見出し画像

Sonett: Age of mental survival

pitniemWriter

The changing nature, Volatility.
No one knows what'll happen, Uncertainty.
The confusion of things, Complexity,
and easy to mislead, Ambiguity.

They affect greatly people and society.
Yesterday's success will not assist us,
to ensure tomorrow's success more plus.
The solution should be diversity.

Let's make your environment elastic.
It can grow your mental capacity.
And it's no need to fear others' thinking.

Let's grow your spiritual world fantastic.
It can refresh your pure vitality.
And it's your time to fix human linking.


VUCAの時代を生きる

 VUCA(ヴーカ)とは、以下の4つの概念をあらわすキーワードの頭文字をつなげたものの事です。
  Volatility  事態はどんどん移り変わっていく
  Uncertainty 確実にこれだとは誰もいえない
  Complexity 事はそれほど簡単ではない
  Ambiguity  すべてもやもやしている

 本稿ではVUCAの時代をどう受け止めて生き抜いていくかについて、易学的視点を織り込みながら考察します。

Volatility

 変動の時代。状況は常にめまぐるしく変わり、その変化に対応し続けていかなければ生き残れない時代です。易経を学んだ事があれば「当たり前じゃん」で済んでしまう様な事で、何が変動するか、どう変動するか、それが自分や環境にどの様に関わるかを予測して対応策を検討する事になるだけの事ですし、そもそもうつろいゆく人の世については昔から言われている事でもあり、目新しい概念ではありませんね。
 こういう時代に生き残る為には、どの様な変動があっても、その変動の行き着く先と影響力の強さを察知して適切に判断し、行動する柔軟な感性と行動力が求められます。


Uncertainty

 不確実の時代。世の中、何が正しい情報で、どう理解すれば良いのかが不明なために、絶対にこうだ、などと言う事は出来ない状況です。これも易学を学んだ人にとっては常にそういう前提で占断する癖がついているので「それがどうしたの?」というべき事ですが、何をしても「これで完成」「これでおしまい」「これで大丈夫」と言い切れないー状態は、限りなく不安なものです。
 こういう状況では、Uncertaintyをかき分けて輝かしい未来への道を見出していく事が必要になります。現在置かれた状況の中で、不確実性を高めている要因は何か、逆に確実性の高い要因は何かを明確にしてより堅実な道筋を粘り強く作っていく事が大切です。


Complexity

 複雑化の時代。状況は単純で一見すれば理解出来る様なものではなく、沢山の要因が様々な形で絡み合いながら成り立っている為に、理解し難いものになっています。易学を学んだ人なら、普段から問題を主体とそれ以外の事物に分け、それぞれが置かれた状況を相関関係を分析しているので、複雑といっても程度の問題で、未知の問題ではありません。
 この様な状況下では、現状に変化をもたらすきっかけになる要素と、発動または停止する条件や事象と、発生するタイミングと結果を予測する事が重要です。ただし、結果の妥当性は術者の見識と技量次第なので、それがどの程度現実に寄与出来るかは別問題です。


Ambiguity

 曖昧の時代。状況は一見何とでも言えそうな様相を装っています。どの因子の効果でこの結果につながっているのか、なかなか解明する事が困難なため、弱点を補強したり、または強みを伸ばしたりするにはどうすれば良いかについても良い答えが得難くなっています。
 この様な状況下では、意思決定に際して自分の進みたい道筋を明るく照らすだけの情報を整える事が求められます。粘り強く仮説を立てて錯綜する情報の中から関係するものを拾い出し再構成する地道な作業の繰り返しは、まさしく易による問題解決プロセスそのものです。

個人からチームへ

 昨今VUCAというキーワードもすっかり珍しいものではなくなりました。それなりに解釈された内容がネットやメディアでも紹介されていて、誰でも知る事が出来る様になっています。その結果、VUCAを強く意識するなら生き残りの為には、発想力、洞察力、決断力、行動力、探究心、粘り強さが不可欠である事はすぐに分かると思います。
 しかし、VUCAとは元々軍事関連で言われてきた、自らや味方の生死に直結する所での意思決定に関わるセオリーです。それは実弾が飛んでこないだけでビジネス場面でも同じ意味合いを持っています。生き残りたかったら上記の素養を身につけろ、という事です。
 従って、これを自分のレベルで理解したら、次は実践レベルで自らの行動にどう活かしていけるかを検討する必要があります。軍隊でもビジネスでも戦いは一人でするものではないからです。自ら決断し行動する事によって、自分を取り巻く状況からVUCAの要素を取り去り、確実に勝利条件を満たせる状況を作っていく事が、最終的な目的となるはずです。