1人語り📻を2ヶ月して、アドリブと自己開示にどんな変化があったか研究報告

MOMO

2024年6月20日 02:03

今日はこの4月からスタートした
自分のpodcast番組とそのきっかけ、目的
現状についてお話をしてみたいと思います。

その名も「とにポチ」

フルネームは、
とにかくボタンをポチッと押してみて始めるオートエスノグラフィー
です。

このラジオを通して、
アドリブと自己開示について探究していく

その記録と現状について
ご紹介させていただければと思います。

#アドリブ力をつけたいけれどうまくいかない
 #言語化できるようになりたいけれどままならない
 #自己開示できるようになりたいけれど拙い

オートエスノグラフィーってなんぞや？

オートエスノグラフィー（英語: autoethnography）とは、著者が自己省察および著述を用いて、個人的経験を調査し、その自伝的なストーリーをより広い文化的、政治的、社会的な意味・理解へと結びつけるための、質的研究のひとつの形態である

Wikipedia

そう、自己観察の記録という感じです。

「〇〇したいけれど、うまくいかない」

というと、あなたなら
何を思い浮かべますか？

どんな人にも、
なかなかうまくならないとか
なんであの人みたいにうまくできないんだろう
みたいに思った経験はあるのではないでしょうか？

そもそも、
「うまくなる必要があるのか？」
ということにもひとつ疑問を持ちながら、
先ずは続けてみて、
自分がどう変化するのかを見つめてみよう。

そんな試みです。

こちらの講座の課題として、
スタートしました。

#flierbookcamp

ドミニク・チェンさんと渡邉康太郎さん
激推しのお2人
(康太郎さんは #あわ研発足のきっかけにも
なったお方)

豪華なお2人の講師が展開する4カ月の講座。
絶対受けないと後悔する！とフライングゲットばりに超速で申込をした講座です。

講師のお2人も、自らの"拙いこと"に挑戦し、その記録をつけています。

テクノとメタテクノという
2つの表現様式でその記録をつけていくのですが、

ある人は、

テクノ＝写真
メタテクノ＝日記
テクノを選んだきっかけ＝日常の景色をフィルターを通して見つめ直す

ある人は、

テクノ＝お味噌汁づくり
メタテクノ＝カレンダー絵日記
テクノを選んだきっかけ＝料理で健康に、まずは続けやすいお味噌汁から

のような。

わたしの場合、

テクノ＝1人語りpodcast📻
メタテクノ＝日記？
テクノを選んだきっかけ＝アドリブ力をつけたい、自己開示ができるようになりたい

という感じで

テクノでは拙いことに挑戦し
メタテクノではその副音声的な記録をします。

1人語りラジオを始めてどうだった？

ラジオを始めたのは、4/20。

ちょうど、明日6/20で
始めてから2カ月になります。

結論でいうと、

✔️自分の戦術スタイルはなかなか変わらない
✔️アドリブ力(とっさにやり過ごす)は備わらない、準備と本番(インプットとアウトプット)のサイクルを速めることだけ
✔️肝は座ってくる
✔️肝が座り出すと、表現機会が増えてきた
✔️表現を楽しいと思うまでになっている
✔️姿勢は変えられるのかも、但し持続性があるかどうかは不明

という状況です。

✔️肝が座り出すと、表現機会が増えてきた

これは、「楽しいと思うことをやっていたら
気がつけば仕事(或いは何かのチャンス)に
繋がっていた」なんて話にも
繋がるかもしれません。
(そんな目的で始めたのではないですが。無論、きっかけは推し活なので、もっと邪ですが)

具体的なチャンスというと、

・仕事でローカルラジオ番組に10分生出演
・転職先のグループ会社の総会で何故か自社の社長の発表時間を代わりにバトンが渡される
・競合5社コンペのプレゼンで急遽先輩からプレゼンターを丸振りされ、なんとか獲得(明確に繋がっている理由を別途説明)
・推しと落ち着いてコミュニケーションをとる

というところです。

上記に入れていませんが、

以前よりも雑談が力まずできるように
なってきたようにも思えます。

力まずがポイントです、
力みまくっていました。

それでは、
どんな2カ月だったのか、
具体的な記録をみていきましょう。

とにポチのトークテーマ及び、研究テーマ

トークテーマタイトルに沿ってみていくと
なんとなく推移がみえるように思えます。

まずは最初の1カ月を。

リストは下から上に伸びていく形なのですが、

4.20
初日はそもそも、録音ボタンを押すことさえ
ままならなかったです。

TAKE4でようやく、でした。

こだわりたい云々でなく、
普段独り言をする文化もないので、
どう話し出せばいいかわからない。
(独り言がうまい人、なんてのも
いないかもしれないけれど)

どうやって話進めたのか？
それも推し活なんです。

わたしは無類のラジオラバーで、
ANNやらpodcastやら聴きかじっています。
(具体的にどんなラジオが好きかみたいな話は
脱線し過ぎてしまうため、割愛)

渡邉康太郎さんのファンになったのも
podcastの超相対性理論がきっかけでした。

その推し活での、好きなパーソナリティの方の
喋り方を、1人語りでまねるのです。
リズムとか、言い回しとか。

そうすると、なんとか口が進むのです。
スポーツをする子どもがプロ選手の動きを真似たい！みたいなのってこれかしら。

そう、その真似行為が楽しくて
ほぼ毎日、続けられています。

そして、その他の気づきは
下の図の通り。

1人語りを通して、どう変化したか？
でいうと、自分の中の問いや言葉を
掬い上げることができなかったのが、
できるようになってきた。

それは何故か？

自分のペースで
自分の関心ごとについて
ゆるゆると話せる環境なので
みつけやすい、と思います。

普段、こんなに喋らないというくらい
自分の考えていることをぺらぺらと
喋っています。

そこに補助線としてひかれるのが、
「さみしさをどう認知するか？」
「わかりやすく伝える、とは？」
のようなテーマ。

1人で語るメリットは
そのテーマでの掘り起こし具合、ペースが
自分基準でオッケーなので

足りない時はいくらでも延長できるし
興味が他に行ったらそのテーマを後にしてもいい。
誰かを呼んで一緒に語ってもいい。
自由。

※くらたつさんと語った、わかりやすさとわかりにくさのあわいの話。

こんな自由をpodcastで電波に乗せている
そんな奇行をしております。

そして、

2カ月経ってみてみえてきた変化
　

2カ月目で、
どんどん肩の力が抜けてきて、
自分以外のものを語りながら
自己開示するということが
少しずつ掴めてきたように思います。

マイロック史とか、違国日記の感想とか。

1カ月目は、謎に撮れ高を気にして
引用や何か有益な話をしなければ
みたいな力が入っていたのが否めません。
(力んでいても、有益な内容ではなかったですが)

ラジオとしては、
自分の好きな星野源さんのANNや
ゆる言語学ラジオのような

話している人自身が面白くて
自分で笑っちゃっている感じが好きだから
そんな風に語りたいなと思っています。

最初は緊張したけど、

いまはナチュラルに自分で言いながら
自分で笑うことも。
(面白いギャグを言っているわけではありませんのでご容赦ください、思い出し笑い的なものです)

人と話す時も、
人前で話す時も、
自分がどんな感情かというのを
大事にしたいなって思いが強まりました。

抽象偏重型ではあるものの
ベースがロジカル寄りなので
(理屈っぽいの方が正解か)

エモを意識的に足すくらいの方が
ちょうどいいのかな、と話しながら
或いは自分で聴き直しながら感じています。

そう、
プレゼンターを急遽任されて、という
エピソードのところと繋がるのですが

いままでずっと自分の声を聴くのも
聴かれるのも恥ずかしくて、
自信がなかったです。

せせこましくて、
滑舌も悪くて、
ふわふわ浮いている感じ。

けれど、
1人語りラジオで
毎日自分の声を聴きなおしていたら
それなりに聴きやすいペースになったり
一言一言をしっかり発音できたり
変化が出てきました。

そして、
聴いてもらえることにも
有難くも慣れてきて、

プレゼンの練習においても
録音アプリで録ることも
聴いてもらうためにデータを共有することも
恥じらわず、躊躇わずに進められたのは
この1人語りラジオのおかげでした。

自分の声の録音データの共有も
300人の前の発表も
ラジオ生出演も

以前の自分なら、怖くて
尻込んでいたかもしれません。
或いはチャレンジしても
もぞもぞしていたかも。

でも、1人語りラジオをしていたから
堂々と挑めた。

推し活×課題取り組み力×ラジオラバー資質
が思いもよらぬ道を拓けてくれたと思います。

追究したい問いを自分の中から掘り起こす

谷川嘉浩さんの「人生のルールを外れる衝動のみつけかた」にて紹介されていた、セルフインタビュー。

自分で自分にインタビューする、
というのがなかなか難しい。

と思っていましたが、

この2カ月間だけでも
自分で深めたいテーマに出逢い、
自分で好きなところまでポツポツ語り
次のテーマがじわじわ浮かび上がってくる…

そんなサイクルに気づき始めたとき、
「これ、セルフインタビューってことで
いいんでは？」
という謎のポジティブシンキングに立ち寄っています。(誤読礼賛)

ちなみに、
語ったテーマは以下のようなもの。

自らの課題テーマについて語ってみる_______
・アドリブとは？
・自己開示とは？
・どんな風な喋り手になりたい？

関心テーマについて語ってみる_______
・さみしさとは？
・わかりやすいとは？
・感情を口に出してみる
・自己開示に際する、境界線
・変わると変わらないのあわい
・翻訳について　※最新シリーズ

好き作品やものについて語ってみる___
・マイロック史
・違国日記
・ミヒャエルエンデのモモ

自分のメタテクノについて語ってみる___
・英語交換日記を始めた話
・急遽プレゼンの話
・グループ総会での発表を直前に任された話

好き勝手追究するのには、
1人語りラジオはちょうどいい。

とにかくポチッと押してしまえば
あとはなんとか泳いでみる。
どこかの島には辿り着く。

行きたかった島じゃなくても
何かの自信になる。

次の投稿では、語りきれていない

✔️変化を与えるエッセンス
✔️実際追究してみてテーマに対してどうだった

みたいなところを語れたら嬉しいです。

そう、
自分でもびっくりするくらい
饒舌になったnoteでした。

ここまで読んでくださった方、
どうもありがとうございました😊✨

もし興味を持たれましたら
とにポチお聴きいただけたら、更に喜びます。

桃

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