2023はじまる

新年が明けた。fbやigにはここのところ日々言葉にしていたのだけれど、昨年末今年ほど大晦日や正月を感じない年は過去になかった、というのも、今年から共に暮らし始めた同居人(夫・イスラム教徒)がわたし(神道)の暮らしの半分を占めるという前提で考えれば、自然なことだろう。

さて、年明けから色んなことに想いが巡っているので文章にしておこうと思う。すでにFacebookに書いていることなのだけれど。

昨日は、インクワイアリーにはじまり、インクワイアリーで締めくくる日になった。朝はDLT Yellowのインクワイアリーで、夜は8研の3回目エディプスコンプレックスー親ふたりとわたしで作る三角形ーでのインクワイアリー。この複雑怪奇な三角形を掘り続けていることから得てるものを新年早々実感している。

三が日の間に、過去の人間関係しくじった時のことを思い出して振り返る時間があった。すごく昔のことや、ここ数年内のことだったり、やらかしたことが色々ある中で、どんな時も大概自分の思いどおりに(なるかならないかの結果はさて置き)したいという力がどこかで働いていたことに薄っすら気づく。そんなことを前提に、今朝のインクワイアリーで、言葉になど到底ならないような種類の怖さみたいな感覚にほんの少し触れた気がして、ハッとした。起きた出来事の記憶に紐づくわけでもなく、よく座で見かけるような脈々と祖先のDNAづたいに自分の中にあたかもインプラントされたようにあるもの。まあそれが事実そうなのかどうかはわからないし、その判別が重要なわけでもないけれど、怖れがあるためにコントロールをしようとするんだという方程式がくっきりと見えた気がして、

怖れから自由でありますように

オーラソーマの世界で初めて耳にしたこのフレーズの奥深さを感じる。

父や母の存在や言動の更に奥に、彼らの抱く怖れが見え隠れする。

土星
月
冥王星

どれもわたしの太陽としっかりコンタクトのある配置にあるという、このシンボル的星の配置の絶妙なことよ。

母との居心地の良さが格段に違うと感じる今日この頃。離れて暮らすこと、母の人としての痛みを近くで見て感じること、母の老いる姿をこの目で目撃し続けていること、、、そうしながらなんとも言えない切なさと寂しさを感じることなんかが全部居心地の良さに繋がっているんだなあと思うと不思議。

そして昨夜の8ハウス研究会。

前シーズンから続いているエディプス・コンプレックスに基づいた自分の探求。今シーズンは視点を『子ども』から『親』へと移していく全6回の昨夜は3回目。

面白かった。ここにきてエレクトラ・コンプレックスが出てきて、エディプス・コンプレックスとの違いを明瞭にザビエが語ってくれたおかげで、これまでなんとなくでしかわからなかったのがクリアになってきた。そこにきて、自分への問いが提案される。

自分と親たちは、このコンプレックスを型にして考えた場合、どんな立ち位置にそれぞれいたのだろう。父は自身の権力を家庭の中で、社会で、どのように使っていたのだろう。そして母は、それをどのように受け止めて(＝評価して)いたのだろう。そして彼らの子である自分は、この親という二人の男女間で繰り広げられる関係性ドラマに、どんな立ち位置として利用されたのだろう。

知りたいようで知りたくないような、でもみていくと、関係性で無自覚にやってきた自分のパターンしか見えてこなかったりするから、最早面白い。『だから自分はあんな反応やあんな受け止め方をしたのか。』とか、『関わる相手とはいつもあんな同じパターンに陥ってたのか。』とかとか。

ある種これも沼なんだけど、わたしには謎解きの感覚に近くて、『面白い』が勝ってしまう。インクワイアリーという方法は、掘り下げる過程で出くわす各種感情ー特に悲しみや不安や怒りのような扱いが苦手なものーに触れながら理解に落ちていく感じが圧倒的に心地良い(当社比！)。

確か2008年だったか2009年だったか、とにかく当時会社員としてのキャリアを構築したい自分と、同時になんとか30代のうちに結婚したい自分でしっちゃかめっちゃかだった頃に出逢ってしまったザビエに打ち込まれた、

『あなたファザコンです』

問題に、今日もこうして新たな章が綴られていくのであります。

自分を知っていくことというのは、『わかった、知った、はいおしまい！』なんてことじゃないんだなあ、とつくづく感じるわけで、これもまた沼作業でしかないけれど、死ぬまでに一体どのくらい自分のことを『知ったつもり』になれるんだろう、なんて途方もない問いも浮かんだり。

ほんとはザビエの個人セッションの宣伝に繋がるものを書きたかったけど、そうはならなかった（笑）

今週土曜からオンラインセッション受け付けします！
今回は先着順とさせていただきます！

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