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【ホロライブ】ホロENの今後は期待できそうという話


これまでのホロENの状況 

 上記の記事にもある通り、今回ホロライブ2期生(council)とproject:HOPEがチーム統合されることになりました。これに際してIRySは自身が所属するHOPEが実質放置状態だったという話をしています。個人的には明確な言及がないだけ(知らないだけであるかも?)で多分EN1,2期も割と、特に2期は放置されてたんじゃないかなぁという気がしています。

 ただの想像ですが、どこか一ヶ所を完全に放置するレベルで手の回ってない組織が、他の部位については万全の体制であるという事をなかなか考えづらいんですよね。IRyS1人をことさら放置したい理由もないでしょうし。1期は世界一の登録者を誇るグラ、200万登録の最強ラッパーカリオペと注力する必要のあるタレントが多いので流石に多少は見てたと思いますが、グループでの取り組みは大体同じく1期のアメリアが技術的に中心になっていたイメージで万全のフォローがある雰囲気ではなさそうでした。

 そういうことを踏まえると、EN2期デビューから3期デビューまで非常に間が空いてしまったことも含めて、ここ2年ほどのENの体制はIRySに限らず全体的にあまり良くなかったのではないかと思っています。コンテンツ立ち上げの大事な時期、しかも海外という重視していたであろう分野でなぜそうなってしまったのかは分かりません。イノナカに続きまた歌中心のプロジェクトをポシャらせたという不幸な実績も重ねてしまいました。

 ただ何事も思うように行けば苦労はないですからね、そうしたくてしたということもないでしょうし。100%の成功を常に引けるなら経営じゃなくギャンブラーか株でもやった方がいいです。

でも今後は期待できそう

 今回3期もデビューし、統合という形でpromiseが誕生したのはそういった体制が終わり運営が良くなったのだという好材料に捉えられます。実際3期デビュー後のホロENの配信量、視聴者数はvtuber全体で見ても高止まりの傾向にあるようで、活気づいています。

 日本のファンの話題でも初の双子vtuberフワ&モコや配信モンスターのビジューなどを中心にENの話が増え始めた実感もあります。世界に旋風を巻き起こした1期生の神話よもう一度…とは簡単にいかないでしょうが、色々な展開含めて上げ潮に乗っていってほしいですね。 


余談、モノを売るということ

 アフリカで靴を売るビジネスマンの話をご存知でしょうか。簡単に言うとアフリカに靴を売りにきた2人のビジネスマンがいて、aは誰も靴を履いてないからそこは市場ではないと思った、bは誰も靴を履いてないからそこはこれから靴を履かせられる大きな市場だと思った、という話です。

 この話はこの後隣国に行って靴を売ったりタダで靴をあげたりサッカーボールを置いたり本社から専門のマーケターが来てソリューションを考えたり色々種類があるようですが、共通するのは工夫と調査のようです。市場ではないから次を探すという判断も一つですし、市場と判断したならどう売るかを考えるのが重要ということですね。

 ホロENはreddit(海外掲示板)のフォーラムに管理人を置いて公式化しているのですが、スターズENのデビュー後に管理人の権限で強火のプッシュを繰り返した結果ウザがった既存ファンが不満を溜め込んで定期的に爆発していたそうです。靴を履かない人に上手く買わせるどころか、履け履けと無理やり履かせて回ったようなものですから、靴なんて二度と見たくないという人も増えたかもしれません。

 こういういかにも上手く行かなそうなやり方をしてしまう理由が、自分は大丈夫だという根拠のない正常性バイアスなのか、何らかの根拠があって実行したのかはわかりません。ただ最近ENのその手の話をあまり聞かなくなったあたり、体制の変更でそういった部分も色々見直しがあったのかなぁという気がしてとりあえずはよかったと思います。という余談でした。


 タイトル画像は「アフリカでラクダに靴を売るアホなビジネスマン」でした。(なぜかワンピースの扉絵に似た雰囲気を感じます)


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