チャンネル登録数から Vtuberさんを分析してみる。(2020年1月版)
こんにちは、こんばんは、はじめまして!!
名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!
今回は、今までのリスナー視点から趣向を変えて、数字の面からVtuberさんを見てみたいと思います。
僕自身、仕事でWebサイトの分析や統計を行っているため、その手法を使いながら考察してみます。
初回の今回は、「2020年1月にVtuber新人発掘さん(@Vtuber_Hakkutsu)で紹介されたVtuberさん」を元に調べさせて頂きました。
では、どうぞ!!
紹介数と引退・活動休止率
まず、Vtuber新人発掘さん(@Vtuber_Hakkutsu)で紹介されたVtuberさんは総計262名でした。
うん、一日約10人がデビューしていた計算になりますね〜
その中で、2020/10/14現在で引退・活動休止した人はどれだけいるのでしょうか。
※ ここでいう引退・活動休止は、「動画が3ヶ月以上投稿されていない・チャンネルが存在していない・動画が存在していない。」方を指します。
調査した結果、104名の方が引退・活動休止されていました。
パーセントで表すと39.7%です!
1年経たないうちに40%近い方が、引退・活動休止されているということは、かなり厳しい世界だなという印象です。
チャンネル登録の平均値と中央値
次にチャンネル登録の平均値と中央値を見てみたいと思います。ここで標本として利用したのは、現在活動中の158名の方です。
調査をした結果、チャンネル登録の平均値は「1,119」という数字が出ました。
パッと見、平均で1,000超えてるんだ!
と思われるかもしれませんが、下の図を見て下さい。
この図はヒストグラムといい、データの分布状況を視覚的に認識するためのグラフです。
これを見てみると、右側に40,000チャンネル登録を達成されている方の存在が見えると思います。
このように全体の分布から大きく外れた値「外れ値」が存在していると「平均値」の信頼性が少なくなってしまいます。
そのため、今回は中央値も見てみます。
中央値とは、データ全体の丁度半分の値を指します。今回でいうと標本の数が158なので、79番目の値が中央値に該当します。
導き出された中央値は「217」でした。
平均値と比べると、随分と差が出た数値が現れましたね。。。
データ分布
次に、先ほどのヒストグラムを再度見てみます。
この図を見てみると「1000未満」の所に最もデータが集まっていることがわかります。
実際に1000未満の頻度は、現在アクティブの方の84.8%が該当しています。
一方で、チャンネル登録数1000以上の頻度の合計は24で、これは現在アクティブの方の15.2%に該当し、最初の262デビューで見てみると9.2%に該当します。
チャンネル登録1,000を達成することがどれだけ大変で凄いことかがよく分かる結果ですね。
考察
上記のデータを見てみると、楽しそうに見えるVtuberさんの世界も、チャンネル登録数の側面から見ると、非常に厳しい現実があると感じました。
その一方で、現在も活動を続けている方は、「厳しいけれどもVtuberとしての活動が楽しい、やりがいがある」だったり「Vtuberとして食べていきたい!」という気持ちが強い人達かもしれません。
以前、おだのぶさんがこのような動画を投稿されていました。
今回の分析結果を見てみると、どれだけチャンネル登録数を増やしたり、認知を広げることが大変かが見えてくるので、「認知を広げてくれるリスナーは嬉しい」という気持ちがよくわかります。
Vtuberの界隈では、「推しは推せるときに推せ」という言葉も耳にします。
好きなVtuberさんに今後の活動のモチベーションになるように、リスナー側も観るだけじゃなく、何かしらのアクションを起こすことが理想的な関係なのかもしれませんね。
最後に
今回は、「2020年1月にVtuber新人発掘さん(@Vtuber_Hakkutsu)で紹介されたVtuberさん」のチャンネル登録数をベースに簡単な分析と考察を行ってみました。
今後もこのような分析が出来るときにしていきたいなと思います。
もし、何か分析の希望があれば、twitterのDM等で御連絡ください。出来る範囲で頑張ってみます!
最後に、今回の統計の参考にさせていただいたのは、夜枕ギリーさんの下の動画です。
ありがとうございました!
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