健康診断の読み方(BMI・腹囲)
こんにちは!流行4年目にしてはじめてコロナウイルスに感染した、保健師のナビです(ToT)/~~~
普通にしんどかった…。熱・だるさは2日で終わりましたが、鼻水と咳が中々収まらず、鼻づまりで頭がぼーっとする毎日です。鼻水が一番しんどいんじゃないか。
沖縄に花粉症はないのですが、花粉症の方々の気持ちがわかった気がします。
健康診断読み方について
受けてホッとしたりドキッとしたり、健康診断は体の通信簿のようなもの。でも、数字が並んでいるだけだとわかりづらいこともありますよね。
数値の見方がわかれば、もっと自分の体のことを理解できると思います!
今回は、数回に分けて、生活習慣病の項目にフォーカスした健康診断項目の説明を行っていこうと思います!
まずは、基本のBMIと腹囲から(*^^)v
BMI
BMI値は身長と体重のバランスをみる検査です。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算します
例えば、身長が163㎝、体重60㎏なら、
60÷1.63÷1.63=22.58となります。
体格指数(BMI)
要注意:18.4以下(低体重)…栄養不良、貧血、低血圧、疲れやすいなどの症状がでる場合があります。女性の場合は月経不順のリスクに加え、将来骨密度が低下したり、妊娠時に低出生体重児のリスクがあります。
基準範囲:18.5~24.9
要注意:25.0以上(肥満)…身長に対して体重が多い状態です。BMIだけでは、筋肉量が多いタイプなのか脂肪が多いタイプなのかは区別できません。脂肪が多いタイプの場合は、脂肪細胞から様々なホルモンがでて全身に慢性的な炎症を起こしていますので、生活習慣病になりやすい状態です。軽い運動や食生活の改善が必要です。
腹囲
メタボリックシンドロームを判定するための基本になるのが腹囲です。
腹囲が基準値を超えている場合は内臓脂肪型肥満の疑いがあります。どうして皮下脂肪と区別がつくのかというと、皮下脂肪は重力で垂れるため、下腹や腰回りに多くついていきます。一方内臓脂肪は肝臓や腹膜等につくため垂れずにへその高さにとどまります。よって腹囲は内臓脂肪の状態を測定する基準になります。
基準範囲 男性:84.9㎝以下 女性:89.9㎝以下
異常値 男性85.0㎝以上 女性90㎝以上
女性は皮下脂肪も付きやすいため、男性よりも5㎝基準値が高くなっています。
今日は、BMIと腹囲について説明しました。
明日は血圧値についてお話しますね♪
明日もぜひ、ご覧ください!
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