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Googleの考え方を理解して、Youtubeを攻略してみよう!!

こんにちは、こんばんは、はじめまして!!

名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!

今回は、懲役太郎さんの運営である俺太郎さんのチャンネルにある「【ブラウジング機能攻略】チャンネルの方向性を決めるべき理由」に紹介されていたブラウジング機能やGoogleの考え方について書いてみたいと思います。

実は、Youtubeのブラウジング機能や検索機能はGoogleのSEOに近しいところがあります。

僕自身、Webマーケティングの業務を行っているので、この辺りはよく話をする機会が多いです。今回は、VtuberさんやVtuberリスナーの方の参考になればと思い、記事を書いてみました。では、どうぞ!!

Youtubeのブラウジングとは?

いわゆる「あなたへのおすすめ」としてYoutubeがリスナー毎に動画を紹介する機能です。こちらについては、俺太郎さんの動画で説明されているので、大枠の所は割愛させていただきます。

Youtubeで何か動画を見たいなーと思ったときに、ほとんどのユーザーはYoutubeのトップページにアクセスすると思います。トップページにアクセスすると、様々な動画がサムネイルで表示されます。例えば、下記の画像をご覧下さい。

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上段はログイン状態、下段は非ログイン状態(シークレットモード)のトップページです。表示されている動画が違うことは一目瞭然です。

Youtubeはアクセスしたユーザーの属性値(チャンネル登録や閲覧履歴の傾向など)によって、表示する動画を変えていることがわかります。

このようにトップページ(あなたへのおすすめ)にユーザー属性値に合わせて表示させる仕組みがブラウジングと呼ばれています。

Youtubeを利用するユーザーの多くがトップページに訪問するため、「トップページに動画が表示されれば、見られる確率はグッと上がる」ということが考えられます。

Googleの考え方を理解しよう!

では、どのようにすれば、トップページに表示されやすくなるのでしょうか。

これについては、Googleの考え方が参考になります。

なぜ、Googleの考え方かというと、YoutubeはGoogleに2006年に買収されているため、ブラウジングの考え方にもGoogleの考えが反映されていると推察できるためです。

では、Googleが何を重視しているかを見てみます。これについては、Goolgeが品質評価ガイドラインを公開しているため、そちらから引用します。Googleが大切にしていることは、下記の3点だと公言されています。

Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)

専門性とは、「テーマが統一されており、ユーザーの問題・課題を解決できるか」を指します。つまり色々なテーマを扱うよりも扱うテーマが絞られている方がユーザーにとっては有益であるという考え方です。

権威性とは、「誰が発信をしているか」という点です。例えば、医療の情報であれば、個人の情報よりも医療関係者の方がユーザーにとっては信頼が増します。このように誰が発信しているかもGoogleは重要だと言っています。

最後に信頼性です。これは、「信頼できる情報かどうか」という点です。いわゆるコピーや模倣ではなく、オリジナルのコンテンツであるかどうか。専門家として正しい情報を発信しているかどうかも大切な要因になります。

Googleではこのように定義されているため、Youtubeの運営にもこれらを意識するとより多くの恩恵が得られると考えています。


どのようにYoutubeチャンネルを運用するか?

さきほどの3つの要素をYoutubeチャンネルに当てはめてみます。

専門性
チャンネルのテーマを統一する。(例:車、考察、サッカー系など)
権威性、信頼性
動画の高評価、クリック率、離脱率、コメント数など様々な要素が交錯

ざっくりと紹介するとこのような感じです。見てもらえるとわかるように、自分で変えられることは、「専門性」の部分のみです。

つまりは、色々やるのではなく、1つのことに特化させることが大切と考えられます。

ゲーム実況についても色々なゲームをやるのではなく、「FPS」や「RPG」など1つのジャンルに特化させることで、これらを見ているユーザーに対して、ブラウジングさせる確率を上げることができると推察できます。


Youtube検索の傾向を知ろう!

しかし、専門性を出すためには、何個も動画を投稿し、閲覧してもらう必要があります。

そのために必要になることは、Youtube検索の仕組みを知ったうえで、動画を投稿するということです。

検索に上手く引っかかることが出来れば、そこから様々な恩恵を得ることができます。

では、まずVtuberに人気な「Apex」で検索をしてみたいと思います。
上段がログイン状態、下段が非ログイン状態(シークレットモード)での検索結果です。

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どちらも同じような検索結果が出てきていると思います。また、傾向として、ライブ放送が上に表示されていることが分かります。


次に「Vtuber 歌ってみた」で検索してみます。同じように、上段がログイン状態、下段が非ログイン状態です。

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こちらも同じような検索結果です。他にも色々なキーワードで検索してみましたが、どれも同じような結果が現れています。

つまりは、「Youtube検索では、ユーザーの閲覧履歴などは関係無く、検索キーワードに最適な動画が紹介される」ということが想定されます。


次に、「Vtuber 考察」というキーワードで検索してみます。そうすると、検索キーワードに関連する動画が沢山表示されてきます。ここで「考察」という言葉がどれくらい動画のタイトルや概要文に利用されいているかを見てみます。

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上の画像は「考察」というキーワードに強調表示をさせた画面です。

これを見ると、ほぼ全ての動画のタイトルや概要文に「考察」というキーワードが含まれています。

この傾向は「Vtuber」というキーワードでも同様の状態です。また、タイトルや動画のタイトルにキーワードが含まれていなくても、「チャンネル名」に含まれているものも該当しています。


一方で、「大喜利 コツ」というキーワードで検索してみます。

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こちらでは、コツというキーワードが含まれている動画は少ないですが、「学ぶ」「上手くなりたい」などの【コツ】というキーワードから連想されるキーワードが多数表示されています。つまり、検索キーワードから連想されるキーワードも有効だと考えられます。

以上のことから、Youtube検索では、下記の事柄が推察できます。

・ログイン、非ログインで検索結果に大差は生まれない。
・ライブ放送は優先的に表示されやすい。
・タイトル、概要文、チャンネル名に検索キーワードが含まれていると表示されやすい。
・検索キーワードに近い(連想できる)言葉も検索表示には有効。

実は、Google検索では、考察というキーワードが含まれていなくても、ページ内容がそれに近い内容かつユーザーニーズが高い内容であれば、上位表示されるようになっています。この点もYoutube検索はGoogle検索に近い考え方をしていると考えられます。


最後に

以上がYoutubeのブラウジングと検索の傾向です。
これらの仕組みなどは公開されていないため、あくまで考察や推察の域を出ません。しかし、傾向を知ることで、動画のタイトル名なども対策が取りやすくなると思います。

また、Youtube検索にはGoogle検索と同様にサジェスト(検索候補キーワード)も表示されます。これらを参考にタイトルや概要文を考えて見るのもいいのではと思います。

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今後もこのような分析や考察などをしていきたいなと思います。
もし、何か分析の希望があれば、twitterのDM等で御連絡ください。出来る範囲で頑張ってみます!

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