均値は「1,189」という数字が出ました。

しかし、今回もチャンネル登録数が「130,000」を獲得している方がいるため、そのままの平均値では信頼性に乏しいものになります。

そのため、この方を外した状態で平均値を再度算出してみます。すると、平均値は「429」という数字が算出されました。また、中央値は「243」と算出されました。

中央値とは、データ全体の丁度半分の値を指します。今回でいうと標本の数が109なので、55番目の値が中央値に該当します。

どちらもYoutubeでの収益化に必要なチャンネル登録数1,000に届いていない数値が算出されました。

また、平均値と中央値の差がまだ見られるので、先の方以外でも、多くのチャンネル登録者数を獲得している方の存在も見受けられそうです。

この1,000という数字がどれほど高い壁かがよく分かる結果ですね。


ヒストグラムでみるデータ分布

次に先回の記事でも利用したヒストグラム(データ分布図)を見てみます。

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これを見てみると、ほとんどのデータがチャンネル登録数400内に含まれているのがわかると思います。う〜ん、、、厳しい。。。

実際にチャンネル登録数1000未満の頻度は、現在アクティブの方の88.2%が該当しています。

一方で、チャンネル登録数1000以上の頻度の合計は13で、これは現在アクティブの方の11.8%に該当し、最初の234名デビューで見てみると5.6%に該当します。

単純に結果だけみると、デビュー1年以内にチャンネル登録1,000人を達成したのは、20人に1人という計算になります。

先に参考にさせていただいた夜枕ギリーさんの動画よりも厳しい結果になっているので、チャンネル登録数が伸びにくくなっているということは否めないかもしれません。
※ この部分はもっと調査が必要かもしれません。


チャンネル登録数1,000人越えのVtuberさんの特徴

実際にチャンネル登録数1,000人を超えた13名のVtuberさんのチャンネル内容や見た目・外見などをザックリと調べてみました。

チャンネル内容
音楽系・ゲーム実況・雑談・ASMR・アダルト

細かくは見れていませんが、現在のVtuberさんの活動から大きく外れていないように感じました。ただ、ASMRやアダルトの需要は高いなぁという印象も受けました。


次に、メインの活動が配信・動画かの割合です。

配信:10 動画:3

ここは大きく分かれました。やはり、今のVtuberさんのYoutubeでの活動は配信が主になっていると考えられるのではないでしょうか。


合わせて、動画投稿数の平均を見てみます。

配信:142本 動画:53本

配信は約3日に1回、動画は約1週間に1回という頻度で投稿されているようです。この投稿頻度が多いのかどうかは、配信者、投稿者の方しかわからないと思いますが、僕個人としては、非常に早いペースで活動されていると感じました。


次に、外見・見た目です。

女性(バ美肉)含む:12 男性:1

はい。この結果はビックリしました!!
ここまで、女性(バ美肉)が多いとは思っていませんでした。

以前、あるVtuberさんの配信で、「伸びたいんだったら、かわいい女の子になれ!」という話が出ていましたが、個人Vtuberでは、図らずもそのような結果が出ました。

(Vtuberを見ている層は男性リスナーが多いという仮説もたてられますね・・・)

こちらについては、今後もチェックが必要かもしれませんね。


考察

今回、調査対象とさせていただいた方は、これから1周年を迎える、もしくは迎えた方たちです。

今回の結果で、1年間活動を続けるということがどれほど大変なのかをイメージいただけたと思います。

Vtuberさんの多くは「応援してくれる・見に来てくれることがモチベーションになる」と言っています。

実際、収益化されなければ、Youtubeでは無償の活動になるため、好き・楽しいだけでは、続けられない世界だと思います。

みなさんも一緒に、推しのVtuberさんをこれからも応援していきましょう!!


最後に

今回は、「2019年10月にVtuber新人発掘さん(@Vtuber_Hakkutsu)で紹介されたVtuberさん」のチャンネル登録数をベースに簡単な分析と考察を行ってみました。

今後もこのような分析が出来るときにしていきたいなと思います。
もし、何か分析の希望があれば、twitterのDM等で御連絡ください。出来る範囲で頑張ってみます!

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