フェラーリ買って資産を守れ❗️趣味と実益兼ねて一段上のライフスタイル目指そう!
▪️フェラーリとの馴れ初め
実はかえるさんはフェラーリが大好物❗️
完全にスーパーカー世代で『サーキットの狼』が大ブームになった1970年代からだからフェラーリ愛はかれこれ50年 笑
いつかは乗ってみたいからいつかは所有したい
モチベーションとは不思議なもので明確な目標があるとそれに向けてひたむきに努力し、それが成果を生み仕事も好循環になる。
普通のいわゆる物質的な目標だとそれを手に入れることで終了だが、数10年思い焦がれた目標はとにかく特別で、その思いが強すぎて 『資金』 だけでなく 『購入理由』 が必要になってきた。
金ができたからだけでは購入しない
とても面倒くさいことを考え始めてしまった。それくらい僕の中では特別な存在だったフェラーリを幸運なことに購入したきっかけは 『昇進』 だ。
外資系証券会社のタイトルはアナリストから始まりアソシエイト、ヴァイスプレジデント、ディレクターと続き泣く子も黙る最終タイトルは マネジングディレクター (会社によって少し異なる)だ。この不条理なヒエラルキーの頂点に君臨するマネジングディレクターを目指して外資系証券で働いている社員がどれくらいいるかわからないが、ここまで昇進するだめには
運、実力と社内政治
が三位一体最高レベルに達しないと到達できないいわば憧れのタイトル。
僕は幸運なことにそのタイトルに到達でき、それを記念してフェラーリを購入することにしたのが40代前半だった。
■フェラーリは最高のデフレヘッジ
フェラーリを購入して初めてわかったことがあった。
それは初めてのフェラーリを購入した時のこと。
とにかくすぐに乗りたかった僕は中古車を購入することにした。中古車情報誌で自分の気に入ったモデルの赤(フェラーリの象徴ともいえるロッソコルサという色)を探して某正規ディーラーに飛び込みで電話したところ、なんとそのモデルの試乗をすぐにアレンジしてくれた。
フェラーリは敷居が高いと思っていたのだが意外に普通 だと思ったが、とにかく気が変わる前に購入したかったのでその場で即決。僕の目標は意外に あっけなく達成 された。
もう決済する気満々でいたのだが、セールスマンからなんと残価設定ローンを提案された。正直なところなめられた気がしたので全額支払うといったのだが
フェラーリ購入者の80%以上はローンで購入しているのですよ
と言われ少々驚きながらも提案通りローンで購入を決めた。
通常 残価設定ローン というものは3年後の下取り価格のフロアーを決め最終支払日にその金額を払って完済するという仕組み。所有している間に事故だとかしてしまうと下取り価格が変わってしまうがそうでなければ当初決められた金額を支払えばよい。つまり3年後下取り価格が高ければそれまでのローン支払い金額は少なくて済む。
ここで フェラーリというブランドの凄さ を知ることになる。
僕の場合セールスマンから言われたのは
毎月いくら支払いたいですか?
だ。簡単に言うとフェラーリの下取り価格は大方買値と同じなので 毎月の支払いは幾らでも良い ですということだ。
残価設定ローンプランは今ではどの車メーカーでも設定しているが、通常3年後の価値を購入時の30%、ベンツやBMWクラスで40-50%に設定しているのに対してフェラーリは一応80%に設定しているものの実際は購入価格程度の価格を維持している。
ということは簡単に言うと
ランニングコストは車両の価格ではなく維持費のみだ
ということになる。実際は手付金という名の頭金を車両本体価格の約10%とローンを組む際にある程度の支払いを設定しなければならないが3年後売却すればその分が全て戻ってくる。
こんなうまい話あるわけがないと思うかもしれないが僕の経験上、下記の条件が満たされた場合この話に嘘偽りはない。
1. 走行距離が少ない
クルマはそもそも走ることが目的で購入するはずだがこのクラスになると走行距離が価値保全の重要なファクターだ。大体250キロごとに価格の落ち方の傾斜が変わってくる。少なければ少ないほど良い。
2. 修復歴がない
エアバッグが開くような事故を起こしたらこの計画は水の泡となる。
3. 人気のある車種を選ぶ
フェラーリは他のメーカーに比べれば車種は少ないがより人気のある車種を選ぶと安全だ。
これらを守れば あなたのフェラーリライフは十分に充実したものになる のだが、もう一歩踏み出すとさらなるフェラーリブランドの奥深さを知ることになる。
■フェラーリ本当の価値
物の価値は一般的に需要と供給の関係で決まる。
その点でフェラーリは特別な企業理念で成り立った会社だ。そもそも創業者エンツォ・フェラーリは
『顧客が求める数より1台少ない数をつくれ』
といい、レースを運営するために車を生産し、車を売るためにレースで勝つことを目指し魅力的な車を強気な価格設定と高いマージンで限られた富裕層に販売するという特殊な小規模自動車メーカーだ。
当時の親会社Fiat Chrysler Automobiles(FCA)から2015年にスピンオフされNYSEで上場(ティッカーRACE)。公開価格52ドルが現時点で201ドルとなっておりTESLAを除いた他の同業他社と一線を画している。上場後上記のように販売台数を拡大しているものの1車種当たりの販売台数を抑えブランド価値の維持をはかっている。
重要なのはフェラーリには 量産モデルと限定モデルの2つのラインアップ が存在することだ。
もちろん先ほど僕が書いた例は量産モデルの話で、それでも購入後の価値は条件さえ満たせば十分に保持されることに嘘偽りはない。
しかしこの限定モデルに関してはもちろん希少性もあるがフェラーリファンだけでなく投資目的の個人も含めて非常に熱い。
この存在が量産モデルの販売にも一役買っているからくりを説明したい。
■限定モデルの凄さ
この限定モデルだが欲しい人が誰でも新車で買えるわけではない。
量産モデルを一通り購入しかつ短期売買しない、かつ以前に限定モデルを購入もしくは購入に相応しいフェラーリ既存顧客にフェラーリがディーラー経由で
買っても良いですよ
と声がけされるシステムなのだ。
フェラーリ本社からのリストに名前が載っている幸運な人には担当ディーラーから連絡 が入り購入するかどうか決めるがこれを断る理由はほとんどない。何故なら手付金さえ納入できればこの限定車両はほぼ確実に値段が上昇するからだ。(限定車両は通常より若干手付金額が高く大体15%程度)
例えば車両価格4000万円の限定車購入の場合、15%の600万円の手付金を収め2年後納車、ローンを組んでそれから1年後売却するとき、その価格は最低5000万円になっているとしよう。
・600万円+(10万円x12か月)=720万円
・ローン金額3400万円―120万円=3280万円
・5000万円―3280万円=1720万円
・1720万円-600万円=1120万円 3年間純利益
なんだか金融商品のような話になってきたのだが、通常自家用車を購入する時に出口で利回りを期待することなどほぼないだろう。
上の例は非常にコンサバな例で実際はもっとえげつない価格上昇を目の当たりにすることも少なくない。
実際カーセンサー誌に掲載されているこの個体は、新車購入条件が厳しいが 車両価格が3年でほぼ倍 になっている。
先ほどの計算式に当てはめると元金600万円に対してほぼ10倍である 6000万円近い純利益 が計上できることになる。
テンバガーだ。
では株式投資でテンバガー株見つけるのとフェラーリ購入で結果元金の10倍近い利益が得られるのではどちらが簡単だろうか?
フェラーリじゃない?
これってバブル?と思われる方もいると思うので下記のチャートも併せて紹介する。
1995年発表の限定車フェラーリF50 のとあるオークションサイトの価格推移だが、ほぼ右肩上がりで2002年から2021年までの間で7.5倍になっている。
もちろん長期的には需給と合わせて景気要因もあるので多少の上下はあるがそれでも長期投資に耐えうる価格推移だ。
日本のバブルが崩壊し不動産や株式市場が崩壊してしまったがその際資産価値を一番守ったのがフェラーリF40だと言う人がいるくらいだ。
それくらいフェラーリ限定車には投資的見地からも魅力があることがわかるだろう。
■『フェラーリトレイン』
フェラーリ限定車購入のほうがテンバガー株見つけるより簡単という議論は少々炎上しそうだが、 フェラーリ購入の仕組みとこのゲームのルール さえわかっていれば5年あれば多分達成可能である。
ここで僕がそれを目指すならどうすれば良いかのプランをここに書く。
要するにその時点での 量産フラッグシップモデル、売れ筋モデル、他の量産モデルを隙間なく購入 しフェラーリ社が主催するイベントに参加して顔を売ることで達成できる可能性が高い。
ただ全てが上手く行った場合のバラ色のシナリオであることをご理解いただきたい。また都内在住だと車庫費用など意外に高くつくことも忘れてはいけない。
それでもこんなに上手く行くわけがないと思われる方もいると思う。
しかしこれを実践して見事にフェラーリリストに短期で乗った人間がいる。
何を隠そう僕である。
その僕がプランした フェラーリ限定車への道 だから成功の可能性は高いと思う。
フェラーリオーナーにはそれ狙いの 『フェラーリトレイン』 と呼ばれる顧客層が結構多い。
彼らが特に所有して乗りたいわけでもなく量産フェラーリを買って買って買いまくる。彼らはフェラーリがランニングコストの低い、多くの場合は利益をもたらすことを知っているから、安心して購入しガレージの奥で眠らせる。
新たに購入する時はほぼ走行距離のない程度の良い中古車が市場に供給される。その中古車を新車納車までの2年間を待てないオーナーが購入する。中古車市場にも安定的な需要存在するのはこれが理由だ。
限定車への道 『フェラーリトレイン』 の中に一度入るとそれを手に入れるまでやめられない。それが手に入るかどうかわからないのに続けてしまうのは人間の悲しいサガである。
フェラーリの新車需要が減らない、中古車が枯渇している状況はこのようなフェラーリの限定車戦略が理由の一つといえる。
生産台数をある程度絞った中エンドレスな需要が新車中古車に存在するこの好循環はブランド戦略の勝利と言えるだろう。
フェラーリと聞くと何となく富裕層だけの車で庶民には関係ない話だと勝手に考え自分で敷居を高くしてしまっている人は多いと思う。
僕も最初はそうだった。でも実はランニングコストは他のどの車よりも低く、ある意味一番財布に優しい選択肢かもしれない。
さらに フェラーリを所有することでしか得られない味わったことのない経験やそこに集まる今まで生きてきたコミュニティ以外の人との新たな人間関係、もちろんフェラーリという至高のブランドとの濃密な時間 はたとえ『フェラーリトレイン』をしなくてもプライスレスだ。
先日フェラーリの新型車両の試乗会に参加してきて感じたこと、それは若い方が顧客に増えたということだ。コロナ禍での過剰流動性がもたらしたニュージェネレーションと思うが純粋にフェラーリを所有したいという層が増えてきたような気がする。
こういった新陳代謝も起きておりフェラーリ社が盤石であるとしか思えない。
車を買うこと、株を買うことなどフェラーリとのかかわり方はいろいろあるがきっと有形無形のリターンがあると思える理由はたくさんだ。
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