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ちょっと難しい話

 bilibili(中)、kktix(台)、ソウル、台北で4thフェスの振り返り上映があるとかでぼちぼち話題になっています。主にbilibiliについてですね。
 自分も諸手を挙げて大賛成…ではないのですが、まぁ1人くらい賛よりの記事がないと運営も可哀想だろうと思って書く事にしました。

戦前

 もう知らない人も増えたと思いますが、昔ホロライブはCN(チャイナ)を設立していました。CNの伸び自体は記憶の限りでは大したことはなかった気がしますが、bilibiliというプラットフォーム上ではホロJPはオンラインイベントを開催したりかなりの人気を博していたようです。(今でもチャンネルは残っているので当時の人気の残滓は感じられます、ついでに言えばYouTubeでは諸事情で消えた動画も見れたりします、古いホロぐらとか新規にお勧め)

 しかし残念ながら政治マターによりその関係にはヒビが入ります。ここら辺の話は書き出すと長くなるので気になる人は調べてもらえたらという感じですが、端的に言えばカバーは炎上の処理に失敗します。問題発生から最低限の落ち着きまでに数ヶ月、一応終息と言えるまでには約一年を要したと記憶しています。弱小事務所にはなかなか荷の重い話だったでしょう。

 いやぁあの時は本当に大変でしたね……国外アンチの勢いは凄まじかったですし、便乗する国内のアンチもたくさんいました。今でもTwitterの絵フブキタグで言語とかいいね数でフィルターして綺麗にフブちゃんの絵だけを抽出するために使っていた検索用ワードがお気に入りに残ってたりします。

 しかしこの時期に初の金盾を輩出し、全体の登録もうなぎのぼりで上昇してvtuber界のトップコンテンツに躍り出ました。ファンもタレントも一丸となって苦しい時期を乗り越えようとする気持ちが更なる躍進のバネになった…と書くと少し美しすぎるでしょうか。

戦後

 そうした大変だった時期から2年経ってようやく戦後が終わったというか、新しいステージに進もうとしているのだとしたらそこは一応賛成です。ただでさえ事故って大損したのに更に機会損失を抱え続けるのも悲しいですしね。

 体勢を立て直せた以上は新規ファンの入り口は多いに越したことはないですし、純粋なファンでアンチの流れを止めきれず悲しい思いをした人も大勢いるでしょうから門戸を解放するという挙動自体は素直に認めて良いのかなと思ってます。

 反面、反対、不安という意見もわかる…というかそれはそれで自然な話なのでその気持ちは否定はしないです。行き過ぎがあればその時はまた批判するべきでしょう、緊張感を持って注視していく。

余談

 余談ですがゲームで言うと既にテンセント関係の案件などを多く受けてますが、今回の件などを通してアズレンコラボなどをしてくれていた元カノのヨースターと復縁の道筋ができると既存ファンにも配信的、またゲーム的にメリットがあるかもしれませんね。


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