見出し画像

PS2のゲームをUSBから起動するー北斗で検証(ディスク読み込み不良のPS2用)

北斗のディスクが調子が悪く、読み込みが止まるのを解消したい!


ゲームの起動がたまにうまく行かないし、起動中にもディスクが止まったりする。ぼちぼち寿命が来てるか…?

というわけで、PS2のメモカ改造済みであることを前提にしてUSBからゲームを起動できるようにしてみます。


まずは、PS2のソフトを起動するためにPCでディスクのイメージを作っておきます。DVD Decrypterでディスクイメージを作るだけ。

次に、ゲームイメージを圧縮します。こうしないとDVDサイズのままなので凄く容量を食うし読み込むのもひと手間かかる。

OPL Manager(管理ツール。リサイズもここでやる)

管理ツールをダウンロード、PS2で使用するUSBメモリ(FAT32)をPCに接続する。

日本語化対応

言語選択後、フォルダを選ばされる。ここでUSBの直下を選択。

そうするとOPL用のフォルダが無いと言われるので作成する

OPL-フォルダ作成

直下のフォルダ。 PCにも保存しておきたい場合は、別のとこに作ってからコピーしてもよい。

ドライブ直下を選ぼう(のちにPS2側で読み込むため)

自動でフォルダが作成される。今回使うゲームは北斗。後でPCに保存してあるISOを変換してZSOでDVDフォルダに入れる。

リストを再読み込みするとゲームがあれば読み込まれる。(ISOファイルかリサイズ後のZSOがあれば。)

北斗の読み込み例(DVDフォルダ)

リサイズの方法:ISOからZSOへ

ツール→ISO/ZSO

Convert

北斗のISOファイルを選択する。出力先はデフォルトのままで基本よい。(OPL用のフォルダに出力される)

北斗のISOファイル。4GB以上…。

ISO→ZSO圧縮。ISOのフォルダをブラウズボタンから参照し、出力先はOPLのフォルダ(北斗ならDVD)に。

ISO→ZSO

圧縮結果。(USBメモリ直下じゃないフォルダにあるのでこのままだとPS2で読み込めません。こういう場合、直下に移動しよう)

圧縮後、600MBくらい

ファイル名がおかしいと言われるので、OKを押して次へ

北斗のファイル名を後で変更する

先ほど作成したファイルの名前をデータベースからタイトル取得を押して変更する。ファイル名を変更する。

データベースから取得→ファイル名を更新

リネームを要求されるので許可する。

リネーム

ゲームのカバー画像を設定する

バッチ処理→ARTダウンロード 開始ボタンを押す。

ART

正常にカバー画像が表示される。

Cover

これでPC側での作業はほぼ終わり、後はOPLをPS2で起動して、北斗をUSBから実行しよう。

OPLを最新版に変更するーZSOをサポートしたバージョンにする

もし、OPLが古いバージョンの場合は、更新しよう。USBにOPL最新版を入れておく。後はPCから外してPS2にUSBを刺そう。

 ほかの主な更新はメモリーカードからゲームを実行する、MC2SIO/MX4SIOに対応するもの。こっちはメモカアダプタ側にSDカードとの相性がめちゃくちゃ存在するらしく、動作可能なSDカードを見極めないと読み込まれないとか。
 USB起動はPS2の動作規格がUSB1.1と非常に遅いため、最速で動作するのがメモカなのでそっちのがいいよねっていうことらしい。

USBに入れたOPL.ELFをR1を押してコピー。

uLaunchELFを使い、USBからFMCBメモカにOPL最新版を移動する。

FMCBのメモカに最新版OPLを貼り付け。

PS2でOPLを使い、USBからゲームを起動

***あらかじめFMCBメモカ内のOPL最新版を開いて、設定を済ませて置く。USBを起動できるように、BDM Start Modeをオートへ。

設定。USBも認識するようにする必要がある。HDDは薄型だと内蔵しないのでオフでよい

参考。


 北斗をやるならついでにチートコードを実行して、そっからOPLを使うとUSBでの起動する利点が出てくる。

 Cheat Deviceを起動し、北斗のコードを有効にする。その後、ゲーム起動をディスクではなくmc0:BOOT/BOOT.ELFを選ぶ。そうしたらOPLを選んで起動できる。

mc0はメモカ1番目
FMCBのメモカ内にある最新版OPL.ELFを起動する。

 無事に起動できればチートコードが適用される。ただし、初回のゲーム読み込みが尋常じゃなく遅いのでゆっくり待とう。これが許せない!という人は、メモカからゲームを起動するMC2SIO/MX4SIOを調べてほしい…。

判定表示コードON状態。

実際にPS2起動から北斗をUSBで実行するまでのテスト。


追記:メモカ版(高速読み込み*専用アダプタが必須)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?