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セッション録 - 土星op期にやり忘れた宿題 Part 1

マレーシアから帰国して鬱々とした日々を過ごす中、2022年9月16日、ザビエに向けて緊急ヘルプミー要請発出。結果的に「ここ数年間のうちで最も重要なセッション byザビエ」となりました。わたしもそのように実感しています。自分への記録として、そしてザビエのエッセンスがここから伝わればいいかと思い、編集なしに共有します。

セッション自体は、英語で行われます。音源から文字起こしをしたものに、翻訳を付けています。わたしの非常に個人的な領域に触れているセッションなので、わたしだけがわかるようなニュアンスの表現ばかりになっているところはどうかご了承ください。その中でも、特に読み手の人に伝わりずらいであろう表現は、わかりやすさを加える目的で訳自体を補足していますが、全てではありません。

ではここからセッション録のテキストです。
セッション時間は1時間27分でした。


ザビエにそれまでに伝えていた自分に起きていること(順不同)

1.  不規則な生理周期と鬱々とした感じが出てきたのが時期的に重なっているので、更年期鬱じゃないかと心配している。閉経して性欲が失われていくことも怖い。

2.  パートナーとの間で、物事を独断で決めていく自分の傾向を心配している。すでに何度か口論のきっかけになっている。根強いやり方であることを自分でもすでに自覚が強くあるこの傾向をどうやったら超えていけるかのヒントが欲しい。

3. 実家の家問題。自分が考えていた建て替えプランに両親が乗り気ではない。この件であってもなくても、大きなお金やエネルギーを動かすとなると、すぐに過度に不安を感じる自分が顔を出す。

4. パートナーとの協業について。わたしはしたいけど機能するかが不安。


ザビエ:
では初めていきましょう。まず、とても興味深いのは、ゆかりさん(わたしたちの共通の友人)が突然「今、ほとんどの惑星が逆行している。」と話していたことです。

木星、海王星、土星、冥王星、それにキロンも。 つまりこれら6つの惑星が逆行していることを考えると、ある意味とてもショッキングな組み合わせで、あなたの出生の太陽とトランジットの土星の間にできているトライン(120度)がより濃厚になっていると言えるでしょう。 なぜなら、今のトランジットでは、土星がみずがめ座20度付近に位置する時間が非常に長く続いているからです。 この配置は誰にとっても非常に長く続いていることになります。イギリス女王でさえも、トランジット土星が彼女自身のネイタル蠍座の土星とスクエアになったタイミングで亡くなりました。 女王は、土星を9ハウスの頂点に持っていました。 彼女は女王になりたくなかったけれどならざるを得なかったのでしょう、家族の状況や国の制度がそうさせてしまったわけです。

話を戻して、あなたの土星は「自然に隠れる傾向」があります。 それも考慮しなければなりませんね。

わたし:
なぜ『隠れる』という言い方をするのですか?

ザビエ:
土星の持つメカニズムが「適応すること」であるため、土星は「変装」しようとします。そのことを「(土星自体が)隠れる傾向にある」と言っています。そして、その「適応すること」のテーマの一つは、カメレオンのようになること、つまり、状況や場面に応じて自分自身が傷つかないように、文脈から大きく外れたりすることがないように、自らを「適応させること」をするのです。 これは土星に備わった極めて自然な傾向です。

そして、あなたの土星はとても賢いです、なぜなら水星の質を帯びているからです(補足:双子座土星)。 双子座の性質に、賢く動き回ること、というのがあります。 そして、出生の土星と出生の太陽とのコンジャンクションは、そのテーマが生命力を持つーつまり強調されることを意味します。

例えば、太陽はあなたが双子座であることを自然に肯定しようとしますー「私は太陽双子座だから、双子座にならなくてはならない。」と。 よって、そこに土星は擬態のメカニズムを用いて、

「双子座の中の双子座」にさらになろうとする

ということをあなたに仕向けるかもしれません。 あなたの場合、可能性として、双子座ではなく山羊座のようになるか、あるいは非常に双子座質の突出した双子座になるか、といったいずれかの可能性があるわけですが、恐らくあなたの月が風の質を帯びていることから(月天秤座)、あなたは非常に明解かつ自由でエネルギッシュな双子座になる傾向があります。

そして最後に、8ハウスのテーマである「目に見えないもの」です。 土星は、一方では、自分が本来の自分自身でいられないことへの恐れや、本来の自分ー双子座のすべての側面ー賢さ、知的さ、人とのつながりやコミュニケーション、軽やかな移動ーが認知されないことを強調します。それらの質はすべて完全に自然に表現されますが、理解されない、認知されない、出口のない状況に追い込まれる、などの恐れとして訳される、ある種の土星的な脅威が常にあると考えなければなりません。

これまで「(土星の)補償」について話していたのですが、双子座のあなたには不要な補償かもしれませんね。 でも、もちろん自己主張は必要で、それも出生の火星と土星のスクエアによって強調されるでしょう。 そして、心理的なレベルで考えると、その主張の必要性はあなたの父親(N火星4ハウス)から来ているものでしょう。「賢くあれ。そして生き残れ。」と。 あなたのお父さんは、土星人かつ山羊座の資質とでも言いましょうか、制御された状態を望む人であることを、これまでにわたしたちはもう理解していますね。つまり、山羊座の厳しい性格を持った父親からの期待に「応えられないことの恐れ」に、おばあさんが持つ山羊座の存在感がさらに加わるわけです。(お父さんとおばあさんという)チームが出来がっていて、お母さんにとっては競うには強すぎるチームでもあったわけです。つまり、「時に混乱したっていい。そんな大それたことではないんだ。」といった自分であることへの信頼であったり、傷つきやすさ・弱さを見せていいという信頼が本来提供されるはずが、「混乱なんかしていてはいけない。なぜなら、そんなことをすればこの太陽双子座であること、もしくは土星双子座であることを否定してしまうことになるか、または、父を落胆させてしまうことになる。」という土星側の補償が優先されてしまっていたわけです。

だから、別の次元で、月が土星と同じ方法ではなく別の方法で再び否定されなければならなかったわけです。 なぜなら、土星はそれを補うことができるからです。 土星の持つメカニズム、論理と文法は、双子座の水星パターンの観点からすると、非常に明確で非常に論理的です。 しかし、その月が持つ激しく深い感情は、冥王星がすぐそばにあり、そしてあなたのお母さんの太陽星座が水に属すサインであるために、非常に激しくなりがちで、その感情は何とかできるだけ外放出される必要がありました。 ですから、お母さんの風通しのいい面を多少なりとも意識する必要が、あなたにはあったのでしょう。 あなたは、水瓶座に木星があるので、元素・風の論理が働きやすかったのでしょう。しかし、感情的な面や傷つきやすさを含むことを許さないものでした。 なぜなら、あなたは家族やコミュニティの中で、カリスマ的な女性としての力に惹かれる傾向にあったからです。 だから、今あなたがお母さんを通してアクセスしているような領域に、自らアクセスするというのは、これまで決して簡単なことではありませんでした。

Part 2へ続く。

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