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定点観測:バイオ銘柄1Q21

こんにちは、ぴたごらら(@pitagorarara)です。
随分と更新に間が空いてしまいました。年末年始にそこそこnoteを書いたのでその反動と、2月中旬までは小型株爆上げ相場で小金稼ぎに忙しく、それ以降は調整でしみったれていたのであまり書く気になれていませんでした。今回はリハビリも兼ねてバイオ銘柄の2021年第一四半期がどんな感じだったかを振り返ってみたいと思います。日記みたいなもんです。

Disclaimer:
本内容の正確性などは保証できません。本内容、またそれに基づいた投資判断などにつき、私はいかなる責任も取れません。

Biopick2021の振り返り

さて、ひとくちにバイオ銘柄と言っても幅広いですし選定銘柄の好みがバラつく分野ですので、今回はBiopick2021を切り口としてまとめてみたいと思います。Biopick2021については以下でもまとめていますので参考にしてみてください。

私は意図的あるいは非意図的に上位銘柄を保有していますので、個人的にこの切り口で振り返る意味があるということですね。以下の表が上位銘柄を得票数順に並べたもので、ハイライトしてある銘柄が私の現在の保有銘柄です。2021年3月23日にgoogle financeから適当に引っ張ってきている数字なので、正確性は期待しないでください。

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XBI(バイオ銘柄のインデックス)、ARKGはベンチマークとして置いています。

当たり前の話ですが何の銘柄を選ぶかが重要で、とはいえXBI、ARKGのYTDパフォーマンスが奮わない中、ざっくり眺めてみてもBiopick2021銘柄は大健闘しているのではないでしょうか。

保有銘柄、過去に保有していた銘柄、検討中の銘柄について

PAVM (PAVmed)

医療機器開発。
YTD +100%越えと調子いいです。大きなニュースとしてはCarpXの最初の患者への使用がうまくいった(株価も反応)ということと、子会社Lucid Diagnosticsがスピンアウトする、という点でしょうか。

まだ売上計上されていないEsoGuard/EsoCheckなどが株価に十分に織り込まれていないと仮定すると、この先も期待できるぞということで保有継続中です。2Q21の決算からが本番というイメージです。Seeking Alphaでも良記事が立て続けに出ていることですし、近いうちに私もnoteでまとめようかと思います。

ONCT (Oncternal Therapeutics)

がん治療薬開発会社。
こちらもYTD +80%と調子いいです。4月以降に複数のデータ開示を控えており、さらなるinflection pointとなることを期待しています。あまり乳がん開発は期待していなかったのですが、学会のlate-breaking abstract(なんかすごいやつ)にも採択されているようでデータが楽しみになってきました。

AFMD (Affimed)

がん治療薬開発。
YTD +40%、とくに最近調子いいです。4月の学会でAFM24の動物実験データ、AFM13とNK細胞療法の併用データを開示予定。最近買い増しました。私の保有銘柄の中で、もしARKGが組み入れるとしたらAFMDじゃないかなという気がします(BFLY除く)。ARKGにまだ求心力が残っているかはさておき…
ポテンシャルを測りかねていることもあり私のBiopick2021銘柄です。

SIOX (Sio Gene Therapies)

遺伝子治療開発。
1月に損切り。確かに割安な銘柄です。ただ割安なだけで株価が上がるわけではないので、しばらくお別れします。

XAIR (Beyond Air)

大気から一酸化窒素(NO)を生成するデリバリーシステムを開発。まだカタリストが来ていないのでfull positionまで買い増しました。5〜7月あたりが勝負。

CRIS (Curis)

がん治療薬開発。
調整時に買うかどうか迷っている間に再浮上。昨年12月も迷っている間に上昇していました。相性が悪い気がするのでしばらく放っておきます。

TRIL (Trillium Therapeutics)

がん治療薬開発。
YTD -27%と調子悪いです。こつこつナンピン中。
ALXO (ALX Oncology)との性能比較がtwitterで話題になっていて、内容が複雑ですが興味のある方はそちら調べてみると面白いかもしれません。TRIL派、ALXO派、みんな仲良くやろうよ派で喧嘩になっています。

ANVS (Annovis Bio)

アルツハイマー病、パーキンソン病治療薬開発。
Biopick2021全体で今のところ2位の上昇率。私もそこそこ稼がせてもらいましたが既に利確済みです。再エントリーは今のところないかな。

BNGO (Bionano Genomics)

こちらは説明不要ですね。少し株価の下がった現在でも時価総額が$2b超えということで、再エントリーはしないです。

EVFM (Evofem Biosciences)

避妊薬、性感染症予防薬開発。
YTDは悪くないですが高値掴みのため被弾中。処遇を考えています。

KALA (Kala Pharmaceuticals)、VBIV (VBI Vaccines)、XERS (Xeris Pharmaceuticals)

少し気になる銘柄たち。

個人的な反省点

個人的にYTDパフォーマンスは良いのですが、調整前にきちんと利確、逆指値をかけておけばよかったという反省点があります。EVFMでの含み損などがその最たる例ですね。普段値動きの激しい銘柄を扱うこともあり振り落とされないように逆指値はあまりかけていないのですが、自分が調子に乗っていると感じる時はそのあたり厳しくしておく必要があるかもしれません。

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