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リーダーシップを自覚する

 保育士で整理収納アドバイザー1級のshiroです。
 今日は朝からVoicyで木下斉さんのライブアワーを聞きました。
 話を聞いていてまず、頭に浮かんだのは「リーダーシップ」です。
 対談されている林さんが、自分の意見をしっかりと持って、思いや考えを言葉にしているのを聞いて、伊賀泰代さんの「採用基準」という本を思い出しました。

↑すぐにわかりやすくnoteにまとめてくださいました。

①伊賀泰代さんの「採用基準」を読んで考えたこと


・リーダーとはチームの使命を達成するために必要なことをやる人。「成果を出すこと」を「自説が採用されること」よりも優先する。
・全メンバーがリーダーとしての自覚をもつ。全員がリーダーシップを発揮して問題解決を進める。
・成果を出すことよりも組織の和を優先し、被害調整を行うことはリーダーシップではない。

伊賀泰代さんの「採用基準」より

 私はこの本に3年ほど前に出会いました。この本を読むまでは、仕事においてのリーダーシップとは、クラスリーダーや園長・副園長がとっていくものだと思っていました。
 自分は与えられた仕事を期限内にこなしていくことが大切で、リーダーシップをとることとは関係ない、と思っていました。

 でも、この本を読んで「私も保育士として、より良い保育を目指すリーダーであるという自覚を持とう」と決めました。
 すぐに意見が言えるようにはならなくても、問題についてはいつも自分事として捉えて、意見がいつでも言えるようにしたいと思いました。
 自分のクラスのことではなくても、自分の係のことではなくても、関係ないと思うのではなく、組織の一員として、「自分だったらどうするのか」常に考えて、行動できるときは行動していきたいと思いました。

②自分はリーダーシップを発揮できているのか


 結論で言えばまだまだです。

 組織の和を優先してしまうことの方が多く「もっと自分にできることがあったのではないか」と考える日々です。
 でも、「自分には関係ない」と思うのではなく、いつも自分の意見を持とうとすることで、以前より行動に移せることは増えたように感じます。

 最近、緑の羽根を各クラスに配り、募金箱を設置する、という業務をしました。
 以前の園は、募金箱は全体で1つだったのですが、今の園は各クラス分の募金箱があることを知りました。
 今まで1つの募金箱でもなんの問題もなかったので「そんなにたくさんの募金箱は必要なのだろうか」という疑問が浮かび、上司に質問してみると「1つでも良いと思う」「でも今までずっと各クラスにあったから…」と。
 たくさんの募金箱を設置する、ということはそれだけお金の管理に注意を払わなくてはいけません。もし少額の募金だとしても、誰もいないお部屋に置きっぱなしにはできません。今までは、毎日遅番が各クラスをまわって、全て回収して金庫にしまっていたそうです。
 私たちとって一番大切なのは保育で、お金の管理という手間はできるだけ減らしたほうが保育に集中できると思いました。
 そこで、事務所に近い玄関に1つの募金箱を用意し、そこに募金箱があることは、各クラスのホワイトボードや廊下の掲示で周知することを提案。
 各クラスの先生方にも相談した上で、上司にも再度確認して、とりあえず募金箱1つでやってみる。募金期間は1ヶ月もあるので、やってみて不都合があるようなら、途中からでも各クラスに募金箱を設置する、ということで了承を得ました。
 それから2週間ほどたちまちしたが、保護者と一緒に子どもが募金している姿も目にしていますし、募金箱を減らしたことでの混乱もなかったようです。減らしてくれてありがとうと同僚からは言われました。

 募金箱の数や設置場所については人それぞれ考え方があることなので、正しい答えは1つではないと思います。
 自分の考えが必ずしもベストではないこともあるかもしれません。

 でも、自分なりの考えを持って、行動した点においては、リーダーシップを発揮することができたのではないかと思います。
 こーんな小さなことですが、「採用基準」を読む前の私だったら、指示された通りに仕事をして終わっていたことだったと思うのです…

③まとめ


 朝、Voicyを聞いたことで、リーダーシップについて改めて考え、自分はリーダーシップを発揮することができているのだろうかと振り返る機会になりました。
 林さんのように実行ファースト「まずやってみる」を心がけたいです!
 仕事だけではなく、私生活においても、なんとなく日々を過ごすのではなく、自分のやりたいことに向き合って、考え、行動していくことを大切にしたいと思います。

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