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始まった東京ライフ

東京に住み始めて1ヶ月が経った。

「東京だぞ!日本の首都だぞ!」と勇んでやって来たものの、拍子抜けするくらいのどかな街に住んでいる。
桜が咲いていた時期は、散歩中にウグイスの鳴き声がよく聞こえた。なんか「ピーヒョロロロ」と鳴く鳥も飛んでいた。横断歩道の無い道を渡ろうと佇んでいると、大体車が止まって道を譲ってくれるのでありがたい。週末は自転車を漕いで近所のスーパーやドラッグストアを巡っている。もっと東京然とした街に遊びに出かけた方が良いのかもしれないけれど、こういうのは、まず足元を固めることが大事。隣町に旧知の友人が住んでいるので、休みの日に軽く遊べるのが嬉しく、何かと心強い。

4月1日からは新しい仕事も始まった。
仕事の序盤というのは、ろくな引き継ぎも無い中不安とプレッシャーで毎日吐きそうになりながら通勤するのがデフォルトだと思っていたのだが(前職の時がそうだった)、今の所とても丁寧に業務を教えてもらえていて、こちらも拍子抜けした。同僚の約半数はアメリカ人なので、もともと日本語スピーカーと英語スピーカーが入り乱れている職場なのだが、私は第三勢力の関西弁スピーカーとして孤軍奮闘している。採用面接の時に「関西弁で仕事しますけどいいですか?」と質問した上で内定を頂いているので、問題はないと思う。

諸事情により定期券を買えるのが来月からであることに加え、このご時世ということもあって、基本的には自宅と職場を直線的に往復する点Pのような生活を送っている。来月ぐらいからは、もう少し行動範囲を広げて動きを複雑化していきたい所存。

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