Perfume P Cubedツアーに参加して感じたエモみを語らせてくれ
(ツアー期間中のため、曲順とかの情報を載せるのは控えています)
ぼくのPerfume歴と絡めながら、ひとつのアーティストをずっと応援し続けることのエモさみたいなものを、今日はお話したいと思ってます。
Perfumeに興味があった中学生時代
ぼくは今23歳です。中学1年か2年のときに、Perfumeのアルバム「GAME」を近所のレンタルショップで手にしたのがはじまりでした。
その頃Perfumeはまだ「近未来テクノポップアイドルユニット」感がまだあり、「アイドルを聴くとか(笑)」と心のどこかで思っていたぼくは、ライブに行くなんてこの時は思ってませんでした。
次に出たアルバム「⊿(トライアングル)」もレンタルで借りてたくさん聞いていました。
時は経ち、中学3年の冬に近所のブックオフで「Perfume 1st tour GAME」のDVDを手に入れ、ライブというものにちょっとずつ興味を持ちはじめていました。「ついこの前東京ドームでライブあったんだ…」と思いつつ、ライブに行ったことないのにいきなり東京に行けるわけもなく、そのあとに出た東京ドームライブのDVDを見ていました。
初めてライブに行った高専生時代
受験も終わり、高専生になったぼくは、携帯代を払うためにバイトをはじめます。(余談ですが、携帯を持つのは自分で払えるようになってからという我が家の方針でした)とはいえ、携帯代を払っても十分他の用途に使えるくらいのお金を手にした僕は、ここで「ライブに行ってみよう」と決心をします。
4枚目のアルバム「JPN」を買って(ここ重要)、アルバムをひっさげたツアー「JPN」に参加します。地元の愛知公演と、大阪に祖母の家があって泊まれるという理由で大阪公演。初めての遠征デビューです。
「Perfumeカッコいいなあ、ライブ会場の大きなスピーカーだと音の迫力が全然違うなあ」そんなことを思った記憶があります。
そのあとも、新しいアルバムが出るたびにライブへ繰り出す学生生活を送っていました。もうこの頃には、バイトの目的は「ライブへ行くこと」に変わっていました。
4th tour の LEVEL 3 ドームツアーでは、初めて東京ドームに行きました。
5th tour の ぐるんぐるんでは、足を伸ばしてPerfumeの故郷である広島にも行きました。
就活の時期がかぶっていたために、P10には行けず…。
遠征が加速した社会人時代
就職をして、福井に住み始めるようになります。
車が必須ということもあり車を手に入れ、学生時代では考えられないほど収入が増えたのでもう無敵です。
6th tour の COSMIC EXPLORER では運良く福井に来てくれて、その後の追加公演であるDOME EDITIONでは、大阪と福岡にヒョイっと飛べるようになりました。
7th tour FUTURE POPでは「有給」「車」「社会人力」を駆使して長野・静岡・愛知・横浜・大阪に行きました。
ざっと思い出しながら書いてみましたが、こんな感じ。
振り返ると、自分の成長のそばにいつもPerfumeがいたわけです。しかも、自分なりの考えを持って動ける10代〜20代に向けてのこの期間だから、情報量が子供の頃とは全然違うわけです。
2020年のP Cubed
そんな僕が東京に引っ越してきて、転職をして…次のステージだ!っていうタイミングでまたPerfumeのツアーが始まりました。
今回のツアーは、Perfumeのベスト盤「Perfume the Best P Cubed」をひっさげてのドームツアー。ベスト盤なので、最初のアルバムから最新の曲までバランスよく収録しています。
この記事を書いているタイミングではまだ東京公演が終わっていないので、セットリストは書けませんが、「昔の曲から今の曲まで」ガンガンやってくれるわけです。今までの人生のあちこちにPerfumeがいて、それを思い出すからエモい。新曲をやってくれたときの「ワーッ!」ともまた違う気持ちになれました。
よくありがちな「受験のときにDream Fighterに背中押されました!」「初めての一人暮らし、ワンルーム・ディスコに元気付けられました!」みたいなカッコいいエピソードはなく、「ただその時によく聴いていた」だけでも、それを聴いていた当時のことが自然に頭の中に思い浮かぶのです。エモくないわけがない。
こんな気持ちになれるのって、リアルタイムで応援し続けてきたからこそなんだなと思います。素敵な体験ができて幸せです、ありがとうPerfume!
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